薄の穂通過電車の風を受け右に左に激しく揺れる
延々と苦情の言葉舞い降りてつきることなく初日が終わる
大げさに実績を書く技術さえあればいいのか今期の評価
窓の外激しく変わるお天気を眺めて想う人生いろいろ
ジャズを聴く季節になれば傍らにその人がいたあの日を想う
いい汗を流す喜び抱きしめて見上げる空は高くなり行く
来し方のことと重なる想いもち語らう未来道筋を見る