夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2008年07月12日(土) フォルクローレの風

 このところ仕事は多忙をきわめ、心身共に疲れ切っている状態。先日は点滴を打って職場に出掛けるということもあった(個人の思いとしては、そこまでしたくはないのだが)。
 そんななかでも、気分転換ははかりたい。八事「POPCORN」でフォルクローレ(南米・アンデス地方の民謡)のライブがあるというので出掛けてきた。名古屋大学OBによる演奏だったが、なかなか聴き応えがあり、楽しいひとときを過ごすことができた。



2008年07月01日(火) ふたたびの<めおと楽団ジキジキ>

 <めおと楽団ジキジキ>が栄の沖縄料理店「結」でライブを行うというので、沙羅を誘って出掛けた。オープニング・アクトは<まっちゃん&えみちゃんwithまなみちゃん>。
 <ジキジキ>は6月22日放映の「笑点」に出演したばかり。5月に星ヶ丘「スローブルース」で共演した<ジキジキ>が全国に知られるのは喜ばしいことだが、ライブ活動もこれまで同様、精力的にやっていってほしいと思う。
 今日のライブは、5月のライブとかぶる部分はあったが、面白いものは何度聴いても面白い。ライブ後、きよしさん・かおるこさんやファンの方々とも歓談。<ジキジキ>のふたりからは、<ジキジキ>の曲を<沙羅双樹ふたたび>でカバーさせてもらうことを承諾していただいた。といっても、いつ発表できることやら。
 忙しい日々を送り、なかなか身動きがとりにくくなっている昨今。でも、今日のところはしばし忘れて、ライブを楽しませていただいた。



2008年06月25日(水) 素晴らしき今宵の<生音くらぶ>

 かなり疲れ気味だったけど、まっちゃんから「今日、えみちゃんとスローブルースに行きます」とのメールが届いたので、沙羅とともにスローブルースに向かった。<四面楚歌>で『満月の夕』も演奏した。
 今日の出演者はどなたも素晴らしいパフォーマンスを展開していたように思われた。私の好みも多分にあるのだが、今日はどなたもボーカルに説得力が感じられて(上手いというのとはちょっと違うけど、演奏者、特にボーカルの突き抜けた感じがとても爽快)、すごく気持ちよく聴くことができた。これまで幾度となく「生音くらぶ」には参加してきたが、みんながみんな素晴らしいという体験は初めてだった気がする。その分、私自身はいまいちな気もしたのだが。



2008年06月15日(日) セッション大会 in 鶴舞公園

 まっちゃんの呼びかけに応えて、今日は昼から鶴舞公園に沙羅とお出かけ。延べ人数にしたら50人くらいになるのかな。それぞれが楽器を持ち寄り、その場のノリでセッション。とても疲れたけど、とても楽しかったな。



2008年06月09日(月) 夏撃波ライブ inアランプーサン

 今夜、「アランプーサン」(名古屋市緑区)での初ライブを行った。対バンは、
芹沢信治(from 福井)、The Droppers [清水正彦 Vo・G 草野健 Vo・G  小谷将弘 Bs サニー Ds]の皆さん。
 この日のトップバッターとして演奏を行うが、変な緊張がずっとあって、自分としては最後までノリ切れず反省点ばかりのライブとなってしまった。数日前の練習では悪くない感じに仕上がっていたのだが、なぜか今日の直前の練習ではスランプに陥ってしまった。日々の疲れがジワジワと私を蝕んでいたのかもしれないが、パワーが落ちているのを自覚。もともと演奏技術のない私、衝動だけで音楽をやっている私には、観客を圧倒するだけのパワーが必要なのだ。というか、下手な演奏を補って余りあるだけの力強さしか、お見せできるものはない。なのに、パワーが漲ってこない。最悪のコンディションで本番を迎えることになってしまった。結局十分にリカバーできないままの本番のステージになってしまい、観に来てくださった方には申し訳なく思った。本番には強いという思いもあっただけに二重のショック。
 芹沢信治さんもThe Droppers も素晴らしい演奏を繰り広げていただけに(両者とも、ボーカルに「説得力」があった)、自分のダメさ加減にしょげてしまう一方。あらためてステージの怖さを味わうこととなった。次のライブ予定は今のところないが(仕事も忙しさを増していくことを思えば、しばらくはないと思うのだが)、今日のライブを教訓に、できるだけ早めにリベンジを果たしたいと思う。
 録音しておいたMDで聴きかえしてみたかぎりでは悪いところばかりではないとも思えるのだが、随所に「迷い」が感じられた。これまでは勢いだけでやってこれたというか、ステージの怖さを知らずにやってこれたが、次のステップにやってきたのだとも思う。今後は技術的な面の強化もはかっていきたい。とは言いながら、やはり私には<衝動>というか、<破壊力>しかないとも思う。なぜなら、私は夏撃波(カ・ゲキハ)なのだから。



2008年06月04日(水) やりにくいヨ!

 今夜も、星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに参加してきた。参加者少数、それとカウンターの一番前寄りに拍手もなく、ニコリともしないお客さんがいたこともあって、何となくやりづらい(会場が満員の状態と、ガラガラの状態とだったら、後者のほうが断然やりづらい)。
 『おそうじオバチャン』(憂歌団)なんてじっと聴いていられたら、やりづらくてしょうがない。でも、やったけどね。あと、『春夏秋冬』(泉谷しげる)を夏撃波流で演奏。それから、デュオ<沙羅双樹ふたたび>で『波』(どんと)を演奏。今回は参加者少数のため、さらに1曲、『愚か者』(近藤真彦)を夏撃波流に演奏。やりにくい感じはあったけど、静かな夜もたまにはいいとも思う。



2008年05月28日(水) 隠れファン

 今夜、星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに夏撃波ソロで参加。自作詩『嵐を呼ぶ男〜山本秀雄のばあい〜』の朗読、『朝日楼』(浅川マキ)の演奏、そして最後に寺山修司の詩『力石徹よ』の朗読。
 今夜の生音くらぶ出演者は、10組弱。終了後、最近の常連さん(30代の男性)2人組としばし歓談。「僕たち、夏撃波さんの隠れファンなんです」との言葉に一瞬喜ぶが、チョット待てよ。それって、「大ファンの言い間違い」? それとも正真正銘の「隠れファン」? だとしたら、何で隠れなあかんの!!、と心の中でツッコミを入れる。何となく真意を確かめるのがこわかったので、言葉にして突っ込むことはなかったけどね。



2008年05月27日(火) パラダイス・カフェ21

 今池のライブハウス「パラダイス・カフェ21」のフリーライブに<沙羅双樹ふたたび>でエントリーし、『TOMORROW』(ヒートウェイヴ)、『Paint It Black』(ローリング・ストーンズ)の2曲を演奏してきた。参加者は20代の若い層が多く、演奏中も皆じっと聴いているので(「イェーイ」とかいう掛け声は一切なく)緊張感が増した。でも、いつもと違った雰囲気の場所での演奏は、いい練習にはなったと思う。



2008年05月24日(土) ハッピーバースディ

 今夜、仕事が終わってから、栄の沖縄居酒屋「結」へ直行。三線サークルで知り合ったチカちゃん&トモちゃん(5月11日のわれわれのライブにも観客として来てくれていた)のユニット<ヤパイ・ヤパイ>の初ライブを観に行った。チカちゃん(三線)、トモちゃん(ギター)の二人とも楽器を初めて3ヶ月にしての初ライブである。もちろん凄い技術があるわけではないけど、3ヶ月にしては出来過ぎと言っていいのではないかと思ったよ。「私自身、3ヶ月目でどれだけのことができていたか」と振り返ってみれば、彼女たちの凄さがわかるんだな。何より心から楽しんでやっているのが見てとれて、初々しいのがいい。その楽しさって、周りにも伝染するんだよね。周囲の人間を幸せな気持ちにさせる、そんな雰囲気を持った二人は、とてもキュートだった。
 彼女たちのステージが終わってから、私もトモちゃんのギターで演奏した(特に用意したものはなかったので、浅川マキの『朝日楼』を演奏。途中から、えみちゃんがピアニカで絡んで、素晴らしい演奏をしてくれた)。で、演奏後、いきなりバースデイ・ケーキが出てきた(沙羅が秘かに用意してくれていた)。今日は、私の誕生日である。こんなふうに祝ってもらうのも久しぶりだったけど、うれしかったな。一つ年をとることが喜べなくなって久しいが、でも、みんなから祝福されるというのは嬉しいものだね。あと<四面楚歌>で5月11日以降再び演奏できたのもうれしかったよ。
 いい仲間に囲まれることの幸せをあらためて感じた夜だった。



2008年05月20日(火) 当たりくじ

 わたくし、宝くじはしょっちゅう買うんですよ。1等賞金が1億円以上のジャンボしか買わないんですけどね。そりゃ、1千万でも100万円でも当たればうれしいんでしょうけど、100万円当たっても、仕事は辞められないですからね。えっ、仕事、そんなに辞めたいかって。う〜ん、辞めたいですね。でも、辞めたら食っていけない。多くの人は同じじゃないかな。楽な仕事って、そうはないですからね。例えば好きな音楽で食っていけるってのは他人からすれば羨ましく思えるけど、ミュージシャンにだってミュージシャンなりの苦労はあるでしょうし。まっ、わたくしなんかも福祉の仕事をしてますけど、第三者からみれば「やりがいのある仕事をされて、ご立派ですね」なんてことになるんでしょうな。できることなら仕事は辞めたいという思いに変わりはないのですが、でも自分が不幸せかというとそんなことはない。何だかんだ言っても好きなように生きてるって思うし、どちらかっていうと幸せな人生だと思いますよ。
 でもね、「1億円あったら」なんて思うことはしょっちゅうです。で、宝くじは買うんですが、これがなかなか当たらない。最下位の当選(300円)なんて、当たりのうちには入りませんからね。これまでの当選金額も3000円がいいところだったんです。でね、今日、宝くじ売場に行って「当選調べ」をしてもらったんです。あっ、わたくしはいつだって自分では調べずに、機械で調べてもらうんですがね。今日はね、1万円と3千円と数百円、当たってたんですよ。1万円なんて初めてですからね。ちょっとうれしかったな。1億円なんか当たっちゃったらどうなるんですかね。人生、変わるんですかね。でもね、人間は弱いから悪い方に変わっちゃうことだってありますよね。わたくし自身も十分に弱さを持った人間ですから、お金に惑わされるくらいだったら、今のほうがいいくらいかもしれませんね。つうか、今だって十分にお金に惑わされてますね。まあ、人間なんてロクなもんじゃねえってことかな。生きてると、いろいろと勉強になりますね。
 もう間もなく、わたくしも誕生日が来て42歳。厄年ってやつですよ。できれば病気せずに、元気で過ごせたらって思ってますけど。
 まあ、何事につけ、人間の思い通りになることなんて、そう多くはない。でも、モノは考えようで、人生とは何ぞや、幸せとは、なんて考えてみて、わたくしが思うに、喜びの多い人生こそが最高ではないかと。喜びの中味はいろいろあるんでしょうがね。まあ、今のところ、わたくしが考えておりますのは、そんなところでございます。


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