謎は解いてもいけないし



ああ、なるほどね

2003年08月29日(金)

というのが五條の読書感想。
わからんて!(笑)
読み始めたら面白いので一日で読んでしまいました。
結局面白いとなにより優先してしまうから、これはおもしろかったんです。
うーんと、でも、病院の行き帰りと映画の行き帰りと夜しか読んでなくて読み終えることのできた本だったので、こ難しくは書いてないってことだよね…。でも、この構成力はすごいよね。
甚だ語弊がありますが、昔の少女漫画が好んだ入り組み様です。
少なくともここ最近の本のなかでは一番面白かったです。
わたしはこのテーマ苦手ですけどね。
白状しますと(誰も望んでないが・笑)わたしの初恋は北の人です。
ここから先はちょっとヒューミット向けに話しているようなまとまりのない文章ですからさらっと流してください。
まさか人に恋をするとはわたしは自分でも思っていませんでした。
架空の人間に恋することは得意だったのですが、実際の生きてる人間に、この虚無的な性格から(そうはみえないでしょうが)恋が出来るとは思いませんでした。必然的に初恋は二重写しから始まりましたが、誰かというとシャーロック・ホームズです。北の彼は外見が非常に似ていたのです。
会社の上司でした。同僚に南の女の子もいました。ふたりは恋愛をしていましたが、当然、実ることはないものでした。わたしは単に直属の彼の部下でその会社で唯一のパンチャーで、わたしのテンキー操作が非常に早いのはそのときとった杵柄というヤツです。
わたしはまだそのころまんがを描いていたのですが、恋というものはなにもかも凌駕しました。なにも描けなくなったのです。別にそれでもいいと思いました。もしかしたらそのときになにもかも止めていたら、わたしは今ここにはいません。が。その微妙なバランスのときにひとりの友達から言われた言葉。
「あなたはその程度の人だったのか」
ふふーん。そうですねー、当時のわたしにはプライドがありましたねー。そう言われて、どう考えても未来のない苦しい初恋に自分でケリをつける気になりましたよ。上司である彼にまず恋を告げ、それから退職届を出しました。泣きましたね。苦しかったから。
けれども彼はそれを信じませんでした。わたしは日本人だから。わたしが好きであるはずはないというのです。
日本人が北をどう見るか、自分の経験で知っていると。
「自分だって知らなかった、高校に入るときまでは。だからそのときまでは自分だって差別していた。だから知っている。人はみな差別をするのだ」
実際のところわたしはそういう差別のなかにいませんでしたから、彼が常に携帯していなくてはならないというエイリアン手帳をみせてくれたときにも、その深い意味はわかりませんでした。
「差別」
要は物事の取り方ですが、被害者意識があったらなんでもそうなるし、ほんとに意図して起こる場合もあります。日本人同士だってある。
この難しさを知ってわたしがどうしたかといえば、現在のところ棚に放り投げてあります。
彼とは、意思が通じ合わないまま、ただ上司としては非常に出来た人のまま、そのあと会ったことはありません。
わたしのふるさとであるところは、北の人も南の人も多いです。大陸に近いからなのか、理由は知りません。
祖国と同じように、日本の地でも、彼らの貧富の差は大きいです。
日本人よりももっと。とはいっても、今はとても、恵まれた環境であるとわたしは思いますが。
皮肉にもこのとき最後のつもりで描いた投稿作品は賞を取りましたが、あいにくわたしはその後の自分の希望通りの道には進めませんでした。
人間的に非常に子供だったのです。


まあ、中途半端な懐古はここで終わり。で、いきなり今日の行動日記(笑)。
今日はお仕事はお休みで午前中は腰の病院に行きました。
これは六本木にあるのですが、まあ、言いますと平石クリニックという名前です。なんと行ったらめずらしく空いているのですよ! ここには一ヶ月に一度行っています。おやあ?と思ったらどうやら院長センセイは今日は思いっきりTVに出ているとのこと。看護婦さん曰く、なんだかどこかでみんな知っていて院長がいないと来ないんですよねー、とか…(笑)
そりゃ知らなかったと思ってダンナにVTR頼んで病院から帰ってみたら、ほんとにセンセイだわさ。よくTVに出るとは知っていたけど、まさかこういうメジャーな番組だったとは。
ま、腕もよく、渡りも上手いということでしょうなあ。

んでもって、夕方。
試写会は有楽町。読売ホール。「リーグ・オブ・レジェンド」。
やっぱ…やっぱ…やっぱ、ドリアン・グレイでしょう!
なんっか、ジョニー・デップを思ってしまうのは…まずいのか?(^-^;)
このわけのわからん映画が許せるのは、「M」の正体だろうなあ(笑)
つーか、Mのフルネームというか。
で、フルネームはふーんなるほどなのですが、そのあとがいただけない。
ま、しかし、いただけないのはわたしだけかもしれないので、なにぶん、お気になさらず。

ああー、なんだか、長くなったなあ……(^-^;)
ま、いろいろ中途半端に生きてます。
でもみんな気が付いたらそうだろう?
葉山さんだってさ。



火星はどこ?(笑)

2003年08月27日(水)

はー……
ただいま、通常の三倍の仕事量になってます…
でも、みんながそうだからしかたない。
いやあ、よくやってるよ、みんな。すでに壊れてるのか(笑)

最近だだ茶豆って流行ってるでしょ?
昨日成り行きで買ったんです。
今日、茹でた。
あららららら。ほんと美味しいね!(笑)
ちょっとくせがあるというか、これをこくというのかもしれないけれども、なんだか、嵌りそう…。
しかるに考えたら(いや別に考えなくてもいいんだけど)、ウチの夕食って仕事は早番でも9時前なんですよ。それからフルーツ食べて羊羹食べてそのあとに後かたづけしながら枝豆茹でたのでまた食べるわけ。……ほらあ。これでどうやって痩せますか!(笑)

あのさー…
年金格差ってあるじゃないですかー。
たしかに今のご老人にはたくさん出て、若い方には出なくなるだろうけど…、公平にってのは考え物なんだと思うんですよねー…。
なにが公平なのか。
そりゃ、金銭的には割があわないかもしれませんが、でも、今この国民みな中流と銘打つほどの安定した(といえば語弊があるが)日本は、戦後のなんの娯楽もない(といえば語弊があるが・2)シベリア帰りや満州帰りの今の年配たちが作ってくれたものではないでしょうか。
今はたいていの人たちが生まれたときからTVはカラーで食べるために生きるわけではなく電話だって個人が持てる環境です。
だから…今ある環境を作ってくれた人たちに年金を回していくのは妥当ではないでしょうかー。しかも、それは自分たちの老後の権利にもなるんですよ。自分たちに戻ってこないから払いたくないというのは一見正しい見解のようですけれども、娯楽のためにはバイトをいくらでもするわけですから、その娯楽の出来る環境はどうしてできあがったかとか、考えてみるっつーのは…どうなんですかねー…。ものが揃っていることは良いことだけではありませんが、でもとてもありがたいことだと思うんです。
……うーん、うまく言えてませんね。
難しいです。
ま、わたしは払ってますよ(笑)
国民年金になっても払います、はい。


いや、書こうと思ってたんだけど

2003年08月26日(火)

日付すぎるとわかんなくなっちゃうね(笑)
ともあれ、今日はイベント(会社の)1日目。
やっぱ、忙しいじゃんか!!!
なんでこんなにーーー、と思うけど、
売れないのも困ります…はああ。
明日からの雨のなかでも、客は来るのだろうか。不安。
でもすっごい台風のときにも来ていたから大丈夫だろう…
本当なら忙しくなくよく売れるってのが一番なのだが、まあ、そんな甘いことはぜったいないわな(笑)

あー、ともかく、24日は有明のイベントでした。こっちはシュミのほう(笑)
赤ぶーちゃんにしてはよく出たよ!(笑) 本!
冬コミも申し込みました。目眩でくらくらしてデンジャラスな状態で書いたから、はたしてヌケはなかったか謎です。もし、受かったらおたらいさんが書いてくれるんですってよ! そうかー。ということで。新刊出します。受かってたら。あ、直美ちゃんはどうかしらー。書いてくれるかしらー。ふふふー。あ、そうだ、今在庫はNo.11のみなんだった。通販のページ変えてないなあ。そのうちやろう。
なんかねー、前日寝付けなくてねー、夢をいろいろ見ましたのー。
ひとつめはなんだか修道院みたいなところで、なぜか逃げてるんですよ、わたし。なにから逃げてるのかはわかんないんだけど。で、魔法使いというか、魔女というか、なんか特殊能力を持っている子が助けてくれようとするんだけど、わたしを目掛けてどんどん大砲が撃たれるわけ。ひえーーーー。で、その守ってくれる子が、相手を倒そうとするんだけど、いつのまにか力がでなくなってて。そしてふたりで逃げ回る(笑)
なんのこっちゃーーーー。なんかのプレッシャー?
で、その魔女ちゃんは姿形はまったく後藤真希なんですわ(笑)
そんでもって、手を重ねてビームを出すんですが本人曰く
「ああ、ラージは効くけどショートが使えないー!!!」
なんか大きなモノにビームを出せるんですけど(ビルなんか倒したり)目先の大砲持ってる人には使えないビームなんですよー。いったいなんだったのでしょ。んでもって、起きる(笑)
ふたつめ。なんだかねー、おたらいさんが秘密の御手洗ページもっててねー、わたしに教えてくれないのよー。なにかやるともらえるらしい特殊アドレスなんですよー。なんか、すっごくそこにいろいろあったんだけど、たしか起きたときは覚えていたんだけど、今日になったらさっぱりわすれていた(^-^;) おいおい。なんだったんだーーー。気になる。

ああ、そういえば、わたしは幽霊がきらいです。ホラーもです。スプラッタも。
で、このあいだパイレーツ見たって言ったら、何人かからあの髑髏の人たちは怖くなかったのかと聞かれました。でもそういえばぜんぜん怖くなかったなあ。どうもですね、人としての意思をちゃんと持っているものはどんなカタチでも怖くないようなんですわ。動物でもバケツでもたとえすごい顔でも。
わけのわからないものが怖いんですわ。
だからノックして「はい」としか返事をしないトイレの花子さんは怖いが、嘆きのマープルは怖くないんです。てなてなカンジかなあ…。

あ、まずい、こんな時間だー!
明日も大変だから、寝る(笑)
とりあえず、今は頭痛はしてない。るるるー。おやすみ。




懇親会。

2003年08月25日(月)

本日はよいお日取りで。
……って、会社の仕事仲間との懇親会だったのですが。

最近、書いておきたいことというか、たのしいこと(目眩と頭痛を除けば・なんか常習化してるんだけど;)とかいろいろあったのですが、どうにも、そう、くらくらするんで…。ちょっとパソちゃんの前にいると。なんで、ここんとこ日記も書けてないんですけど、まあ、いろいろあったのよん(笑)
で、書けるだけ書いてみようと今してるのは、今から(実は26日朝に書いている)どう考えても今年一番の忙しさになるであろう仕事からの逃避行である。あああ。ぜったい、すごいよ…。なりふりかまわない客の接客ってとっても怖いよ…。それがこれから待っているのだ!

で、本日こと25日のことである(笑)
いつのころからか、会社がひとりあたり3000円というものをくれるようになって、それで部署部署で懇親会をするようにという通達が来たのである。サービス業だから一緒には取れないんで、部署部署。
それでわたしたち交換手は今年はお寿司を食べに行ったのである。
場所は銀座。ご存じの人はご存じの「久兵衛」である。
思うにひとえにその場所のリーダーなる人のシュミがこういうときに出るのではないかと思います。
わたしたちの懇親会はけっこう身に合わないゴーカなモノになる場合が多いです(笑) なにせリーダーは美味しいモノが好きで、綺麗なモノが好きで、ちょいカネがあって、またその使い方をよく心得ている人なのである。
なので、わたしたちは普段自分たちだけでは行けないようなところに毎年行くことになります。八王子のうかい亭なんかもすっごかったですね。あの河口湖のオルゴール館とか箱根ガラスの森とか持ってるうかいさんです。いたるところにアールヌーボーアールデコ。豪華です。
ま、それはともかく、久兵衛。
リーダーとここの店長はお知り合いなので、店長自ら握ってくださいます。カウンターです。
これが……これが……TVやら雑誌やらはうそではございませんよ!
ほんっとーに、ほんっとーに、美味しいです!!
こう、お寿司を口に入れると、ご飯もネタもほろんと融けてなくなっているのです!口の中で溶けていくのです!
どれもこれもひとつひとつ、中島誠之助センセイがいれば、いーい仕事をしてますねぇ、なのである。うになんてね、今まで食べられない人が美味しいと思ったんだから! たしか昔食わず嫌いで河村隆一も同じことを言った…。で、板前さんありがとう、と言いましたが、ほんとうにそんなカンジです。ちょっとした、感動なのです。お昼のコースで充分満喫できますよ。お近くの際はぜひどうぞ! 5階には魯山人の器も飾ってあります。ちょっとしたショールームです。魯山人コースになるとこの器をお出し頂けるのだそうですが、そんな高価な器では食べた気がしないかも…(笑)
で、このお昼のあとはデザートです。
銀座ですから、歩いて「とらや」に。
でもその前になんと「リヤドロ」が通り沿いにオープンしてましたから、5階まであがって順に降りてウインドウショッピング。
こーーーれがまたーーー、きれいなのよねーーーーーー。
実はわたしのお気に入りは「ニッポニアニッポン」。欲しいーーーー。
ま、買えないし。置くところないし(笑)
そんでとらやだ。冷やししるこ。これがまた美味しいったらーーー☆
お寿司のあとにぴったりというかーーーー。
で、しかもこれはこのリーダーのおごりなんですよ。
こういうとこ、気前が良いのです。全員の分をおごるんだから、こういうとこ上手いです。そんでもって、みんな付いていくのです(笑)←(^-^;)
それから鳩居堂に寄って和紙買って解散しました。
なあんて、豪華なのでしょう(笑)
かんどーしたので、書いてみた。
いやあ、すし食ったら帰るとか言ってたのはどなたさんでしょう(笑)
ぜんぶ、クリアしました。

ああ、もう少し、くらくらが治ったらなあ!

あ、時間だー。
あと、有明の話とか、夢の話とかは帰って体力があったら書くか。
書きたいのにーーーー。
絵がね、今ちょっと描けないのです。
原稿用紙を見ると、あれなんでだか、焦点が合わなくて…
で、いろいろ更新も遅れております。
ま、とりあえず、そんなこんなで(笑)


病院行ってきたよ…

2003年08月21日(木)

なんとなく自然治癒を待ってたんだけど
なかなかなんともならず。
薬は貰ってきた。
目眩の薬です。
なんでしょう(笑)

良性なんだよねー…
そう思って行かなかったんだけど
治らんしなあ…
くらくらするしなあ。今も。
これって自力では治らないもんなのかい。

ところで私は、社会保険の被保険者なんですが、三割負担になったじゃないですか。
国民保険と一緒で。
でもなんか…前より払った金額が少ない気がするんですよ。
前は、初診料は別払いだったんじゃなかったかなあ?
今回は一緒に三割に入ってたからこのほうが安いというか…
前は薬込みで5000円近くかかったと思ったけど、今回は2000円切ってるわけです。
不思議だ。こんなに安かったっけ? 気のせいかな。
ちなみにわたしが行ったのは社会保険中央総合病院で紹介状がなければ初診料は2500円です。でも、いつも目眩はここに行っているのですわ。

で、最初は寝ている分には大丈夫だったので
(つまり頭がなにかに付いていれば)
横になって本を読むという不謹慎なことをやってました。
で、読みました。
納屋と京極。
感想はひとこと。
……物足りん!
なんかー、なんかー、
前者はいくら子供向けとは言え、これではミステリーではないだろう、というのと、(おまけに税込み2100円だ!いいのか、子供向け!)五條を読み慣れたせいで某国のテーマ性が甘い。後者は、どうしても今までのランクの蘊蓄というかひねりというか最後にきれいにまとめるなにかがないというか、ま、ひとことで言えば、わたしには物足りなかったです。あの人物設定でああなりますかね。ま、もともとフィーリングで読みますので、自分がはずしているだけかもしれませんが。

本読めるんなら仕事しろってカンジですが(^-^;)
とりあえず、明日は出勤してみる予定…(いかんせん消極的・笑)

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