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2021年05月04日(火) |
なんのお楽しみもない連休なので 贅沢に丸二日を寝て過ごした 生理で身体が重たいんだという言い訳をしながら ほんとうになにもせず横たわるだけの時間 贅沢。これぞゴールデン
きのうは食料尽きて近所まで出かけたけど 今日はまた引きこもり。 遠くの友人とビデオ通話 時差があるからこっちは昼でむこうは夜。 便利な世の中
ワクチンが進んでいる様子をきいてうらやましく思う もうこの暗雲のような生活を晴らすのはワクチンしかない もっと早くやってくれればと思うけど 日本はワクチン輸入だし、治験とか安全優先だもんな 打ったリスクがどうのとかすごい騒ぐし。 どんな良薬にもリスクはあるよ。 副反応のない薬なんかないと思う。
ただでさえ人付き合いが悪いから こんな世になって、人との会話が恐ろしいまでに減っている。 久しぶりに友だちと話せる時間がとてもありがたい 楽しくて高揚するからか、 終わったあとはまるで筋肉痛のようにドッとくる。 コミュ筋肉疲労。 コミュ筋トレしたい。
疲れで早く眠れるのは良い。眠れないよりずっといい。
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2021年04月26日(月) |
有給休暇
三度目の緊急事態宣言? 2日目。 案の定週末の街の人出がどうだったかああだったか 報道が不要に外に出るな。鬱陶しい。 もう情報番組はなにも見ていない。
ツイッターにも続々と中止や延期の文字が流れる まったく知らない公演でも、胸が痛む。
ひとつの興行のために、 たくさん準備の時間やお金や労力を費やして 演者はもちろん数多のスタッフ またその家族も感染に気を付けて、 気を張って過ごしていると思う。 中止になるかもというだけで、客だってこんなにショックなんだ 当事者たちの気持ちがどんなものか 想像もつかない。
ライブ前に、友人たちがメッセージをくれた 東京には来たくても来られなかったのに 楽しんできてと言葉をかけてくれる。 私がその立場だったら、言えただろうか。
早くみんなでライブが見たいだけなのに 壁はあと何枚あって、何度乗り越えればいい 敵の姿が見えないことは 怪獣映画より酷なのかもしれない。
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GRAPEVINE @日比谷野外大音楽堂 |
2021年04月25日(日) |
思えば、日程発表のメール見た瞬間も えっ!!て大きな声が出たし 予定通りの開催を告げるメールにも えっ!!と大きな声が出た。
野音が特別な場所、だというバンドは多いと思う その歴史もそうだし あのロケーション、音の抜け、いい思い出ばかり。 特別で格別だと知っている野音のライブ。
時間通りに着くように電車に乗って 揺られていたら少し寝てた。 日比谷公園の中を通り抜けると、 ネモフィラが満開になっている花壇もあった。きれいね。 親子連れや写真撮ってる女の子たちがいたけれど この賑わいも、いつものこの時期に比べれば静かなものだろう。
入場は始まっていたから、そのまま中へ。 検温、チケット確認、消毒の順。 グッズを買って席につくころ、雲が晴れて西日が差してきた。 今朝まで、天気予報には傘マークが付いていたから 念のためレインウエアをバッグに入れてきたけれど 余計な荷物だったな、静かに開演を待った。
BGMが止むと袖からメンバー登場 歓声はなく、しかし大きな拍手に包まれる。 この静かな幕開けが、新しい生活様式ではなく 「今まで通り」であることに少し笑ってしまう。
そしていつものようにタナカさんはにこやかに会場を見渡す FLYでスタート ぞわぞわと立ち上がり始める客。 立つのね?バイン客立ち上がるの1年半ぶりくらいでは 抜けていく空と風、 この時間が奪われなくて本当によかった 身体を上に伸ばして、空を見上げてマスク越しにも 空気をめいっぱい吸い込む。
放浪とダーリンが続けざまにきたところで これは野音用のセットリストだ という確信があって、 ビールがなくてもふわふわと昇る そこで風待ち。笑ってしまう。出来すぎてるよ。
みんなの声を聞かせてくれなんて不謹慎なこと言いませんので とタナカさんも笑いにしていたけど 本当にバインの客は静かだった。 屋外とてイエーイもヒューも一切なくて、 しかもこれが全然ムリしてガマンしてますじゃなくて ま、黙ってなきゃいけないですし、はい。って 全然ムリしてないのがよくできてる。 図らずもニューノーマル
チケットはいくらか間引いて売ってたのかわからないけど ベンチが全部埋まってる列ってあったんだろうか 私の列は3人しかいなくてスカスカだった。 払い戻しに応じて、きっと大変だろうなあ なんて現実的なことも頭をかすめつつ
弁天さまが流れるころ 空は薄い青空に、白い雲は夕陽の色に染まって そのさらに下の低い位置に灰色の雲が広がっていた 夜が近付いてくる気配のあと
すべてのありふれた光 沈みかけては引き上げる、この配分が、どうしたってずるい びりっと緊張しかけた筋肉がほぐれる ときおり現実が行き交って苦しさが滲むけれど この時間、この音に委ねなくては ここまで来れたんだから
JIVEはどうしても笑ってしまうし 今日もリーダー見に来てるよ Alrightの痛快さは今まで以上だった 浴びてる音に身体が内側から膨らんで 身体が大きくなったような気持ち。 アトロクマンキョクやる!
すっかり日が落ちてからGifted 配信されてた新曲だ 5月に出る新譜からも既に何曲かやってた まともにライブやツアーもなかったけど こうして新しい曲を作りつづけてくれて 新曲、ほんとに音色もあたらしくて ロックバンドながら平然とテルミン鳴ったり やっぱり高野さんの生み出す音のおもしろさ タナカさんの言葉と声、亀ちゃんのメロディ 新しくても、外さないバインならではの音だなと思う。
ぎりぎりのところでライブも開催できたこと 奇跡だなんて言いたくなくて だって当たり前でしょ、って顔していたくて またこの次も会いにくる。 この音にお金を払いたいから、そのために働いてるから。
アンコールはArmaから 当たり前の顔していたいのに、否応なしに視界が滲む 次の夏、いやその次でも夏がくればいい そのときは、ここで笑ってビール飲んで、 いつもの顔たちと、いつもの顔で。 滲んだ景色は流れ落ちずに風で乾いていく 雨は降るはずがなかった。
声の掛け合いなんてないけれど ステージとオーディエンスは呼応してる これがいつものGRAPEVINEだった ステージ上の気分なんて味わったことないけれど あの音も、顔も、こっちを見て発してるってわかる 無観客なんて簡単に言ってくれるな ばかにするな。 ライブは、床の上と下の両方で成り立ってる。
また、達者で、と手を振る 元気でいる 今度はこちらの笑顔まで届けてやるから 待ってろよ。
GRAPEVINE LIVE AT HIBIYA PARK 1.FLY 2.スレドニ・ヴァシュター 3.放浪フリーク 4.Darling' from hell 5.風待ち 6.新曲 7.Golden Dawn 8.無心の歌 9.アルファビル 10.新曲 11.弁天 12.すべてのありふれた光 13.MISOGI 14.JIVE 15.Alright 16.新曲 17.Gifted 18.光について
E1.Arma E2.スロウ E3.smalltown,superhero
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