雪は降り止む気配なく、後から後から降り積もる。こんな日に知人の通夜が入ってしまった。外を出歩くのさえためらわれたが、事情が事情なだけに行かないわけにはいかない。葬儀場が駅の近くだったのはせめてもの救いだった。 そして、その後では、MaMa&TとJoyful Noise Trioのジョイントライヴ。星ヶ丘「スローブルース」、大雪のため、お客は極端に少ない。だけど、いいライヴだったよ。 MaMa&Tはアメリカンロックのカバー主体、特にまなみちゃんのヴォーカルは伸びやかでしっとりした情感を伝える素晴らしい出来だった。このバンドの良さは、音楽への愛情がストレートに伝わってくることだね。 Joyful Noise Trioは、オリジナル、カバーを取り混ぜながら、いつもながらの熱くかっこいいステージングを見せてくれた。 雪国出身でないものにとっては恐ろしいほどの大雪だったが、来て良かった。逆にこれだけの大雪だと気持ちがハイになるね。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、今日は本郷「アルマジロ」で行われた<シノノメソラ>と<めおと楽団ジギジギ>のジョイントライブに沙羅と出掛けてきたのだが・・・。店の扉を開けると、人がぎっしり。聞けば、<シノノメソラ>の事実上のラストライブだそうな。 前半、<ジギジギ>がいつも通り面白音楽の数々を演奏し、会場を大いに盛り上げた。でも、アッという間に終わってしまった印象。 休憩中は<ジギジギ>のおふたりと話したり、隣り合って座った方などとも話した。たまたま席が隣だったその人は、サックス吹き、しかもチンドン屋さんだという。チンドンミュージックも大好きな我々にとって、そんな偶然の出会いもうれしいところだ。 その後<シノノメソラ>のステージ。さすがにラストとあってか、演奏からも気迫が大いに伝わってくる。とてもいい演奏で、思わず涙が出そうになった。 今年初めのライブ体験は、とてもファンタスティックだったぜ。
2010年12月23日(木) |
パンク歌舞伎「マクベス」 |
私もかつて参加していた<スーパー一座>が解散して早2年。真夏の<大須オペラ>も年末の<ロック歌舞伎>もなくなってしまい、随分さみしい思いをしていた。<スーパー一座>の元座長・原智彦を中心としたハポン劇場プロジェクトがこの年末にパンク歌舞伎『マクベス』の公演を行うと知り、今日この時を心待ちにしていた。しかも、私の大好きなロックバンド<タートル・アイランド>が音楽を担当し、当日生演奏を行うというではないか。期待は大いにふくらんでいた。 「マクベス夫人のインパクトが弱いのでは」との印象はあるが、マクベス役の永野昌也は迫力十分だったし、<タートル・アイランド>とのコラボもうまく機能し、パンキッシュな舞台に仕上がっていたように思われた。 この<パンク歌舞伎>が今後シリーズ化されるのかはわからないが、もし2回目があるのなら、<スーパー一座>の<ロック歌舞伎>に見られたような独創的で心揺さぶられるような演劇空間を大いに期待したいところだ。今夜は、ライブが終わった後のような高揚感を感じつつ、劇場(名古屋能楽堂)をあとにした。
2010年12月22日(水) |
A Song For You |
沙羅が通うピアノ教室の発表会が目前に迫っている。舞台度胸をつけるという意味合いもあって、沙羅と私で、今夜は星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加。 まずは、沙羅のピアノソロで、『A Song For You』(レオン・ラッセル)。緊張しいの沙羅にしてはまずまずの出来。で、あと2曲、二人で演奏した。『クレイジー・ラブ』(ソウルフラワーユニオン)と『出発の歌』(ヒートウェイヴ)、我々デュオの持ち歌としていきたいと思っている。
2010年12月18日(土) |
ジョン・ノレン・ソネッチー |
俺の勤める某・福祉施設でクリスマス会があって、職員4名の急造バンドで演奏。バンド名は<ドラゴン・カムズ・トゥルー>(世界ツアーを終えたばかりのスーパーロックバンドという触れ込みで)、俺の名はジョン・ノレン・ソネッチー(今世紀最凶のロックンローラーという触れ込み)。思いのほか、会場は盛り上がった。結構疲れたが、楽しかったな。
2010年12月10日(金) |
あらたるとオープンマイク |
今池「あらたると」のオープンマイクに初めて参加してきた。 我々<沙羅双樹ふたたび>は、まず沙羅のピアノソロ、『A Song For You』(レオン・ラッセル)の演奏からスタート。『Crazy Love』(ソウル・フラワー・ユニオン)、『出発の歌』(ヒートウェーヴ)を演奏。多少の不手際はあったが、まずまずの演奏だったかな。
2010年12月04日(土) |
永井’ホトケ’隆&KOTEZ |
沙羅のピアノの先生であるペコ小林からお誘いを受け、今夜<永井’ホトケ’隆&KOTEZ>のライヴに出掛けた。場所は、星ヶ丘「スローブルース」。オープニングアクトは、<こばちゃん2>(G,Vo:チャビー小林、P,Vo:ペコ小林)。 元<ウェスト・ロード・ブルース・バンド>(日本のブルース・バンドの草分け的存在として、1970年代の国内ブルース・シーンおいて大きな影響力を持った)のヴォーカリスト・永井’ホトケ’隆と、世界レベルの卓越した演奏力をもったブルースハーピスト・KOTEZによるステージは最高だった。KOTEZのブルースハープには文句のつけようがないし、ホトケさんのヴォーカルもクセになりそうな味わいがあったよ。
昨日(11月30日)は、本郷「アルマジロ」のアコースティックナイトに参加し、バンドサウンドを一人で演奏してきた。実は、来る12月18日に行われる職場(某・福祉施設)のクリスマス会で職員の即席バンドでの演奏を披露することになり、その練習のつもりで参加してきた。 今日は今日で、星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに参加。やはり18日を視野に入れ、本番さながらの演奏を意識してみた。今夜は、参加者少数により、全8曲を演奏。こんなの、本当に久しぶり。っていうか「スローブルース」自体、久しぶりだな。
2010年11月20日(土) |
あらたるとワンコインライヴ |
今夜は、今池「あらたると」でまっちゃんたちのトリオ<MaMa&T>と、7弦ガットギターの杉浦光政さんのジョイントライブ。 アメリカン・フォークロックを中心とした<MaMa&T>は、洗いざらしのブルージーンズの肌触りを感じさせるサウンド(これ、誉め言葉ですよ)。ショーロ(ブラジル音楽)をベースにした杉浦さんの奏でるインストは、まったりとした贅沢な日曜日の午後を思わせるようなサウンド(これまた、誉め言葉です)。 異なった色彩の対バンというのも、一度で二度おいしいよ。
10月27日に、今池<あらたると>で行われたアイリッシュセッションに参加してきた。と言っても、演奏できるものは何もなく、聴いているだけだったけど。その時にいろんなチラシをもらったのだが、そのひとつに興味を持って今日のライブを聴きに行ってきた。 <NordiCelt>と銘打った今日のライブ、ケルト音楽と北欧音楽の夕べとでもいうべきものだろう。それぞれに興味深く聴き、楽しいひとときを過ごした。と同時に、自分が演奏したいのはそうしたルーツミュージックそのものというよりは、ルーツミュージックをベースにしたロックなんだろうなって感じた。っていうか、ルーツミュージックは技術的に演奏できそうにないということでもあるんだけどね。
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