ひげのお兄さんの日記

2002年11月20日(水) 老雄の挑戦

今日の地元紙のスポーツ欄をみていたら、「40歳の
老雄5度目王者へ」という見出しが目に留まりました。
ボクシング元統一世界ヘビー級チャンピオンの
イベンダー・ホリフィールドが、通算5度目のヘビー級
王座獲得を目指す事になったというもの。
ホリフィールドはロサンゼルス五輪のライトヘビー級で
銅メダルになった後、プロに転向し、86年にWBAの
クルーザー級でチャンピオンの座につき、確固たる地位を
築いた後、マイク・タイソンを中心に回っていたヘビー級王座
を狙い、90年にジェームス・ダグラスという「世紀の番狂わせ」
でなったチャンピオンから王座を奪いました。
96年には、ついにタイソンを11回TKOで倒し、「リアル・
ディール」と絶賛を浴びたボクサーでした。
ヘビー級にしては体が見劣りしましたが、体力のハンディをテクニック
でカバーしながら、いかにも必死という戦いぶりが、とても精悍にみえて
好きなボクサーでした。それがまた挑戦。年齢が40歳ということで
私と同じ、生年月日をみたら、三日しか違わない事に気づきまた
びっくり。世界は広いとはいうものの、それにしても凄い。
何より、挑戦しようという、戦う気力が感動ものです。



2002年11月19日(火) 仕上げ

今日は一日のほとんどをパソコンに向かって過ごしました。
今月中に仕上げなければならない仕事があって、
頭の中が、半分パニックになってます。
でも、もう半分は大丈夫。
よく人にストレスが溜まらないかと心配されるのですが、
勿論、人並みに溜まる事はありますが、わりと上手に
解消してるんです。
前に知り合いの人にも言われたのですが、仕事オンリー
みたいな人が大変で、あれこれチャンネルの多い人間は
ストレスには強いみたいですね。
適当にする領域や、好きなことをしたりみたりの領域など
をもってると、確かに気持ちに幅みたいなものが出てきますよね。



2002年11月17日(日) 気持ちいい〜!

今日は久しぶりの快晴でした。
秋晴れが戻ってきた!という感じ。
大山が青空をバックにとっても綺麗で
観ている方の気持ちまで晴れ晴れとして
いい一日でした。
しかし、この大山。ほんといい山ですね。
優美さと荒々しさの両面が、見る角度・季節(時間)
光のあたり方などで違う。様々な表情を見せて、その
圧倒的な存在感がすごい。
この存在感と表情は他の事にも、いいヒントになるのでは。
自然界からはいろんな事が学べます。
「我以外、皆師」高校生ぐらいの時、本で読んだ言葉を
思い出しました。



2002年11月16日(土) 無関心

この間、ある数字が目にとまりました。
どんな数字かというと、「2002年版
警察白書」の中の、昨年1年間に犯人が検挙
された事件のうちで、住民への聞き込みがきっかけで
検挙となった割合の数字。なんと、わずか2%です。
1992年の半分以下に落ち込んでいるらしく、
現場警察官の63%が、聞き込みしても隣人の
ことがわからないと回答してるそうです。
近隣に無関心な住民が増えている事が、治安悪化
にもつながっていると警察庁は分析しています。
普段、あまりプライベートの部分に踏み込まれたり、
四六時中、見張られているような、近隣への関心が
高いのもどうかと思いますが、何かあっても反応もせず
しらんぷりみたいなのも、この物騒な時代には困ります。
みんな調子のいい時や、何とも無い時は、うっとうしく
感じたり、あてにもしなかったりなんですが、いざ、という
時のためには、共生の時代にふさわしい程度の付き合いは
しておかないと、やっぱり不安ですね。



2002年11月15日(金) 満腹

昨日は友達たちと、仕事が終わってから
ちょっと足を伸ばして中華で一杯やりました。
久しぶりに中華。美味しかったです。
満腹、満腹。一人や二人で中華料理屋に行っても
あまり種類多く注文すると食べきれないから
どうしても無難な頼み方になるんですが、
5人くらいで行くと、いろんなものが食べれて
いいですね。
ただ、カロリーはちょっと心配なので、私の場合
食べたい時には食べて、一週間で、総摂取カロリーの
帳尻を合わせるようにしています。
やっぱり美味しいものは食べないと、寂しいよね。



2002年11月12日(火) リアリティー

今日なんとか時間をつくって映画を観に行ってきました。
最近仕事の頭の使い方が、私には苦手な使い方に
偏っている感じがしていたので、思い切って時間を
つくったわけです。
ただ、何を観るかをあまり考えず、というより
観たい映画があって時間をつくった訳じゃなかったので、
午後、何がしているのかで調べたら、山田洋次監督の初の
時代劇というのがあったから、それに時間をあわせて
行った訳です。「たそがれ清兵衛」という映画。
結果、実にいい映画でした。今までの時代劇と随分違ってましたね。
とにかくリアリティーが追求されている。下級武士の生活、食べ物
衣装といったところに。殺陣のシーンもよくあるチャンバラとは
違って、ほんと命をかけた切合いの感じが出てました。
考えてみれば、アイロンも無い時代に、あんなシワのない着物着て
桃太郎侍のようにバッサバッサと切れる訳が無いもんね。
ストーリーも良くて、古風な私としてはジーンときた作品でした。
さすが山田洋次監督だ。



2002年11月11日(月) 武蔵

最近、書店に宮本武蔵の本が多いですね。
次の大河ドラマの放映の事が大きな理由でしょうが、
とにかく多い。
実は私、宮本武蔵には中学1年の時に強い影響を受けて、
もしかしたら、今の自分の生き方は、この吉川栄治の
宮本武蔵に出会ってなかったら随分違った生き方に
なってるような気がします。
この本を読んで、それに影響されて武道に本気になって、
兵法書を読み漁って、なんて変わった高校生でした。
いま、また武蔵が話題になってるのを観て、かつて
何事にも燃える事無く、チャラチャラしてた自分に
喝をいれられたあの印象がよみがえって、もう一度
読んでみようかと思ってます。今度はどんな刺激を
受けるやら。


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