夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2008年08月08日(金) どんと・イン・カーニヴァル

 どんとが亡くなって8年、しかし、多くの人の心に彼は生き続けている。彼が生み出した音楽は歌い継がれている。彼の音楽は、生きる力を与えてくれる。
 今宵のライブも素晴らしかった。出演は、小嶋さちほ、桑名晴子、Kayo、鶴坊、エレnaオミ with Mabo、他。彼の音楽が形を変え、しかし彼のスピリットが感じられる演奏が続いた。この世に既にどんとはいないが、どんとの存在が強く感じられる、そんな空間だった。



2008年07月28日(月) 大須オペラ最終章

 ふとしたきっかけで、ウナギを食べに行くことになった。土用の丑を過ぎて数日後の今日、「スタミナをつけるためにウナギを食べたいね」と沙羅と話していたところ、音楽仲間のやっさんの実家がうなぎ屋だったことを思い出した。「ちょうどいい。やっさんに渡したいMDもあったことだし、彼の実家のうなぎ屋さんに食べに行こう」と、話はまとまった。中川区にあるそのお店で、「石焼まぶし」「白焼丼」をいただいたが、どちらもおいしかった。
 腹ごしらえをすませた私たちは、その足で大須演芸場へ。スーパー一座の大須オペラ公演『パロマの前夜祭〜スペインの熱い夜〜』を観る。毎年おなじみ、ハッピーエンドの大須オペラだが、なんと今回の公演で大須オペラは終わりだという。毎年この時期の舞台を楽しみにしていただけに残念でならない。大須オペラは誇りある一つの文化であったと思う。その大須オペラに出会えたこと、また、かつてその舞台に立つことができたことは幸運であった。すべて物事に終わりはあるものなのだろう。にしても、今後観られなくなることを思うと、さみしくてならない。



2008年07月13日(日) 笑っていいとも!

 本日放映の「笑っていいとも!増刊号」に<めおと楽団ジキジキ>が出演。時間としては5分程度だったが、ピアニカのデコ弾き等を披露。「笑点」に引き続いて全国ネットの番組への出演。<ジキジキ>が多くの人に知られていくのは嬉しい限りだ。



2008年07月12日(土) フォルクローレの風

 このところ仕事は多忙をきわめ、心身共に疲れ切っている状態。先日は点滴を打って職場に出掛けるということもあった(個人の思いとしては、そこまでしたくはないのだが)。
 そんななかでも、気分転換ははかりたい。八事「POPCORN」でフォルクローレ(南米・アンデス地方の民謡)のライブがあるというので出掛けてきた。名古屋大学OBによる演奏だったが、なかなか聴き応えがあり、楽しいひとときを過ごすことができた。



2008年07月01日(火) ふたたびの<めおと楽団ジキジキ>

 <めおと楽団ジキジキ>が栄の沖縄料理店「結」でライブを行うというので、沙羅を誘って出掛けた。オープニング・アクトは<まっちゃん&えみちゃんwithまなみちゃん>。
 <ジキジキ>は6月22日放映の「笑点」に出演したばかり。5月に星ヶ丘「スローブルース」で共演した<ジキジキ>が全国に知られるのは喜ばしいことだが、ライブ活動もこれまで同様、精力的にやっていってほしいと思う。
 今日のライブは、5月のライブとかぶる部分はあったが、面白いものは何度聴いても面白い。ライブ後、きよしさん・かおるこさんやファンの方々とも歓談。<ジキジキ>のふたりからは、<ジキジキ>の曲を<沙羅双樹ふたたび>でカバーさせてもらうことを承諾していただいた。といっても、いつ発表できることやら。
 忙しい日々を送り、なかなか身動きがとりにくくなっている昨今。でも、今日のところはしばし忘れて、ライブを楽しませていただいた。



2008年06月25日(水) 素晴らしき今宵の<生音くらぶ>

 かなり疲れ気味だったけど、まっちゃんから「今日、えみちゃんとスローブルースに行きます」とのメールが届いたので、沙羅とともにスローブルースに向かった。<四面楚歌>で『満月の夕』も演奏した。
 今日の出演者はどなたも素晴らしいパフォーマンスを展開していたように思われた。私の好みも多分にあるのだが、今日はどなたもボーカルに説得力が感じられて(上手いというのとはちょっと違うけど、演奏者、特にボーカルの突き抜けた感じがとても爽快)、すごく気持ちよく聴くことができた。これまで幾度となく「生音くらぶ」には参加してきたが、みんながみんな素晴らしいという体験は初めてだった気がする。その分、私自身はいまいちな気もしたのだが。



2008年06月15日(日) セッション大会 in 鶴舞公園

 まっちゃんの呼びかけに応えて、今日は昼から鶴舞公園に沙羅とお出かけ。延べ人数にしたら50人くらいになるのかな。それぞれが楽器を持ち寄り、その場のノリでセッション。とても疲れたけど、とても楽しかったな。



2008年06月09日(月) 夏撃波ライブ inアランプーサン

 今夜、「アランプーサン」(名古屋市緑区)での初ライブを行った。対バンは、
芹沢信治(from 福井)、The Droppers [清水正彦 Vo・G 草野健 Vo・G  小谷将弘 Bs サニー Ds]の皆さん。
 この日のトップバッターとして演奏を行うが、変な緊張がずっとあって、自分としては最後までノリ切れず反省点ばかりのライブとなってしまった。数日前の練習では悪くない感じに仕上がっていたのだが、なぜか今日の直前の練習ではスランプに陥ってしまった。日々の疲れがジワジワと私を蝕んでいたのかもしれないが、パワーが落ちているのを自覚。もともと演奏技術のない私、衝動だけで音楽をやっている私には、観客を圧倒するだけのパワーが必要なのだ。というか、下手な演奏を補って余りあるだけの力強さしか、お見せできるものはない。なのに、パワーが漲ってこない。最悪のコンディションで本番を迎えることになってしまった。結局十分にリカバーできないままの本番のステージになってしまい、観に来てくださった方には申し訳なく思った。本番には強いという思いもあっただけに二重のショック。
 芹沢信治さんもThe Droppers も素晴らしい演奏を繰り広げていただけに(両者とも、ボーカルに「説得力」があった)、自分のダメさ加減にしょげてしまう一方。あらためてステージの怖さを味わうこととなった。次のライブ予定は今のところないが(仕事も忙しさを増していくことを思えば、しばらくはないと思うのだが)、今日のライブを教訓に、できるだけ早めにリベンジを果たしたいと思う。
 録音しておいたMDで聴きかえしてみたかぎりでは悪いところばかりではないとも思えるのだが、随所に「迷い」が感じられた。これまでは勢いだけでやってこれたというか、ステージの怖さを知らずにやってこれたが、次のステップにやってきたのだとも思う。今後は技術的な面の強化もはかっていきたい。とは言いながら、やはり私には<衝動>というか、<破壊力>しかないとも思う。なぜなら、私は夏撃波(カ・ゲキハ)なのだから。



2008年06月04日(水) やりにくいヨ!

 今夜も、星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに参加してきた。参加者少数、それとカウンターの一番前寄りに拍手もなく、ニコリともしないお客さんがいたこともあって、何となくやりづらい(会場が満員の状態と、ガラガラの状態とだったら、後者のほうが断然やりづらい)。
 『おそうじオバチャン』(憂歌団)なんてじっと聴いていられたら、やりづらくてしょうがない。でも、やったけどね。あと、『春夏秋冬』(泉谷しげる)を夏撃波流で演奏。それから、デュオ<沙羅双樹ふたたび>で『波』(どんと)を演奏。今回は参加者少数のため、さらに1曲、『愚か者』(近藤真彦)を夏撃波流に演奏。やりにくい感じはあったけど、静かな夜もたまにはいいとも思う。



2008年05月28日(水) 隠れファン

 今夜、星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに夏撃波ソロで参加。自作詩『嵐を呼ぶ男〜山本秀雄のばあい〜』の朗読、『朝日楼』(浅川マキ)の演奏、そして最後に寺山修司の詩『力石徹よ』の朗読。
 今夜の生音くらぶ出演者は、10組弱。終了後、最近の常連さん(30代の男性)2人組としばし歓談。「僕たち、夏撃波さんの隠れファンなんです」との言葉に一瞬喜ぶが、チョット待てよ。それって、「大ファンの言い間違い」? それとも正真正銘の「隠れファン」? だとしたら、何で隠れなあかんの!!、と心の中でツッコミを入れる。何となく真意を確かめるのがこわかったので、言葉にして突っ込むことはなかったけどね。


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