六本木ミニだより
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2024年10月21日(月) |
フランスの図書館は週休3日/ますます日本文化好きになるフランスの若者(とくに男性) |
何も予定のない午後、図書館で蔵書を手に取ったりちょっと仕事に集中したい、と思っても、フランスの図書館は日曜日、月曜日、木曜日が休みなのがデフォルトである。さらに、火曜日は午前中休みで午後にしか開かなったりする。週の最初、せっかく集中してスタートしたい、と思っても、そのやる気がひざかっくん、とへし折られるのである。
うちの街の図書館も、日、月、ガッツリ休みなので、あいている図書館はないものか、と検索してみると、「médiatheque(図書館)」 まで入力すると、自動的に、ouvert dimanche (lundi ,jeudi) )](「開いてる、日曜日(月曜日、木曜日)]と検索候補が出てくる。みんな同じことを考えているらしい。
そして、どうやら図書館は持ち回りで、月曜日にあけたり、木曜日にあけたりする図書館が半径5キロぐらいのあいだにあることがわかった。 昨日(日曜日)は、以前住んでいた、パリ市(今のところから20分ぐらい)の図書館に行った。気がついたのが遅くて到着が17時30分ぐらいになってしまったが、30分でも集中できるとよいものだ。 この図書館はバス通りに面しているのだが、エアコンがなくて、夏は窓を開けっ放しになるので学習室に車の騒音が遠慮なく上がってくる。が、冬は窓がしまっているので大丈夫。1時間ぐらいならそう耐えられないこともないだろう。
今日の午後は、バスで30分ぐらいかけてまた別の街の図書館に行ってみようかと思う。家に仕事できる環境は整っているけど、出かけないとまったく運動しないことにもなってしまうし。
うちの街の図書館は昼休みを2時間とるので使いづらいが(13時〜15時が閉館ですよ!)その代わり? 週に2回、夜の10時まで学習室を開放している。これは地方公共サービスとしては破格の待遇である。
また、フランスの図書館は、エントランス付近にコーヒー(缶コーヒーではなく、その場で抽出される)の自動販売機があることが多い。それも、値段が60セントとかで、すごくおいしいわけではないが、とにかくコーヒーブレイクすることができる。
というわけで、家を離れてちょっと集中したいときの場所を確保できた。
ますます日本文化好きになるフランスの若者、というタイトルは、明日のネタを忘れないようにというのと予告です。
2024年10月20日(日) |
今日も時差ボケ/土曜日に、ブレンダーと電気ケトルを買う |
日曜日、午後、森の遊歩道を長い散歩をしたら、肉体的に疲れたのか、夜の7時頃に寝てしまった。あまりイベントがない、特に夜バレエのレッスンが11月9日までないので、起きていられない。時差ボケがしばらく続きそうだ。この日記はフランス時間21日月曜日の朝5時半に書いている。
土曜日、BHV(べアッシュべ、バザール ホテルドヴィル といってパリ市役所庁舎の真ん前にある小規模なデパート)の中に入っている家電量販店で、ミキサーと電気ケトルを買う。 ミキサーは待望のmagimix 。下見のつもりだったけど25%プロモになっていたので即決した。それから、今回フランスに来たら壊れて使えなくなっていた電気ケトルの後釜も購入。 さらに、キッチン用品売場で蓋ができる小さなゴミ箱(生ゴミ用)も購入。
どれもとても気に入った買い物だったので嬉しかった。
日曜日午前中は食料品調達。オーガニックストアでにんじんとレモン。スーパーで5Lの軟水2本。マルシェの魚はいつも買う安い鮭の切り落としが完売だったので、8ユーロの鱒を買う。大きな切身。それからブラジルから来たゆでエビ500g7ユーロ。お店の人が「レモンつけますか?」と聞いてきて何のことかわからずぽかんとしてしまった。簡単な単語なんだけど、「レモンをサービスでつけてくれる」という習慣が日本にないから、予想できない会話は、語学的に聞き取れてもぽかんとしてしまうことがよくある。 そして肉屋でオーソブッコと牛頬肉。ポイントは骨とゼラチン質。魚も含めて、現在行っている食事法の見地から選んでいる。 家には豆腐1きれとオーガニック納豆1パックもある。これで1週間分のたんぱく質はまかなえる。
土曜日にイケアの収納家具もちょっと注文した。これでめちゃめちゃ使いやすくなるはず。
最近、あるビジネス関係の塾に入ろうかどうしようか、と考えたことがあった。 内容は悪くなさそうなのだ。でも説明会に出ないと値段がわからない…ということはたぶん100万円ぐらいするんだろう。
繰り返すけど、内容は興味がある。お値段も、頑張れば出せるかもしれない。でも、いちばん「ここには入りたくないな」と思わされたことは、説明会を企画している人たちを含めて、そこの会員さんたちと交流しなくちゃいけない、ということだった。そういう人たちと人間関係を築く、というのがものすごいハードルで、入会する気が失せてしまった。
オンラインサロンとかみんなそうなんだろうけど、会員さんたちで、文字通り「コミュニティ(=共同体)」が形成されている。でもわたしは今どこのコミュニティにも属していない。「コミュニティに属していない」というのは、定期的に顔を合わせて挨拶したり話したりする輪の中に入っていない、ということだ。しいていえば、バレエ学校ぐらいだろうか。 バレエ学校の先生、生徒さんたちは、定期的に話すことが楽しみ、とまではいかないものの、ニュートラルからやや「心地よい」と思える人たちだ。でも彼らとは月に2回も会えばいいほうなので、やっぱり「コミュニティに属している」という感覚は持ちづらい。
全然人嫌いというわけじゃないのだが、人間関係というのは生活にとても影響を与えるものだから、それも一対一とかじゃなくてコミュニティという集団の中に入っていくことは、その団体と肌が合わないと考えているならとてもしんどい。
そして人それぞれだが、なんであんな心地いいと思えない集団を作って、それなりに人が集まるんだろうか??
2024年10月18日(金) |
書類提出、野菜買い込む、存在を忘れられた手帳 |
朝からUSBを持って郵便局内とスーパーにやっとできたデジタル複合機で印刷をこころみるが、どちらもUSBを読み取ってくれない(わたしのUSBメメモリがおかしい?) 料金の計算が複雑で敬遠していた印刷屋でプリントしてもらう。近所にデジタル複合機が2代もあるなんていうのは非常に少数派で、商業印刷を手掛ける印刷やの窓口に持っていくか、パソコン修理の店があちこちにあり、そこで印刷してもらう。今、パソコンからの印刷は白黒が1枚30セントが相場。
やっと書類ができて封筒に入れたら、分厚すぎてA4封筒に入らない。郵便局で「これ全部入る封筒売ってないですか?」と聞いたら「え、役所に出すの? だったら追跡郵便じゃなくて書留がいいわよ」と、書留用の大きな封筒を売ってくれた(つまりレターパックの赤、みたいなの)、役所の必要なものリストに「ポシェット」と書いてあったが意味がわからず、「すみません、フランス語の質問もしていいですか、ポシェットって封筒のこと? クリアファイルでいいんですか?」t聞いてしまった。業務外のことなのにお姉さん親切に、「これ(クリアファイル)がポシェットですよ、大丈夫」と言ってくれ、13ユーロ払って無事に投函した。
そのあと、野菜、ボーンブロススープ用の骨、魚などを書い、最後にマルシェのカフェで人仕事終えたお祝いのアーモンドミルク入カプチーノ。
ところで、出発前に、愛用のモレスキンをすっかりどこに置いたかわからなくなっていることに気づき、携行せずに出てきた。毎日この日記を書いているせいで、紙のノートは完全に不要になったようだ。
2024年10月17日(木) |
役所に提出する書類の準備(緊張) |
6時前に着陸の予定が、50分ほど遅れて6時半過ぎに到着したので、空港を出て家についたのが8時過ぎ。
荷解きをして、10時に40分間サウナに入りに行く(チケットがたまっていたので)。発汗して、むくみと時差ボケの解消を狙う
お昼を、近所のお店で食べたことは覚えている(笑)ここは庶民的な雰囲気で気軽にランチがとりやすい。前菜に野菜スープ、メインに魚(たら)、コーヒーとデザートはなし。
15時にオンラインストレッチクラスに出てから、やっと書類雨の中、足りない書類をコピーに行き、写真を取りにいったら郵便局(本局なので19時に閉まるのに)間に合わなかった。 「これでいいのだろうか?」悩みつつ帰ってもまた作業
2024年10月16日(水) |
飛行機の中でしたこと |
今や長距離フライトでもwifi サービスはあるのが当たり前だが、北極圏上ではサービスが来ない、よって、東京〜北極回りヨーロッパ便ではwifi 使えないの忘れてた。離陸前にちゃんと書けばよかった。
ともあれ、飛行機の中でやったことは 映画『王妃マルゴ』を途中まで見る。 図書館の放出本コーナーでもらってきた『オーストラリアを知る58章』を読む。 https://amzn.to/3BMJpv3 文章的にちょっと読みづらい本だが、興味深い記述もあった。人口の少ないオーストラリアは、それゆえ産業に対する配慮が必要で、たとえば人口が少なすぎて売上数だと作家が食べていけないので、図書館での借り出し数も一定に達すると印税が入る仕組みなのだそうだ。
フランス滞在許可証の更新のための書類を揃えている。 最初はめちゃめちゃ緊張したけど、6年目の今回はもう慣れたものだ。 というか、もっと難しい書類つくりがあるから、簡単に感じるのだと思う。 5年連続でフランスに居住したので、一つ上のカード(長期居住カード)の申請資格がある。ただ、資格があるのは「申請」であって、はねられるかもしれない。先日、Xで、10年カードを持って働いて、10年後に更新手続きしたらそこで却下されて強制帰国になった人の話が回ってきた。そんなん起こるんなら、制限は多いけど、1年ずつの現在の滞在許可証でいいかなとか思ったりもする。
誰が政権をとるかで移民への門戸が広くなったり狭くなったりする。マクロンのあいだはそんなに広くならない。今後、もっと狭くなる可能性もありえる。 とすると、今年やっぱりチャレンジしておくべきだろう。
午前中、第一拠点に行って夏物の服をしまって、暖房器具を第二拠点に持ってきた。日本に帰ってきたらもう冬だから、支度しておくため。
午後〜夜にかけて、17日に締切の原稿を、今日、もう早めにしあげる。
夜、倉庫に行って、荷物をとってくる。 スーツケースは、数日前にとってきてある。
2024年10月13日(日) |
すごい重い映画と舞台を1日に見る/「ガバメント・スピーチ」 |
日曜日、思いっきり寝落ちした… 午後、東京バレエ団の『ザ・カブキ』を見に行って、夜は、11月29日公開の『山逢いのホテルで』という映画を試写で見た。 どちらも、すごい集中を要する作品で、いい作品だけど疲れた…
さらに、「ガバメント・スピーチ」という言葉も知った。 Xを見てたら、政治的な発言とか全然関係なさそうなアカウントからこの動画がリポストされていた。 https://youtu.be/KKpr5_Shmn0?si=u8g-NhLsWmmvtg9a
羽田空港直結のホテルは簡易宿泊(カギがかからないアコーディオンカーテン)のファーストキャビンでも1泊16,000円する。 それじゃもう少しよいところに泊まろうかと、数千円プラスして第三(=国際線)ターミナル直結のヴィラフォンテーヌ、ロイヤルパークに泊まってみたが、どちらも全然嬉しくなかった。 なので朝便(9:00発)もう乗らない。
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