| 2006年01月21日(土) |
タテタカコ & シノノメソラ |
鶴舞「K.D.Japon」にて、タテタカコとシノソノメラの2組のライブがあった。
最初のステージは、シノノメソラ。ただ、今回はクラリネット1名が抜け、「満福旅団」から2名、トランペット&ピアニカ&ボーカルで参加というスタイル。どこか懐かしさを覚えるエスニックサウンド。なかでも、黒田かなで(バイオリン)のエモーショナルな演奏には目を瞠るものがあった。会場も大いに盛り上がった。
休憩後、タテタカコによるピアノ弾き語り。映画『誰も知らない』の主題歌「宝石」で彼女のことを知ったのだが、ライブで聴いてみて、その歌唱力の高さに驚かされた。切々と歌い上げるボーカルは、初期の中島みゆきをも思わせた。シノノメソラのステージに見られた盛り上がりとは異質な、張りつめた緊張感が会場全体を包んだ。聴き入らずにはおかない、素晴らしい弾き語りだった。 帰りに、タテタカコ自主制作のCDを購入した。
2組ともに、人の心を大いに揺さぶる演奏を展開してくれた。「1度で2度おいしい」というのが、今日のライブの感想だ。
星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加するが、本日の出演者は私の他は2組。ボサノバの曲を演奏するHさん&Yさんと、ドラム・ソロのKさん。他では見ることのできない組み合わせだ。 時間はたっぷりあり、結局2曲ずつ4ステージ演奏する。1ステージ目、「津軽幻想即興曲」(オリジナル)をミンミンで演奏し(私にしては珍しくインスト曲)、「オンリー・ユー」(プラターズ)をギター演奏とともに歌い上げる。2巡目、「サン・トワ・マミ」(越路吹雪)をカスタネットで奏でつつ歌い、「ラヴィン・ユー」(ミニー・リパートン)をギターにのせて歌う。3巡目、「だんご三兄弟」を渋く歌い、「私たちの望むものは」(岡林信康)をギター&ボンゴで演奏。最後、4巡目はストレート勝負、「愛はかげろう」(雅夢)と「サルビアの花」(早川義夫)を高らかに歌い上げた。 てな具合で、たくさん歌いこめて、いい練習にもなった。
ウクレレ奏者であり、ミンミン考案者でもある川合ケンさんのライブが、八事日赤近くの喫茶店「カフェ石橋」で行われた。 川合さんも、私と同じく、ジャンルにこだわりなく好きな曲を演奏するというスタンスのようだ。クラシックもやれば、スタンダードも「昭和歌謡」もやる。美空ひばりをやったかと思えば、ベンチャーズもやったりして。一見すると節操がなさそうに思われるかもしれないが、そんなことはない。一曲一曲、愛情をこめて演奏していることがうかがえた。 音楽で自由自在に遊べるからこそ、ミンミンなどという新たな楽器を生み出しちゃったりもするのだろう。「音を楽しむこと=音楽」をよくわかっている人が奏でる音楽、それは人の心に響いていくものなのだ。
| 2006年01月14日(土) |
みんなの民族楽器<ミンミン> |
数日前、市内の某楽器店でウィンドウショッピングをしている最中、見覚えのある顔に遭遇。「みんなの民族楽器<ミンミン>を開発した」川合ケンさん(たしか守山区在住)だ。すでに<ミンミン>は商品化され、売り出されているというではないか。その日のうちに予約して、ついに今日入手。津軽三味線のような音も出せれば、琉球風、アラブ風の音も出せる。 私は早速「津軽幻想即興曲」なるオリジナル曲を作ってしまった。この楽器、なかなかいい遊び道具になりそうだ。
| 2006年01月11日(水) |
今日までそして明日から |
八事「ポップコーン」にて、今年初めの「詩のあるからだ」が開催されたので、参加。21時ごろにお暇して、星ヶ丘へ急行。
星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」も、今日が今年初。 「今日までそして明日から」(吉田拓郎)、「だんご三兄弟」を渋めのアレンジで、そしてオリジナルで「星が丘ロケンロール」の3曲を演奏。
今年は今年で新たなことに挑戦していこうと思う。
東新町「テレピアホール」にて、ドラゴンゲート(プロレス団体)の2006年の開幕戦が行われた。 プロレスを観るのは、去年の夏以来か。格闘技の緊迫感も悪くないが、どことなく予定調和的なプロレスの雰囲気もまたいい。 プロレスにもいろいろなタイプがあるが、ドラゴンゲートは他団体に比べ、女性ファンが多い。ヘビー級のストロングスタイルとは対極の、中軽量級のルチャ団体。「その辺を歩いている、ちょっと格好いいお兄さんが、リング上で軽快に動き回っている」ってなイメージ。スピーディーな試合展開と華麗な動きが観客を魅了する。 こぢんまりとした会場だが、一体感があって盛り上がった大会だった。そのあたりにこの団体の勢いを感じた。
重松清の同名小説をSABUが映画化。 「沖」と「浜」という対立する二つの地域が存在する、西日本のとある干拓地。「浜」に住む少年シュウジは、兄が起こした放火事件から家族離散を余儀なくされ、過酷な運命に翻弄される。孤独と絶望のなかで、シュウジは「人とつながりたい」と切に願うのだが・・・。 現代を生きる少年の繊細さ、危うさが描かれたこの作品、どことなく、中上健司の小説をも思わせる。映画もさることながら、原作がとてもいい。
| 2006年01月04日(水) |
<沙羅双樹ふたたび>新年会 |
私のデュオ・パートナーである沙羅さんのお宅におジャマして、新年を祝った。 沙羅さんは名古屋出身、そして私は山梨出身である。お互いに故郷自慢じゃないが、「お雑煮大会」を開催。まあ、開催というか、お互いに郷土のお雑煮を作って食べるというだけのこと。ご当地名古屋のお雑煮は小松菜と餅を醤油仕込みで煮るというもの、対する山梨のお雑煮は野菜をふんだんに入れ餅と一緒に醤油仕込みで煮るというもの。でもね、音楽と酒が好きな二人のこと、酒が入れば、歌ったり演奏したり音楽談義に花が咲き、また酒を飲み、といった塩梅。適当に腹も膨れて、いい気分。 もともと沙羅さんは親友ではあるが、音楽を通じてさらに信頼関係が深まった。 <沙羅双樹ふたたび>結成から1年弱だが、今年もっともっと活動の幅を広げていきたいと思っている。あと、ソロでもさらに飛躍していきたい。
| 2006年01月03日(火) |
出演決定!<1/29 at.スローブルース> |
ひとつお知らせです。
新年1月29日(日)の夜、星ヶ丘「スローブルース」にて行われるライブに出演することになりました。私・夏撃波(1曲だけ、沙羅とのデュオで演奏)の他、2組が出演します。ライブ時間はPM8:30〜PM11:00(営業時間:PM7:00〜AM2:00)ですが、出演順は未定です。料金は、チャージ500円+飲食代となります。 ちなみに、「スローブルース」のホームページは以下の通りですので、詳細はこちらでご確認下さい。
http://homepage2.nifty.com/slow-blues/index.htm
| 2006年01月01日(日) |
一年の計は元旦にあり |
大晦日、総合格闘技「PRIDE」の試合を観て、新宿歌舞伎町のホテルにて年越し。 そして、元日の午後、私は下北沢にいた。 ザ・スズナリという小劇場で、新宿梁山泊の公演があったのだ。唐十郎の書き下ろし作「風のほこり」を、金守珍(キム・スジン)が演出。 舞台下手側に水が張られ、下手奧から屋根裏(客席からは見えないが)へと続く螺旋階段がセットされている。時間の経過につれ、唐十郎の幻想的、いや妄想的とも言える世界観に、劇場全体が染め上げられていく。ふと最後列に目をやれば、唐十郎その人が観劇の最中でもあった。新宿梁山泊の役者陣も、最高の舞台を披露してくれたと思う。 芝居が終わってから、お屠蘇が用意されており、下北沢の小さな芝居小屋で新年を祝うことになった。観客のなかに、作家の梁石日(ヤン・ソギル)、役者の六平直政(ムサカ・ナオマサ)も混じっていた。 てな具合で、素晴らしき元旦。芝居小屋を出てからは東京駅へ急行。新幹線で名古屋に戻ってきた。
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