2008年10月13日(月) |
刈谷朗読会(2008年秋) |
刈谷の詩人・長谷川節子さんのお誘いもあり、「朗読会」に<沙羅双樹ふたたび>でエントリー。沙羅(アコーディオン&ヴォーカル)と私・夏撃波(ギター&ヴォーカル)で、『寝顔を見せて』(ソウル・フラワー・ユニオン)、『リベルタンゴ』(A.ピアソラ)の2曲を演奏。 詩人勢では、みおよしきさんの漬け物の詩と、ISAMUさんのお父さんの詩が、とても印象に残った。 長谷川さんの人柄がとてもよく作用して、大変に楽しい会であったと思う。
今日、豊田スタジアムの西イベント広場で開催された「TOYOTA ROCK FESTIVAL '08」というイベントに出掛けてきた。 トリをつとめたのは曽我部恵一バンドだったが、俺の目当ては朝崎郁恵さん。60歳を過ぎてからメジャー・デビューした奄美民謡のベテラン・シンガーだが、その声はまさに「天から降ってくる声」。その歌声はぜひ生で聴いてもらいたい。 先日リポートしたソウル・フラワー・ユニオンとはまた別の意味で凄い存在。ライブを聴く機会が得られなければ、まずはCDだけでも聴いてみてほしい。ホントにだまされたと思って、聴いてみてほしいと思うよ。
沙羅さんとは年がら年中つるんで遊んでいるのだが、<四面楚歌>のメンバーで集まるのは久しぶり。5月11日の「スローブルース」でのライブから早4ヶ月。そろそろ第2弾やりたいねということで、4人が集結。金山の某カラオケボックスで約4時間の音合わせ。本当に久しぶりだったけど、凄く楽しかった。というか、若返るよ、バンド活動は。 バンド活動は若者だけの特権ではない。中高年こそ、楽器を持って集結せよ! そして、人生最高の旋律を刻もうではないか!!
心待ちにしていたこの日が遂に来た。ソウル・フラワー・ユニオンのニューアルバム発売記念のライブが、矢場町「クラブクアトロ」で行われた。 ニューアルバム『カンテ・ディアスポラ』の曲も多数演奏されたが、ソウル・フラワーの現在の充実ぶりが見事に凝縮されたライブだったと思う。これまで世界の様々な音楽を実験的に取り入れてきたソウル・フラワーだが、今回は今まで以上に血肉化された「これぞ、ソウル・フラワーの真骨頂」とでもいうべき音楽が展開されているように思われた。 それと今回は、ガンと闘い続ける舞踏家・歌舞伎昌三の出演というサプライズもあった。歌舞伎昌三の踊りには鬼気迫るものが感じられ、ソウルフラワーのパワフルかつエモーショナルな演奏をも凌駕するほどの力強ささえ覚えた。 とにかくこの上ない素晴らしいライブが展開され、その場に居合わすことができた幸運を感じずにはいられなかった。
2008年09月24日(水) |
スローブルース10周年 |
約1ヶ月ぶりに、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加してきた。現在は「スローブルース10周年記念ウィーク」ということで、ビンゴゲームで賞品を当てるコーナーもあった。トリプルリーチまでいったのに、結局当たらず。でも、楽しかった。 演奏のほうでは、『秋桜』(さだまさし)、『遠い声』(ヒートウェイヴ)、『OLD MAN』(ヒートウェイヴ)の3曲をやってきた。 「スローブルース」、末永く続いてほしいと思うよ。
2008年09月20日(土) |
オカリナ奏者・大沢聡 |
昨日の研修最終日、メインイベントは、大沢聡さんのオカリナ・コンサートであった。これが思いのほか良かったので、帰宅してから大沢聡でホームページ検索してみた。すると、20日には名古屋市内で行われる「堀川ウォーターマジック・フェスティバル」に出演されるというではないか。で、早速沙羅さんに声を掛け、夕方から納屋橋のイベント会場に出掛けることとなった。 内容的には、当然19日のコンサートとダブる部分はあったが、十分に楽しめた。オカリナというと宗次郎を思い浮かべるせいか、「癒し」というイメージが強い。もちろん「癒し」の要素はあるが、もともとはイタリアが発祥の楽器。ポルカなどヨーロッパの音楽を演奏するのに多く用いられてきたという。オカリナの音色を生かせる音楽の幅は意外に広いのだと、認識を新たにした。 野外コンサートの後は、歩いて沖縄居酒屋「屋いち」に立ち寄る。カウンターだけのこのお店、裏通りで、ちょっと入りづらくはあったが、勇気を出して(?)入ってみたら、とてもいい雰囲気。すっかり打ち解けて「いちゃりば、ちょうでぇ」(「一度会えば、兄弟」という沖縄独特の世界観)。沖縄にも行きたくなっちゃったよ。
2泊3日の研修旅行。決して遊びにだけ来ているわけではないんだよ。ということで、ちょっとだけ研修内容にも触れておこう。 1日目は、全体会で、講演中心のプログラム。 今日、2日目は分科会(私は「地域生活支援」にかかわる分科会)でシンポジウム中心。なかで印象に残ったのが、自閉症者の親の立場から発表された明石洋子さんのお話。長男の徹之さんは、現在、川崎市の公務員として働いている。知的障害者枠での採用を経て現在に至っているが、親の立場からは「本人の望むことはできるだけ実現させてあげようとサポートするよう努めてきた」という。幼少の頃はちょっと目を離すと何をやるかわからないような子供だった。特に水に対するこだわりが強く、親としては困ることが多かったという。ある時からこだわりを押さえ込むのではなく、何とかプラスの方向で活用できないかと考え、掃除を教え込むことにしたという。それが現在の仕事にも結果として役立つことになったという。「この人はこんなこともできない」とマイナス思考になるのではなく、「この人にもきっと何かいいところがある」「一見マイナスと思えることでも、プラスの方向で生かせる方法もあるのではないか」と発想を転換してみることで何かが変わるかもしれない。福祉の仕事に従事して十余年、ともするとマンネリにもなりがちだが、どこかで希望を持ち続けていかなくてはならないと、あらためて感じた。 明日、3日目は、オカリナ・コンサートと閉会式。何だかんだ言って、リフレッシュの要素が大きいね。これでも仕事は大変なので、まぁ、たまにはいいかなとも思うよ。
2泊3日の研修(「全国知的障害福祉関係職員研修大会」)があり、静岡にやってきた。研修は仕事であるが、アフター・ファイヴではリフレッシュしたいもの。<UHU>というライヴハウスで「昭和フォーク村」というイベントがあるということを、事前に下調べしておいた。 で、実際に出掛けてきた。店のギターを借りて、計7曲を演奏してきた。『この空を飛べたら』(中島みゆき)、『朝日楼』(浅川マキ)、『イムジン河』(フォーク・クルセダーズ)、『サルビアの花』(早川義夫)、『秋桜』(さだまさし)は「フォーク」の範疇には入るだろうけど、強引にヒートウェイヴの曲(『遠い声』『OLD MAN』)も演奏してきちゃった。2週間後にはヒートウェイヴの山口洋さんがこの店でライヴをやることになっているので、「まぁ、いいかな」と思ってね。お客は少なかったけど、楽しかったよ。
2008年09月13日(土) |
イントゥ・ザ・ワイルド |
2年間、彼は地球を歩いている。電話もなく、 プールも、ペットも、タバコもない。窮極の 自由。極端な人間。路上が住居の美の旅人。 アトランタから逃れてきたのだ。汝、引き返 すことなかれ。「西が最高である」からだ。 2年の放浪の後、今度は最後で最大の冒険と なる。心のなかで偽りの人生を否定する決戦 に勝利して、精神の遍歴に終止符をうつのだ。 10日間ぶっ通しで、彼は貨物列車に乗り、ヒ ッチハイクをして、北の雪の大地にもはや文 明に毒されることもない、と彼は感じ、荒野 のなかへ行方をくらますために、大地をひと りで歩いていく。 (アレグザンダー・スーパートランプ =クリストファー・マッカンドレス が書き残した走り書き より)
ショーン・ペン監督の映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を「伏見ミリオン座」に観に行ってきた。 1992年夏、アラスカの荒野でクリストファー・マッカンドレスという若者の死体が発見された。アメリカ東海岸の裕福な家庭に育ち、優秀な成績で大学を卒業し、人生のエリートコースを約束された若者が、ある日突然消息を絶ち、2年の放浪の末に、アラスカで早すぎる最期を迎えたのだ。 映画の原作となる、ジョン・クラカワー(ジャーナリスト・登山家)の『荒野へ』(集英社文庫)は、クリスが書き残した日記、手紙、走り書き等を手がかりに綿密な追跡取材を基に発表されたノンフィクションである。その本を貪るように読み、並々ならぬ情熱をもって映画化権獲得に約10年の年月を費やし、映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を完成させたのが、ショーン・ペンというわけだ。 この映画には、「人生の本質的な意味とは何か」という問いかけがあり、ヒントが隠されているように感じられた。この映画のよさをうまく表現できないのがもどかしいのだが、必見の一作であることに間違いはない。 映画のなかで使われている音楽も素晴らしい。エディ・ヴェダー(パール・ジャム)の手による楽曲は、映画の感動をより深いものにしてくれる。これまた、必聴の一作である。
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映画を見終わってから、沖縄居酒屋「結」に寄った。そこでは常連だったあこちゃんの送別会が行われていたが、その宴に加わって、歌も歌って帰ってきた。気がついたら、午前様だったけどね。
2008年09月07日(日) |
イタリアンレストランにて |
音楽仲間のやっさんが主催するライブが中川区の某イタリアンレストランで行われるというので、今夜はそちらに出掛けてきた。皆、「スローブルース」で知り合った人たちだ。それぞれが楽しそうに音を奏でている、その雰囲気がとてもよかった。パスタもすごくうまかったし、聴く側としても楽しいライブであった。
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