確実にひとつの時代終わり告げ空席目立つ初場所となる
南では緋寒桜も開花して春が生まれたことを感じる
心・技・体貫くことの難しさ背中で語る綱の引退
寝ては覚め覚めては眠る傍らで雨氷が音を立てて降り行く
既視感を感じてドラマ眺めてる自分の中に葛藤あれば
寒風に負けないようにサルビアの朱が一際鮮やかとなる
目の前を幾つも星が流れ去り眩暈が続く辛いひととき