斜め読み日記
みなと



 ♪財布を置いて 部長を連れて〜

顔合わせの日でした。
みなとです。

向こうは数年前にお父様が亡くなっていて
お兄さんは東京で仕事してるので
お母様とのり君の2人での顔合わせです。

高知から高速バスで松山駅に2時過ぎに着くので
二人でお出迎え。
萬翠荘という松山の古風な洋館を散策したのち
道後のホテルに送り届けました。


顔合わせは夜からなので
その後自分は一旦実家に帰って身支度。
弟も仕事を休んできてくれて
父君の車で4人そろって出発。

父君の車にはナビが付いてまして
初めて行くだろう店。という事で行き先を登録したのですが

このカーナビ、走った履歴が残る仕様になってました。

ここ最近走った跡を示す点線が道路上に残っていまして
「通勤路は印がいっぱいだねぇ」とか
「最近映画観た?」とか聞きながら走ってたのだけど
父君は「いかんのう…」と困り顔。

走る事およそ30分
目指すお店は豆腐懐石のお店『梅の花』



…まで続く一本の点線。

「……ひょっとして下見した?」
「この機能いらん」(怒)


その後のり君母子も無事にお店に到着。
通された個室は6人がけの部屋だったのだけど
最初は4対2でそれぞれ家族の紹介をした後
弟が向こう側に渡って3対3の座席になりました。

ふと気付くと
箸袋にお祝いの水引がついてる。
お店の段取りはのり君に頼んでたのだけど
予約の時に「こういう集まりです」って言ったそうで
掛け軸も「寿」って書かれたものになってるし
周りに盛り上げられるのってちょっとはずかしい。
最後にはお店が記念撮影もしてくれるそうです。
凄いぜ梅の花。
CMはちょっとシュールだけど。


もともと量が多いのと緊張で
最後はかなりお腹いっぱいでしたが
何とか無事に終わりました。

明日はゆったり松山観光になるのかな?
と思っていたら

「今、松山を舞台にしたミュージカルをしてるのですが
観てみませんか?」
「まぁ素敵ですね!」

といううちの父君の誘いにお母様が食いついたので
朝から観劇というスケジュールになりました。
…ホントにいいのかな。無理してなかったらいいけど。

2011年11月05日(土)



 三者会談。

がっぷり休み取ってました。
みなとです。

今日は朝から美容院へ。
前撮り前の最終ヘアスタイルの打ちあわせです。

衣装の写真と
前回渡されていたカタログと
自分で買ったヘアアレンジの本を開きながら
あーだこーだ言ってたんですが

自分って何でもかんでも
人に決めてもらうのが好きだったんだなーと
改めて実感しました。
自分にセンスないから尚更。

髪型に合わせて
ヘアアレンジに使う花の注文はするのかという話に。

実は先日花屋さんでブーケの相談をしてますが
カラードレス用にと注文した物は
いまいち合わないような気がしてきてまして

この後花屋さんに行った方がいいなぁと
個人的に考えてました。

そしたら
「花屋さんどこ?○○?
だったら今から来てもらおうか!」
と美容師の先生。
古い付き合いなんだそうです。助かった!

20分程で花屋さんが到着。
「この色ある?」「花の時期は?」「あぁそっちの方がいいわー」と
がっつり打ち合わせする事が出来ました。

段々いろんな人を巻き込んできましたね。
怖い怖い。

2011年11月04日(金)



 ロケ地も探さねば。

毎週のように帰省してます。
新居浜のアパートが冬服と夏服で乱れてます。
みなとです。

今回の打ち合わせは
来月に控えた前撮りに向けての
カツラ合わせです。

大昔とあるお家で友人たちに慣れないメイクを施されたとき
「着物が似合いそうな顔だよね」と言われたのを
深く深く大事に胸にしまい込んでいた自分にとって
和装での前撮りは夢でございました。


「はじめての方には分かりづらい場所なので
ウチまで来ていただいたらお店まで乗せていきます」
という衣装屋さんの申し出があり

店長さんに乗せてもらって行った美容院さんは
中○高校の近くでした。
和装の着付けに定評のある方だそうです。

日本髪のカツラなんて初めてでしたが
まるでバカ殿様の女中のようなあの髪型に
ほぼすっぴんメイク+薄いピンクの散髪ケープをかぶっての試着は
似合わないこと甚だしい。

でも幸い自分の頭と相性が良かったようで
変に詰め物とかせずにすんなり被れそうです。

「着物がボリュームあるから髪の毛もそれなりの量が要りますし
これでメイクしたら似合いますよ」と言っていただきました。
よしよし。

あとは着る予定の服の写真を数枚渡し
お店からは「他の場面でのヘアスタイルの参考にしてね」と
カタログ6冊を貸していただきました。

またしばらくにらみ合いが続きます。

2011年10月22日(土)



 努力根性義理人情。

いろいろ決めないといけない事が多いです。
みなとです。

5軒をハシゴ
合わせて8回に渡った衣装探しも
終盤を迎えました。

さて今日は
ほぼ固まった見積もりに合わせ
前撮りのブーケの相談も行われました。

貸衣装屋さんの提携だという
花屋さんのカタログを見させてもらってたところ

「今から直接ご相談行かれてみますか?」と貸衣装屋さん。

「近いんですか?」
「近いですよ。ここからだと15分くらいでしょうか。
○○通りから入って、橋を越えて、ドラッグストアがあって…」


「ん?あ、わかった…」とノリくん。
唐突ですが以下彼氏の事を日記ではこう呼びます。


「僕の職場のとなりの花屋さんだ…。
なんかぼんやり開いてるお店だなーって職場の人と話したりして」


「いやいやとんでもない!いい仕事してるんですよ!
市内のあちこちの式場さんにも入られてる老舗なんですから!」

と怒られながらも
開店してるのを確かめてもらって、お店を訪ねる事に。

…確かに、そう思うのも無理はない歳月を感じるこじんまりとした(←超失礼)
きっと倉庫が大きいとか(←黙ってろ)

中に入ってみると今どきのお店でした念のため。


言ってみれば真冬の厳寒期を選んでしまったわけでして
いくら近年植物の種類が豊富とはいえ、
限界があるお花もあるわけでして

その辺確認しながら
希望も取り入れてもらえることなど相談してきました。


ちなみにノリくんはお店のおばさんに
「アナタそこ(お店の目の前)の駐車場にマー○停めてる人?」
と身バレしてました。


…ヘタに知り合いになってると断るの厄介だな(ぼそ)。

2011年10月16日(日)
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