2005年08月21日(日) |
夏の終わりの「続・ぽえ茶」 |
本日、8月の「続・ぽえ茶」(詩の朗読会)が開催されたので参加してきた。午後3時前に会場に到着すると、主催者(林本さん)よりいきなり「演奏は今のうちに早くやって!」とのこと。 慌てて楽器を用意し、まずは<沙羅双樹ふたたび>による演奏(知久寿焼「326」)を開始。今回の目玉は、沙羅のピアニカ初挑戦。ピアニカが入ることで、演奏により深い味わいが加わった感じ。 続けてソロ(夏撃波)で演奏。今回は、萩原朔太郎の「竹」という詩に、ブルース調の曲をつけてみた。 我々の演奏が終わってから「本編」の「ぽえ茶」が始まった。その後は、私もオーソドックスな(?)朗読をおこなった。自作の短歌を、室生犀星「小景異情」と絡めながら発表。また、ユーミンの「ひこうき雲」を朗読してもみた。 「続・ぽえ茶」終了後は、そのまま二次会へなだれ込む・・・。
それにしても、もう夏は終わりに近づいているんだな。明日から、仕事の日々が続く。ちょっと気が重いが、それも致し方ない。 さあ、次の楽しみまで乗り切っていくとしよう。
2005年08月19日(金) |
「編曲:沙羅双樹ふたたび」 |
ギター・デュオ<沙羅双樹ふたたび>として、市内某所で練習を行った。まずは、21日開催の「続・ぽえ茶」で発表予定の「326」(知久寿焼)を中心に練習。今回の目玉は、沙羅のピアニカ初挑戦。私が「326」の旋律をギターで繰り返し演奏している横で、沙羅がピアニカでいろいろと試して演奏。そうこうしているうちに、だんだん形になっていく。まあ、私は口出しするばかりで、ほとんどは沙羅がアレンジしたようなものなのだが、クレジットとしては「編曲:沙羅双樹ふたたび」ということにした。沙羅のピアニカはとてもいい感じに仕上がりつつあり、本番当日はかなり期待できそうだ。こんなふうに音楽を作るプロセスというのが、これまた楽しいものである。
2005年08月18日(木) |
美術館めぐり&赤味噌ビール |
今日は、「片岡球子展」(名古屋市美術館)と「ゴッホ展」(愛知県美術館)を立て続けに観てきた。 まずは、現代日本画の巨匠・片岡球子の100歳記念展。ライフワークである「面構」シリーズを中心に、初期作品、「富士山」や「裸婦」シリーズなど代表作が展示されていた。片岡球子の名は今回初めて知ったが、大作揃いで、なかでも「面構」シリーズには惹きつけられた。とりわけ、「面構 浮世絵師歌川国芳と浮世絵研究家鈴木重三先生」には、そのあまりに大胆で自由な発想に驚かされた(浮世絵研究家・鈴木重三氏と、浮世絵師・歌川国芳と、国芳の描いた浮世絵とが、ひとつの絵のなかに、時空を超越して描かれている)。さらに凄いのは、片岡球子さんご自身、百寿を迎えてなお現役でご活躍という点だ。私は、すっかり片岡球子ファンになってしまった。 さて、続いては「ゴッホ展」。絵に興味がない人でも、その名前は知っている。印象派以後の美術に大きな影響を与え、今日もなお私たちの心を揺り動かしているゴッホ。彼も、浮世絵から多大な影響を受けた一人。というか、それまで見向きもされてこなかった浮世絵を「芸術」として初めて評価したのが、ゴッホや印象派の画家たちであった。そうした美術の歴史の積み重ねの上に、片岡球子のような才能が生まれてきたのだとも思った。 芸術に酔いしれた後、今度はおいしい地ビールで酔いしれた。地ビールレストラン「ランドビアサーカス」にて味わったのが、名古屋のご当地ビール、その名も「赤味噌ビール」。お味のほうは、黒ビールのような口当たり。気をつけてみないと、赤味噌の風味は感じられない。私には好みのビールであった。 てな具合で、芸術とビールで、ちょっぴりリッチな気分の一日だった。 、
昨夜に引き続き、星ヶ丘「スローブルース」へ。今夜は「生音くらぶ」。お盆だと言うのに、大入り満員、演奏者多数。結局、すべての演奏が終わったのが、午前1時過ぎ。 今回、私はデュオ(沙羅双樹ふたたび)の相方・沙羅と参加。まずは2曲、『夏祭り』(井上陽水)、『おるがん』(たま)を2本のギターで演奏。 2巡目は、ソロ(夏撃波)で。『サマータイム』(ジャニス・ジョプリン)を、ボンゴ&カズー&サウンドホースで演奏。 ソロとデュオとでは音色も微妙に(だいぶ?)違ってくるが、そこがまた面白いところ。音楽の楽しみも非常に幅があるのだと思う。
2005年08月16日(火) |
真夏のロック・セッション |
約1ヶ月ぶりに、星ヶ丘「スローブルース」に出かける。今夜は、ロック・セッションの日。ジミ・ヘン、クリーム、ツェッペリン、ディープ・パープルなどの曲を演奏。私は、ボンゴ&カズーで参加した。 お盆ということもあってか、今日はお客さんも少なく、盛り上がりとしてはいまひとつだったが、いい練習にはなったと思う。
昨日に引き続き、今日も鶴舞「K.D.Japon」に行ってきた。今日は、元「たま」の知久寿焼ライブがあった。 「たま」初期の頃の名曲も演奏された。特に、私の「持ち歌」(?)でもあり、大好きな曲『おるがん』が演奏されたのはうれしかった。それにしても、知久さんの歌は心に沁みるよな〜。これって何なんだろうかと思う。 帰り、中央線高架下の居酒屋「バリバリ屋」で一寸一杯。ほろ酔い加減で、帰路についた。
2005年08月13日(土) |
なずさふなつことのは |
みおよしき・プロデュースによるポエトリー・リーディング・イベント『Birdなずさふなつことのは』が、鶴舞「K.D.Japon」で開催された。 夏の宵、女性7人による詩的表現。「K.D.Japon」という場所の雰囲気も、詩の朗読にはおあつらえ向きだと思ったね。 後半は、飛び入り参加による「オープンマイク」。もちろん、私も参加したよ。中原中也『汚れちまった悲しみに』に曲をつけた作品を発表(演奏)、観客の皆さんもノッてくださり、大いに盛り上がった。 ちょっとした暑気払いにはなったように思う。
愛知県勤労会館に、『百人芝居・真夜中の弥次さん喜多さん』(原作:しりあがり寿、脚本・演出:天野天街、主演:小熊ヒデジ・寺十吾)を観に行ってきた。『二人芝居・真夜中の弥次さん喜多さん』のリメイクといったところかな。出演者総数161人、スタッフ・協力者含めると300人前後がかかわっているというこの芝居、実は「三百人芝居」との話もある。 百人以上の人が舞台上にのると、さすがに迫力がある。「二人芝居」のエッセンスは残しつつ、見応えのある芝居に仕上がっていた。アマノテンガイ・ワールド満載、2時間あまりの舞台を十二分に楽しむことができた。
名古屋に戻ってきた。 戻ってきてすぐ愛知県体育館に出かけた。新日本プロレスの最強を決める大会「G1」を観るために。 プロレスの場合、強さもだけど、いかに観客にアピールできるかが重要だね。今夜は好試合が続き、十分楽しむことができた。
昨日より、我が故郷・山梨に帰ってきている。久しぶりの我が家、両親はすっかり年老いた。短い帰郷だったが(明日再び名古屋に戻る)、今回は家族、親戚の人などといつも以上に話す場が持てた。それにしても、帰るべき場所は、半分は帰りたい、しかし半分は帰りたくない場所だ。「故郷は遠きにありて思うもの」ということか。 ふいに、短歌が思い浮かんだので、それを以下に記しておこう(今回の帰郷で着想は得たが、いちおうフィクションなのでお間違いなく。特に2種め、父は危篤では決してないので)。
どうしても 出て行くのかと 問う母の 我に渡せし にぎり飯かな
チチキトク スグカエレとの 電報に 十年ぶりの 故郷(こきょう)の土踏む
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