六本木ミニだより
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2011年04月25日(月) |
数年ぶりのエンピツ日記 |
「やる気のある人」「ない人」について考え中。
今朝、ジムで運動して、朝9時半ごろ家に帰ってきました。するとドアにメモ切れがはさんであります…。
「お宅から漏水したらしく、下のお部屋がびしょぬれになってしまいました。そのため、水道の元栓を止めさせていただきました。帰り次第至急連絡ください。水道会社○○○○」
そ、そんな…。(それって下のお宅を私が弁償? と想像し、真っ青)
家に入ったけど、家の蛇口は全部しまっています。朝、起きて正直なところ顔も洗わず家を飛び出したのですから、水など出ているわけがない。
水道会社の人が朝11時半ごろやってきて、結局3人がかりで夕方6時ごろまでかかりました。診断は、床下を通っている水道の元栓が経年のため腐食して、水漏れしたのでした。管から「小便小僧」(by管理人さん)のごとくちょろちょろ流れている水を、管理人さん、水道会社の人3名、不動産会社の私の「六本木の姉」ことKさん、それに私で、あんぐり口をあけて眺めました。
床板がはがされてしまったので、今、ベニヤ板が応急処置でうってあります。一箇所が腐食しているということは、そこを補修してもまた何か起こることがありえるので、へたすると床、全部張りなおしになるかもしれないんだって。
予定変更でずっと家にいることを余技なくされたため、ジャケットコートがあらかた縫いあがってしまった(笑)
さて、どうなることやら、築43年。
2006年11月16日(木) |
『硫黄島からの手紙』 |
完成披露試写で見てきました。ものすごい人だった。ハリー・ポッター並みの人だった。
見終わった後、みんなシーン、ざわざわ。すごい映画だった。 もうしばらく、こんな戦争映画は出てこないんじゃないの? 嵐の二ノ宮君が良かったです。彼は軍に対して忠誠心何もなし(大宮でパン屋をやっていたころ、憲兵ににらまれて一切合財盛っていかれた)。物を斜めに見ていて、いつ投降しようかと待ち構えている。その彼と、軍の職務を真正面から遂行しようとする栗林中将(渡辺謙)。彼は本当の武人で、「職業的秩序」と「権威をふかせた秩序」の違いをわかっている。彼の所管がすでに書店に並んでいますが、軍人なのにあんなにやさしいお父さんがいるのかってところが、かっこいいです。
映画のページを、ブログからHTMLに戻そうと考えています。ブログの最大の使いにくさは、インデックスが作れないことで、自分が必要なときに読み見返せないからです。HTML→ブログに変えた当時は、HTMLは更新が大変、転送も遅いなどの問題がありましたが、今はホームページビルダーの一番簡単な機能だけでも作業ができ、とても簡単になりました。
ところが、ジオシティの過去のサービスが終了してからずいぶんたってしまったため、自分が登録変更を行ったかもわからなくなってしまい、昔のパスワードを入れてもつながりません。ヘルプページにももう出てないし。しょうがないので「紙」の「このページを全部紙に取り込む」機能で全部取り込みました。
私があてにしている映画のプロの方(試写室で見ている人たち)のページは、ブログは圧倒的に少なく、HTMLで更新している方ばかり。自分のデータベースとして大切にしている方はそうなるのかな、そして、そういう人のデータベースは、他人から見ても見やすいのです。
これ全部直すのかあ。とほほ。と思って、手をつけるのが遅くなってます…。
2006年11月13日(月) |
銀座シルク洋装店→ロクシタン問題。 |
なくなって、ショックが波紋を広げている銀座シルク洋装店。私もやっと魅力に目覚めたばっかりだったのに(夏は2枚セールの布買った)。銀座が銀座らしくて良かったのにね〜〜。
さて、ロクシタン、のぞいてきました。お客さんが入ってましたねー。しかも、単価が高い化粧品なので(ほんとに高いよね〜〜、シャネルより資生堂より高いよね〜、でもあちこちにお店増えてるよね〜)、ビジネス的にいったらシルク洋装店よりよっぽどいいんだろうなー、と、悲しい計算。
この「ロクシタン」という名前がなかなか覚えられません。この日記を書くために、わざわざマイミクさんの日記を読んで確認しに行きました。他の人の前で「ロシナンテ」っていってしまわなくてよかった(笑)。風車に向かって進むぞ、サンチョパンサ。
2006年11月12日(日) |
ジャケットコート、やっと縫ってます。 |
4月からお教室で縫っているコート、放置してあったのですが、やっとエンジンがかかり始めました。
このコートは前あきが比翼です。ブティック社の部分縫いの本(学校にある)を見て進めましたが、とくに難しくなくできました。作業する前は「なんか難しそう〜」と思ってびびっていたのですが。
作業を始めたら、はやいな〜。ほんとに最近、手が早くなりました。
2006年11月11日(土) |
東京の合コン、大阪の合コン。 |
今週、知人と話していたときにふと思い出した、昔、女性雑誌時代に取材した話なんですけど…
東京の合コンでは、そんな話、聞いたことがないんだけど。(って、そんなにやったことないけど)。
大阪の合コンの場合、 女性は途中でさりげなくトイレに行き、その場で、「Aちゃんは、X君がいいのね、BちゃんはY君がいいのね」と、意見調整する。 これが何度か繰り返され、合コンが終わる頃には、誰が誰、というマッチメイキングが水面下でできあがる。 みんな、自分のお目当ての彼にアタックするにあたり、他の人からジャマが入らないかわり、他の人の恋路を邪魔してはならない。
だ、談合だ…(笑)。 っていうか、ビジネスの公開入札で談合するのはやばいのだけれど、本当にこれが機能するなら、すごい折衝能力やなあと今でも感心するのであります。 でも、本当ですか? これ。今でも知りたい。
2006年11月10日(金) |
もしも「あなたのもとを去らないよ」と約束した人が去っていってしまったら… |
2007年2月に公開される『ルワンダの涙』、そういう映画でした。
青年協力隊の一員としてルワンダにいるイギリスの青年教師、ジョーは現地の娘で走るのが得意なマリーと、なんとなく思いあっている。94年4月の暴動後、この学校を基地としていた国連軍が撤退を決めたため、ツチ族の避難所となっていた学校は、丸裸状態に。この国連軍の最後の撤退で、ジョーは、軍と一緒に引き上げてしまう。
この後フツ族の虐殺の部隊となったこの学校は実在するが、ジョーは実在の人間ではない。マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督によれば、彼は、「北側社会の人間の象徴」とのこと。途中までは人助けのつもりでやってきて、本当にいい人だったし、現地の人たちとも交流があった。しかし、最後の最後で「離れる」という選択をしてしまった人だ。
5年後、虐殺を生き延びたマリーは、イギリスのジョーのもとを訪ねる。「なぜ逃げたのか」という問いに、ジョーは「死ぬのが怖かったから」ととても正直に答える。マリーはいう。「夜中に、生き延びようとして暗い道を走っていたら、あなたが私を実況中継する声が聞こえてきた。走っている間中、ずっと」。平和だった頃、熱心な教師ジョーは、よくそうやって彼女の才能を伸ばし励まそうとしたのだ。 ジョーは最終的にはひどいやつであったが、人間の記憶というのはそういうふうには働かない。また、人間が全面的にひどいやつということもできない。マリーとジョーの複雑な関係が、とても人間を描き出していて泣けました。
虐殺シーンは、『ホテル・ルワンダ』よりむごいし、ヒーローがいないところも考えさせる。
秋になったので、りんごジュース、復活。 甘い! ジュースにすると、噛むと少しずつ出てくる甘みが一気に口の中に広がるので、甘いもの欲が一気に満たされます。
ところで、グラス一杯をジュースで満たすのに、日本のみかんだと5個ぐらい必要、りんごは1個でグラスからあふれるほどできてしまいます。ちなみに、ほうれん草も水分が多く、3分の1わぐらいでグラス一杯。 なんとなく、水分の多い順って、ミカン≧りんご≧ほうれん草だと思っていたけど、全然違いました。
2006年11月08日(水) |
フーベルト・ザウパー監督記者会見 |
12月にシネマライズで公開される『ダーウィンの悪夢』のフーベルト・ザウパー監督の記者会見に行ってきました。 こういう社会派の映画の監督の会見は、取材する側もされる側も内容が白熱していて、中身が濃いです。
この映画を見て私が一番悲しさ、やりきれなさを感じるのは、アフリカでこれほどまでに経済格差や暴力、飢え死にする人が出るほどの貧困を引き起こしているにも関わらず、それによって富がもたらされている日本やヨーロッパ先進諸国の人たちの心が、必ずしも『幸せ」といえないところです。なんだかそれじゃ、搾取された人が浮かばれないと思いません? 経済交易によって喜びがもたらされない関係の中で運ばれてきた食品が、どんなに高タンパク低脂肪であっても、それを食べて健康をもたらしてくれるのだろうか?
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