ずっと前から気付いていたの
アナタの口から真実を
聞きたかっただけ
理屈で塗り固めた嘘を
哀しい気持ちで聞いていた
騙されてるふりをしてあげた
あの人ナンテ眼中に無いのに
言ったら嫌われるとでも思った?
束縛し合うのはキライな二人だから
自由なままでいられたのに・・
もっともっと愛したい
愛したいのは愛されたいから
不満 疑惑 我侭 憎悪
憂鬱な言霊を 投げ捨てて
幸福の海に 身を沈めたい
この世に永遠が無いのなら
刹那だけでも 抱きしめ合いたい
逢うほどに 抱かれるほどに
愛しい気持ちが 積み重なっていく
グラスにジュースを 注ぐように
少しずつ満たされていく
アナタの目も 髪も 手も
全て アタシのモノにしたくなる
アナタに触れられた 部分が
アナタを忘れられない
目の前にいなくても
アタシの身体がアナタを 共有している
空が灰色に垂れ込めて
私の中にも雲が宿る
降り注ぎ突き刺さる
幾つもの棘が
痛みを増して
全てを捨てられたら
楽になれるだろうか
捨てるモノなど
最初から無いのだけれど
至極 疲れている
地球が回っているのか
私の脳が回っているのか
ヤルコトばかりで
カンガエルコトばかりで
でも どうにもならなくて
少しずつ進まなきゃ
焦る気持ちと裏腹に
時が止まったように
動かない 動けない
知れば知るほど 蟻地獄にハマっていく
こんなにも深く 愛した事なんてない
傷ついて泣き濡れて 震える夜には抱いてあげる 私がそっと癒やしてあげる
誰にも渡したくないくらい 心の底から愛している
私だけしか愛せないよう 魔法をかけてしまいたい
聖なる夜は貴方が欲しい
閉ざされた夜
心は振り子のように
行ったり来たり
心が読めなくて
自分さえ見えなくて
静寂と暗闇の中
朧気な月明かり
このままでいいの?
道標は何処にあるの?
秒針の音 一人きり
ただ 立ち尽くす
あの日貴方を選んだのは
間違いだったのかな
過ぎて行く日々は
何も語ってはくれなくて
ポツリと立ち止まっている私
動き出せないの
手を伸ばせない
差し出してくれる手を
掴みたいのに
好きになるほど 疑い深くなる
あの子にしたのと 同じように
愛を 使い回してるのかな
そんな不埒な 想いがよぎる
ネガティブなのは 身を守る為
最小限の傷で 済ませる儀式
一人のベッドが こんなに冷たいなんて
一人の暗闇が こんなに孤独だなんて
キミが現れてから
アタシは淋しさに 敏感になった
見えない指に 身体をまさぐられ
見えない糸に 心を縛られて喘ぐ
信じて待っても いいですか?
二人重なり合える その日を・・・
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