夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2005年08月17日(水) ソロ&デュオ

 昨夜に引き続き、星ヶ丘「スローブルース」へ。今夜は「生音くらぶ」。お盆だと言うのに、大入り満員、演奏者多数。結局、すべての演奏が終わったのが、午前1時過ぎ。
 今回、私はデュオ(沙羅双樹ふたたび)の相方・沙羅と参加。まずは2曲、『夏祭り』(井上陽水)、『おるがん』(たま)を2本のギターで演奏。
 2巡目は、ソロ(夏撃波)で。『サマータイム』(ジャニス・ジョプリン)を、ボンゴ&カズー&サウンドホースで演奏。
 ソロとデュオとでは音色も微妙に(だいぶ?)違ってくるが、そこがまた面白いところ。音楽の楽しみも非常に幅があるのだと思う。



2005年08月16日(火) 真夏のロック・セッション

 約1ヶ月ぶりに、星ヶ丘「スローブルース」に出かける。今夜は、ロック・セッションの日。ジミ・ヘン、クリーム、ツェッペリン、ディープ・パープルなどの曲を演奏。私は、ボンゴ&カズーで参加した。
 お盆ということもあってか、今日はお客さんも少なく、盛り上がりとしてはいまひとつだったが、いい練習にはなったと思う。



2005年08月14日(日) 知久寿焼ライブ

 昨日に引き続き、今日も鶴舞「K.D.Japon」に行ってきた。今日は、元「たま」の知久寿焼ライブがあった。
 「たま」初期の頃の名曲も演奏された。特に、私の「持ち歌」(?)でもあり、大好きな曲『おるがん』が演奏されたのはうれしかった。それにしても、知久さんの歌は心に沁みるよな〜。これって何なんだろうかと思う。
 帰り、中央線高架下の居酒屋「バリバリ屋」で一寸一杯。ほろ酔い加減で、帰路についた。



2005年08月13日(土) なずさふなつことのは

 みおよしき・プロデュースによるポエトリー・リーディング・イベント『Birdなずさふなつことのは』が、鶴舞「K.D.Japon」で開催された。
 夏の宵、女性7人による詩的表現。「K.D.Japon」という場所の雰囲気も、詩の朗読にはおあつらえ向きだと思ったね。
 後半は、飛び入り参加による「オープンマイク」。もちろん、私も参加したよ。中原中也『汚れちまった悲しみに』に曲をつけた作品を発表(演奏)、観客の皆さんもノッてくださり、大いに盛り上がった。
 ちょっとした暑気払いにはなったように思う。



2005年08月12日(金) 百人芝居

 愛知県勤労会館に、『百人芝居・真夜中の弥次さん喜多さん』(原作:しりあがり寿、脚本・演出:天野天街、主演:小熊ヒデジ・寺十吾)を観に行ってきた。『二人芝居・真夜中の弥次さん喜多さん』のリメイクといったところかな。出演者総数161人、スタッフ・協力者含めると300人前後がかかわっているというこの芝居、実は「三百人芝居」との話もある。
 百人以上の人が舞台上にのると、さすがに迫力がある。「二人芝居」のエッセンスは残しつつ、見応えのある芝居に仕上がっていた。アマノテンガイ・ワールド満載、2時間あまりの舞台を十二分に楽しむことができた。



2005年08月11日(木) G1

 名古屋に戻ってきた。
 戻ってきてすぐ愛知県体育館に出かけた。新日本プロレスの最強を決める大会「G1」を観るために。
 プロレスの場合、強さもだけど、いかに観客にアピールできるかが重要だね。今夜は好試合が続き、十分楽しむことができた。



2005年08月10日(水) 帰郷

 昨日より、我が故郷・山梨に帰ってきている。久しぶりの我が家、両親はすっかり年老いた。短い帰郷だったが(明日再び名古屋に戻る)、今回は家族、親戚の人などといつも以上に話す場が持てた。それにしても、帰るべき場所は、半分は帰りたい、しかし半分は帰りたくない場所だ。「故郷は遠きにありて思うもの」ということか。
 ふいに、短歌が思い浮かんだので、それを以下に記しておこう(今回の帰郷で着想は得たが、いちおうフィクションなのでお間違いなく。特に2種め、父は危篤では決してないので)。

  どうしても
  出て行くのかと
  問う母の
  我に渡せし
  にぎり飯かな

  チチキトク
  スグカエレとの
  電報に
  十年ぶりの
  故郷(こきょう)の土踏む



2005年08月06日(土) ヒロシマ被爆60年

 私には私なりのポリシーというものがあるが、そのなかで一番のポリシー(?)は「どんなに苦しくとも、自ら命を絶たない」「人生を全うする」ということだ。だが、世の中には「人生を全うすること」を阻む<悪>がある。その最大のものが「戦争」ではないだろうか。
 広島に原爆が投下されてから60年、世界は核の脅威に晒されてきた。この地球上には、人類を何度も滅亡に追いやるだけの大量破壊兵器がある。この60年間、アメリカをはじめとする核保有国がおこなってきたことの罪は重い。もちろん、それを追認してきた日本だって、十分すぎるほど罪が深いのだが・・・。
 今でも原爆病に苦しむ人々がいる。その後も、世界のあらゆる場所で戦争が繰り返され、数え切れない悲劇を生んできた。現実を前に、ノー・モア・ヒロシマの言葉は虚しく響くばかりだ。

  生きたくて
  生きたくてなお
  生きられぬ
  君の悲しみ
  誰が知ろうか
   (夏撃波)



2005年08月01日(月) 新宿末広亭

 東京に来てだいぶ遊び歩いているが、今日と明日は研修。でも、研修が終われば、夕方から夜にかけて遊ぶにかぎる。
 というわけで、やってきました、新宿末広亭へ。今日のお目当ては、漫才の昭和のいる・こいる。彼らの漫才は、私の笑いのツボを大いに刺激する。でも、落語もいいもんだ。特に古典落語は噺としてよくできているとあらためて思ったね。とにかく4時間、よく笑った。
 ついつい遊ぶほうに力が入ったが、仕事もまあしっかりやらねばなりませんな。明日、研修を受けてから、名古屋に、ふたたび日常へと戻って行くんだなぁ。



2005年07月31日(日) 谷中、銀座、高円寺

 午前、江戸情緒を感じさせる東京の下町・谷中を散策。途中、無国籍料理店で昼食をとり、いせ辰(江戸千代紙の店)を覗く。のどかなひとときを過ごす。
 そこから、銀座へ移動し、楽器店でウィンドーショッピング。それから歩行者天国をしばし歩き(いわゆる銀ブラってやつだね)、「ル・テアトル銀座」へ
『FLAMENCO 曽根崎心中』を観に行く。近松門左衛門の『曽根崎心中』をフラメンコで表現した作品(主演:鍵田真由美・佐藤浩希、プロデュース:阿木燿子、音楽監修:宇崎竜童)。全編に流れる日本語で歌うカンテ、和楽器とフラメンコ音楽との濃密なコラボレーション、そして日本的情念を踊るフラメンコ・ダンサーたち。約2時間の舞台はアッという間に終わった。
 そこから次は、中央線沿線の高円寺へ。「日本のインド」などとも呼ばれるディープな街だ。無国籍料理店「むげん堂・アジア’nママ」にて夕食を摂り、アジア雑貨の店「元祖仲屋むげん堂」で買い物。それからライブハウス「稲生座」にてシバ(フォーク・シンガー)のライブを楽しむ。
 こうして見ると、東京にもいろいろな街があるもんだね。さて、明日はどこへ出かけようか。


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