夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2007年04月25日(水) 多くのオーディエンスに囲まれて

 今夜、星ヶ丘「スローブルース」に行き、「生音くらぶ」に参加。
 店に入ると既に多くの客で賑わっていたが、演奏者は多くはなく、純粋な観客が多数を占めているとのこと。私の出番の頃には、店は満席に近い状態。緊張はしたが、多くの客を前に演奏できるのはうれしい。
 まずは、「雨ニモマケズ」(宮沢賢治)をミンミンの演奏にのせて朗読。2曲目からはギターに持ち替えて「白い小鳩」(朱里エイコ)、「南三条」(中島みゆき)を演奏した。
 すべての演奏者が演奏し終えてから、全員でセッションをやったが、今回は演奏者が多く、まるでビッグバンドのようだった。そういうのも楽しくて、とてもいい。



2007年04月22日(日) 『北斎とお栄』

 原智彦・作・演出・主演のお芝居『北斎とお栄』を観に行ってきた。会場は、鶴舞「K.D.Japon」。中央線高架下の店内に出現した「江戸の町」、浮世絵画家・葛飾北斎(原智彦)とその娘・お栄(夕沈)を中心に繰り広げられる空想の世界。知久寿焼の生演奏も加わって、不思議な夢でも見ているかのような展開。思わず心地いい眠りに誘われてしまいそうな感覚であった(芝居がつまらなかったという意味ではなく、むしろ面白かったということです。念のため)。



2007年04月18日(水) 誕生日プレゼント

 今日は、デュオ・パートナーの沙羅さんのお誕生日。先日購入しておいたアコーディオン(中古だけど)をプレゼントとして手渡す。沙羅さんは恐縮していたが、それでも喜んで早速アイリッシュっぽく演奏を始めた。沙羅さんにしてみれば鍵盤楽器はさほど難しくないらしい。二人で合わせて演奏できる日も近いと思われた。



2007年04月16日(月) 中古のアコーディオンだけど、

 デュオ・パートナーの沙羅さんが明後日○○回目のお誕生日を迎えるというので、プレゼントを買いに大須に出掛けた。
 何故、大須かって? 今回プレゼントとして考えていたのは、アコーディオン。<沙羅双樹ふたたび>の演奏の幅を広げるためにも、アコーディオンは欲しかった。もちろん沙羅さんにも喜んでもらえるものと思っていた。本当は新品をプレゼントしたいところだったが、予算上中古しか買えそうにない。で、大須の「コメ兵」に中古のアコーディオンを探しに行った。楽器売場で見つけだしたアコーディオンの価格は2万円台。音出ししてみても特に問題はなさそう。5万円以内なら買おうと思っていたので、即購入。
 一日も早くアコーディオンを絡ませた演奏をしてみたい。夢見る気分で帰路についた。



2007年04月11日(水) 八事の夜、詩のあるからだ

 第2水曜日の今日、八事「POPCORN」で朗読会「詩のあるからだ」が開催された。
 ギターを担いで10分ほど歩いて「POPCORN」に行った。「POPCORN」は、スタイリッシュなイベント・カフェ。最高の舞台でもある。そこでは、朗読する人も、ギターを演奏する人もいた。私は、中島みゆきの『南三条』という曲を思う存分演奏した。
 第二部は、サマー『お姉ちゃんの詩集』から選び出された2篇の詩の詠みくらべ。ローティーンらしからぬ詩が興味深かった。



2007年04月07日(土) ああ、無常

  祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
  沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす

 名古屋の桜の名所、山崎川へ花見に出かけた。満開というか散りはじめの桜に心なごませ、春の空気を感じてきた。
 そのまま瑞穂運動場方面まで歩いていき、電車で丸の内まで移動。名古屋能楽堂に、「平家物語」の琵琶弾き語り(久世旭如さんらによる)を聴きに行った。今回は原智彦さん(スーパー一座座長)と黒田かなでさん(フリー・ヴァイオリニスト)がゲスト出演し、華を添えた。筑前琵琶とヴァイオリンの音色が意外にもよく合っており、面白かったよ。



2007年03月31日(土) 新たな練習スタジオへ

 2月は引越、3月は仕事で忙しく、しばらくは楽器の練習もままならなかったが、今日は久しぶりに<沙羅双樹ふたたび>のパートナー・沙羅さんと音合わせ。インターネットで探し当てた天白区の某スタジオで2時間ほど練習。身体の疲れもあって声はあまり出なかったが、何より周りを気にせず演奏できるのはいい。心地いい疲れを残して家に帰ってきた。



2007年03月25日(日) 4ヶ月ぶりの<ぐるぐる詩の輪>

 何かと忙しかったり、予定が合わなかったりで、詩の朗読会の参加も久しぶり。しばらくぶりに会う顔がそこにはあった。
 私たち人間は絶えず言葉で会話をし、言葉で思考し、感じ、つまり、毎日の生活のなかで言葉は空気のような存在である。その多くは使い捨ての言葉かもしれない。なにげなく流れていく幾多の言葉のなかで、しかし、心を震わす言葉に出会う瞬間がある。
 詩は、日常の言語とは性質のやや異なるものであろう。いい詩というものは、言葉の持つ魔力が十二分に引き出され、人の心をとらえて離さない。そんな詩を作るのは至難の業ではあるのだが。そんなことをぼんやりと考えていた。



2007年03月18日(日) ハッスルできなかった「ハッスル」

 愛知県体育館に、エンタメ・プロレス「ハッスル」を観に行ってきた。今回は、伝説の悪役レスラー、タイガー・ジェット・シンがやってくるということで、それを一番の目当てに行った。
 でも、シンはいまひとつだったし、全体的にもつまらないものを見せられたという印象しか残らなかった。チャチな演出ばかりが目について、肝心のプロレスの試合内容がスカスカだった。プロレスはショーであってかまわない、いや、むしろ一流のショーであるべきだ、というのが私の考え方であるが、その見方からしても、今回の「ハッスル」はお客からお金を取れる内容のものではなかった。やはり試合で見せてほしいと思った。ストレス解消の機会と思って観に行ったのに、逆にストレスがたまってしまった、というわけだ。



2007年03月14日(水) 2ヶ月ぶりのスローブルース

 このところ仕事が立て込んで「スローブルース」になかなか行けないでいたのだが、今日は何としても参加しようと、ギターをかかえて行った。本日の「生音くらぶ」はとても盛況で、私が演奏した頃には20人以上のお客で席はだいぶ埋まっていた。
 こんな日こそ思いきり演奏したかったのだが、日頃の疲れが出て声もしっかり出てこなかった。『ー10℃の恋だから』(オリジナル)、『春よ、来い』(ユーミン)、『春なのに』(中島みゆき)の3曲を演奏。
 自分の出番が終わってからは、リッラックスして他の人の演奏を聴いた。技術的に高い演奏も聴かれたことだし、またインパクトのある演奏も聴かれたことだし、とてもとても楽しい雰囲気に包まれてもいた。
 自分自身の演奏については消化不良だったが、今後満足のいく演奏ができるようにしていきたいと思う。


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