アタシは寂しがりの お姫様なので
ほっとかれるのが ダイキライ
いつも気にかけて 構ってくれないと
ふらふら彷徨って 自虐的になってしまう
アタシなんてどうなってもいいんでしょ・・・なんて
ちょっと意地悪に 困らせてみたくなってしまう
大切な友達に
「一番大事な人です」と
言われました
これは 一体
どういう意味なのか・・・
多分 大して
深い意味は
ないんだと
思うけれど・・・
デートの別れ際 毎回KISSをする
ディープなKISSを・・・
私が運転席 彼は後部座席にいるので
私が振り向いて 彼が身を乗り出して・・・
何度も何度も・・・
一度離れては また繰り返す
「じゃあね・・」と言って 彼が車から降りる
私は窓を開けて 彼は外から腰をかがめて またKISSをする
ディープなKISSを・・・
名残惜しくて なかなか終わらないKISSをする・・・
駅の改札で 待ち合わせたね
歩いて来る貴方を すぐに見つけた
「手を繋ぐのって恥ずかしい?」って訊いたら
「ううん、全然」って答えたね
見慣れたはずの 街並みを
弾む鼓動と 共に 歩いた
ずっと 隣りで 歩いて欲しい
横から貴方を 見つめていたい
カップから零れた コーヒー
落として割れた グラス
散ってしまった 花びら
すれ違ったままの 心
もう二度と 戻らない
少しだけ疲れたの
気を遣ってない振りをしながら
気を遣うことに・・・
少しだけ疲れたの
明るく元気な振りをしながら
涙を堪えていることに・・・
これから先 分かり合えることは
もう無いのかもしれない
最期を共にするのは
貴方じゃないのかもしれない
同じ花を見て
同じように綺麗だと思う
そんな貴方と一緒にいたい
愛してるって言って
同じように愛してもらえる
そんな自分でありたいと思う
くっついて見えるのに
決して交わることは無い
空の青と 海の蒼
気持ちがよく見えないの
私の想いは 伝わってるの?
急に一人にされると
何をしていいのか
わからなくて
公園の中に
ぽつんと置き去りにされた
動けない銅像みたいに
ただそこにいることしか
出来なくなってしまう
何だか急に輝きだした
いつかの映画の秘宝みたい
誰にも渡したくない
一つしかない煌くモノ
鼓動が激しくなって
恋をし始めた瞬間のようだ
こっそりと ひっそりと
胸の奥に 隠していたい
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