夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2008年10月27日(月) 北川とみライブ

 沙羅さんに誘われて本郷「アルマジロ」に北川とみさんのライブを観に行ってきた。とみさんは、カーペンターズなどの楽曲が合いそうな美声の持ち主だが、ステージ経験豊富で、とても堂々としたライブを展開されていた。中島みゆきの『糸』も歌われたが、とてもよかった。



2008年10月26日(日) アコーディオン・トリオそれからジャンベ

 われらが<四面楚歌>の疾走系アコーディオニスト・えみちゃんがミニライブをするというので、伏見のヤマハ楽器に出掛けてきた。アコーディオン・トリオで、『ラ・クンパルシータ』『リベルタンゴ』『アメイジング・グレイス』の3曲が演奏されたが、3台のアコーディオンから繰り出されるサウンドは重厚な響きをもって伝わってきた。
 ミニライブの後、東別院「ACHE pa’ ti 」(ラテンアメリカ諸国の料理や飲み物が楽しめる飲食店)に移動。奈良大介さんらによるジャンベの演奏、ワールドミュージックを楽しんだ。



2008年10月19日(日) 毛遊び

 当初の予定では、今日は長野県伊那地方の伝統芸能「大鹿歌舞伎」(農村歌舞伎)を観に行くことになっていた。そのつもりで沙羅を誘っていたのだが、沙羅が「毛遊び」(愛知県の沖縄県人会が主催するイベント)に行きたいからそっちに行こうよ、と逆に誘ってきた。というか、懇願されてしまった。しょうがない、今回は私のほうが折れよう。というか、「毛遊び」も楽しそうだし、まぁいいか。
 てな具合で、今日、昼頃から名古屋港のイベント会場に出掛けていった。来場者数2千とも3千とも言われていたが、とにかく盛況であった。
 沖縄民謡を演奏するグループ、エイサー隊、沖縄ポップスを演奏するグループが順次出演。それぞれに面白かったが、エイサーは迫力があり、躍動感がとても爽快だった。
 10月後半にしては汗ばむほどの陽気、沖縄の熱い風を感じた一日だった。



2008年10月13日(月) 刈谷朗読会(2008年秋)

 刈谷の詩人・長谷川節子さんのお誘いもあり、「朗読会」に<沙羅双樹ふたたび>でエントリー。沙羅(アコーディオン&ヴォーカル)と私・夏撃波(ギター&ヴォーカル)で、『寝顔を見せて』(ソウル・フラワー・ユニオン)、『リベルタンゴ』(A.ピアソラ)の2曲を演奏。
 詩人勢では、みおよしきさんの漬け物の詩と、ISAMUさんのお父さんの詩が、とても印象に残った。
 長谷川さんの人柄がとてもよく作用して、大変に楽しい会であったと思う。



2008年10月12日(日) 秋フェス

 今日、豊田スタジアムの西イベント広場で開催された「TOYOTA ROCK FESTIVAL '08」というイベントに出掛けてきた。
 トリをつとめたのは曽我部恵一バンドだったが、俺の目当ては朝崎郁恵さん。60歳を過ぎてからメジャー・デビューした奄美民謡のベテラン・シンガーだが、その声はまさに「天から降ってくる声」。その歌声はぜひ生で聴いてもらいたい。
 先日リポートしたソウル・フラワー・ユニオンとはまた別の意味で凄い存在。ライブを聴く機会が得られなければ、まずはCDだけでも聴いてみてほしい。ホントにだまされたと思って、聴いてみてほしいと思うよ。



2008年09月29日(月) 四面楚歌ふたたび

 沙羅さんとは年がら年中つるんで遊んでいるのだが、<四面楚歌>のメンバーで集まるのは久しぶり。5月11日の「スローブルース」でのライブから早4ヶ月。そろそろ第2弾やりたいねということで、4人が集結。金山の某カラオケボックスで約4時間の音合わせ。本当に久しぶりだったけど、凄く楽しかった。というか、若返るよ、バンド活動は。
 バンド活動は若者だけの特権ではない。中高年こそ、楽器を持って集結せよ! そして、人生最高の旋律を刻もうではないか!!



2008年09月25日(木) SFU熱狂のライブ

 心待ちにしていたこの日が遂に来た。ソウル・フラワー・ユニオンのニューアルバム発売記念のライブが、矢場町「クラブクアトロ」で行われた。
 ニューアルバム『カンテ・ディアスポラ』の曲も多数演奏されたが、ソウル・フラワーの現在の充実ぶりが見事に凝縮されたライブだったと思う。これまで世界の様々な音楽を実験的に取り入れてきたソウル・フラワーだが、今回は今まで以上に血肉化された「これぞ、ソウル・フラワーの真骨頂」とでもいうべき音楽が展開されているように思われた。
 それと今回は、ガンと闘い続ける舞踏家・歌舞伎昌三の出演というサプライズもあった。歌舞伎昌三の踊りには鬼気迫るものが感じられ、ソウルフラワーのパワフルかつエモーショナルな演奏をも凌駕するほどの力強ささえ覚えた。
 とにかくこの上ない素晴らしいライブが展開され、その場に居合わすことができた幸運を感じずにはいられなかった。



2008年09月24日(水) スローブルース10周年

 約1ヶ月ぶりに、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加してきた。現在は「スローブルース10周年記念ウィーク」ということで、ビンゴゲームで賞品を当てるコーナーもあった。トリプルリーチまでいったのに、結局当たらず。でも、楽しかった。
 演奏のほうでは、『秋桜』(さだまさし)、『遠い声』(ヒートウェイヴ)、『OLD MAN』(ヒートウェイヴ)の3曲をやってきた。
 「スローブルース」、末永く続いてほしいと思うよ。



2008年09月20日(土) オカリナ奏者・大沢聡

 昨日の研修最終日、メインイベントは、大沢聡さんのオカリナ・コンサートであった。これが思いのほか良かったので、帰宅してから大沢聡でホームページ検索してみた。すると、20日には名古屋市内で行われる「堀川ウォーターマジック・フェスティバル」に出演されるというではないか。で、早速沙羅さんに声を掛け、夕方から納屋橋のイベント会場に出掛けることとなった。
 内容的には、当然19日のコンサートとダブる部分はあったが、十分に楽しめた。オカリナというと宗次郎を思い浮かべるせいか、「癒し」というイメージが強い。もちろん「癒し」の要素はあるが、もともとはイタリアが発祥の楽器。ポルカなどヨーロッパの音楽を演奏するのに多く用いられてきたという。オカリナの音色を生かせる音楽の幅は意外に広いのだと、認識を新たにした。
 野外コンサートの後は、歩いて沖縄居酒屋「屋いち」に立ち寄る。カウンターだけのこのお店、裏通りで、ちょっと入りづらくはあったが、勇気を出して(?)入ってみたら、とてもいい雰囲気。すっかり打ち解けて「いちゃりば、ちょうでぇ」(「一度会えば、兄弟」という沖縄独特の世界観)。沖縄にも行きたくなっちゃったよ。



2008年09月18日(木) 母は強し

 2泊3日の研修旅行。決して遊びにだけ来ているわけではないんだよ。ということで、ちょっとだけ研修内容にも触れておこう。
 1日目は、全体会で、講演中心のプログラム。
 今日、2日目は分科会(私は「地域生活支援」にかかわる分科会)でシンポジウム中心。なかで印象に残ったのが、自閉症者の親の立場から発表された明石洋子さんのお話。長男の徹之さんは、現在、川崎市の公務員として働いている。知的障害者枠での採用を経て現在に至っているが、親の立場からは「本人の望むことはできるだけ実現させてあげようとサポートするよう努めてきた」という。幼少の頃はちょっと目を離すと何をやるかわからないような子供だった。特に水に対するこだわりが強く、親としては困ることが多かったという。ある時からこだわりを押さえ込むのではなく、何とかプラスの方向で活用できないかと考え、掃除を教え込むことにしたという。それが現在の仕事にも結果として役立つことになったという。「この人はこんなこともできない」とマイナス思考になるのではなく、「この人にもきっと何かいいところがある」「一見マイナスと思えることでも、プラスの方向で生かせる方法もあるのではないか」と発想を転換してみることで何かが変わるかもしれない。福祉の仕事に従事して十余年、ともするとマンネリにもなりがちだが、どこかで希望を持ち続けていかなくてはならないと、あらためて感じた。
 明日、3日目は、オカリナ・コンサートと閉会式。何だかんだ言って、リフレッシュの要素が大きいね。これでも仕事は大変なので、まぁ、たまにはいいかなとも思うよ。


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