↑画像が無かったので、「新・花のあすか組!」の画像。 おもしろかったぁぁぁ!! 話の舞台は東京で、不良のお姉さんたちが長いスカートはいて、カミソリとか持っていそうな時代。タイマンとかレディースとか。そんな単語がちらほらと。時代錯誤、と思いつつも、おもしろくて読んでしまいました。 全国中学校裏番組織…だっけか?略して全中裏のお偉いさんだった主人公・九楽あすか(若干14歳)を取り巻く、不良少年少女たち(一部一般人)の一大絵巻。東京23区を巻き込んだ一大抗争もあり、手に汗握る青春マンガとなっております。 熱い、熱いんだ、彼女たちは!!(号泣) 学生の頃、こんなの読んでいたら、確実に私はヤンキーになっていたと思った (影響されやすいタチですから…) いいなぁ、こういう青春時代も素敵だなぁ。 私が生まれ育ったのは田舎だったけど、それなりに族はいた。 友人の姉さんもレディースだった。 若い時分、不良がちょっと格好良いものと思う年頃もあった。 こっそりたばこを吸ってみたりもした。 でも、シンナーなんかやらなかったし、ウリもやるほど施設が整ってなかった。 バイクだって乗る金がないし、そこまで悪くなる前に、私にはオタクの道が待っていた。 ヤンキーになる仲間より、オタクに走る仲間の方が多かった(笑) このマンガのようなことが現実にあるとは思わないが、憧れる気持ちは良く分かる。 そして、もう戻れないからこそ、「いいなぁ」と思うんだろうなぁ。 あぁ、私も年を取ったもんだ。 |
本屋でいつも表紙は目に付いていた。 少女まんがにしてはポップな表紙ですなぁ、と。 感想。 ときめきメモリアル、またはアンジェリーク。 社宅で繰り広げられるイケメンたちとの恋愛模様。 主人公が羨ましくてしょうがない。 メガネかけた秀才ぼっちゃまから、モデルの幼なじみ、 ショタ入り気味のオタク友人(でもかわいい)、 極めつけは…一つ屋根の下の兄さん!! 私だったら兄さん選ぶ〜。 画像は、兄さん表紙の4巻です。 本当の兄妹ではなく(兄だけ事実を知っていた) 兄さんのみが恋の炎に身を焼かれ、悶え苦しむ訳である。 そして、最後は兄さん、恋が実らず、仏門に入るのだ。 妹(主人公)が「お兄ちゃんのものにして」とか言ってきても、 手を出せなかった…それが仏門に入る決め手だったそうだ!! もったいねぇ!イケメンなのに!! …でも、イケメン坊さんいても良いなぁ(アホな妄想) しかし、少女まんがって久しぶりに見たなぁ。 犯られそうで犯られない…適度な刺激に乙女は胸キュンなのだろうか。 ぬるい、ぬるいですぞ!!(笑) しかし、兄→(ひっそり片思い)→妹のシュチュエーションは、 昨今の「萌え」ブームにも適応できるはず。 男性にもお勧めします。 そして、兄の切ない恋心を味わって欲しいです、はい。 ちなみに、主人公が兄さんを選んだver.は、小説になっているそうだ。 |
小さな村の宿屋の主が愛妻を置いて十字軍遠征へ。 聖都陥落はできなかったものの、ロンギヌスの槍を手に入れる。 しかし、その槍は多く人を引きつけ、主人公へ苦難をもたらす。 宿屋から十字軍兵士、そして宮廷道化師へと主人公は変化を遂げる。 史上最大の聖遺物を手に、本当の自由を手にいれるため、 道化師率いる平民vs貴族の戦いが今、始まる!! ロンギヌスの槍!!エヴァンゲリオン! アンティオキア!!トルコ!! 飛んでイスタンブール!!!(違) 十字軍というか、当時の人々の残虐さが良く分かる本書。 塀の上から硫黄とかタールとか熱して、敵にかける戦法とか。 キリスト教徒の髑髏に赤十字書いて、山のように積み立てたりとか。 某ドラキュラ伯爵さながらに、老いも若きも串刺しとか。 いろいろあります、はい。 ベルセルクを思い出すね、なんとなく。 自由を求めて十字軍参加した主人公だけど、 逃げ帰ってきてみたら、宿屋はぶちこわし、愛妻は行方不明。 敵は領主、と領主の首を狙ううちに、実際狙われているのは自分―― というか、自分の持っているロンギヌスの槍だったという話。 聖遺物を狙って暗躍する集団こそが、表題の「黒十字の騎士」 こいつらの諸行がまた悪どい。 実際の史実に若干基づいているそうで、また怖い。 ちなみに、ラストはハッピーエンドです。 内容黒々している割には、最後はバラ色です。 |
本屋で衝動買い。ジャケ買い。 ちょっと内容見てみたら、今の私にぴったりだったので即買。 …仕事に憤りを感じている私にね…。 作家として成功している作者の過去をつづったエッセイ。 東京で雑誌編集者をしていた作者が仕事を辞め、アメリカで1年暮らした時の話。 語学留学したんではなく、学校の先生(ボランティア)として渡米。 そこでのいろんな体験を描いていた。 私はそういう制度(インターンシップ)に興味があるわけではなく、ましてや反米思想の持ち主。 でも、なんでこの本を手に取ったかというと、作者と状況が似ているから。 仕事に疑問を感じて、違うことをしたいと考える、そんなところがピンと来た。 だから買って読んだんだが…止めとけばよかった。 後書きにも書いてあるとおり、現状これでいいのかと「悩める女性の背中をそっと一押しする」本だったのだ。 本当、仕事辞めちゃうよ?! 先日のコヨーテ・アグリーといい、この本といい。 なんでこうも人生転換期、みたいな作品にばっかりぶち当たるのか。 それとも無意識に求めているのだろうか?後押し、かつきっかけになる作品を…。 作者は渡米前に「手相占い」に元気づけられたらしい。 それが後押しにもなったという。 後押しかぁ。 私も今一歩なのかもしれない。 …というか崖っぷち? いや、堪忍袋の緒が切れる寸前? 踏み出したからっていって、中島さんみたいな生活を遅れる確証は何もない。 でも、うだうだしてるのは性に合わない…と、いうわけで、自分の将来設計をきちんと立てようと思った今日この頃。 |