★Mind Pattern★
† 心のつぶやき・心の闇 †

★暗い・哀しい・切ない・怒り★が
基本になってますので夜露死苦〜


☆私の“ストレス発散の場所”なので読み流してね☆
〜ほぼフィクションです〜

2006年09月07日(木) 季節の中で

季節が少しずつセピアに染まる

ノド元まで溢れそうになっている涙は

私の奥に新しい想いを呼び覚ます

金木犀の香りを吸い込みながら

ゆっくり歩いた並木道とか

肌寒い風に身をまかせて

肩を寄せ合ったあの日のことを

まるで鍵をかけた宝石箱のように

大切にしまい込んでいたのだけれど

少しだけ開けてみよう

少しだけ捨ててしまおう

こんな季節のその中で・・・



2006年08月24日(木) 記憶

何処にいても抜け殻のまま

心はあの日に置き去りのまま

これ以上近づかないで

想い出が心に張り付いてしまう

思い出したくないシーンが

一コマずつコマ送りされて

急なスコールでブルーに染まる

空の青と濁った雨が溶け合って

蘇って来る呪いのようだ

いっそ綺麗に記憶から消して

真っ白な私に戻れたらいいのに・・



2006年08月04日(金) 揺れる

暫く連絡が無い

このままフェイドアウト?

久々に聞く着メロ

相変わらずの無邪気さ

見え隠れする下心

明るくて元気

私には眩しくて

だけどドキドキする

揺れている

心地よく 危なげに・・



2006年07月11日(火) ドット

フロントガラスの雨粒が
不規則なドット柄を作る

私の中にも浸透して
歪んだ痛みを残して行く

道端の夏草が風にさざめく
まるで見透かされているように

私は少しずつ露わになって
醜い部分を見せ付けられる

昇華して浄化して
水滴があの空に還る頃

魂も天に昇れるといいのだけれど・・



2006年07月04日(火) 虚無

心が欲しいだなんて

綺麗事を並べたて

身体だけを求める人

身体の関係と言いつつ

心が欲しいのは私

思うように動かない意志と

虚無感に苛まれ

自責の念に駆られ

苦しくて息が出来ない

生きてる意味なんか無い

一思いに殺して欲しかった

どうって事は無い

生まれる前に ただ戻るだけ・・



2006年07月02日(日) KAGE

アスファルトに映った雲の-影-

ユラユラと揺らめいて

モヤモヤと移ろって行く

心の中を透視されてるように

色濃く落とす非情な-陰-

別な人との旅立ちだね

きっと今頃は空の上

今夜は夜空を見上げないよ

星がキラキラ煌めいて

アタシの瞳に落ちて来るから



2006年07月01日(土) そのままで

なんだかとても遠くに見えた

理解されてると思ってた

心の隅で馬鹿にされたような

虚脱感と哀しい気持ち

ちょっとの悔しさが混ざって

そんな傷付きやすい自分が

同じように人を傷つけているのに

他人を責める権利は無い

負の感情からは何も生まれない

私は私のままで

貴方は貴方のままで

そのままで・・



2006年06月25日(日) あの日

あの日背中を押されて

広い宇宙へ飛び出した

そこは広くて楽しくて

夢のような世界だった

だけど手に掴めるモノは

何一つ無く

もがいた手は宙を切る

命綱が外れた飛行士みたいに

ブラックホールに堕ちて逝く

自由と引き換えに

魂を投げ出したんだ・・



2006年06月06日(火) 隙間

太陽は煌めいているのに

朝からボンヤリ薄暗い空間

世間から隔離された悪魔の部屋

こんな所に彷徨っているのに

小さな胸は遠慮がちに弾んでいる

もっと抱き締めたい

その髪を撫でたい

ずっと顔を見ていたい

長い睫毛に触りたい

アタシを忘れないように

腕に刻印を押した

少しの隙間でいい

アタシの居場所を作っておいて・・



2006年05月16日(火) 心臓から

胸元から手を入れて

心臓わしづかみにして

引き摺り出してごらん

手の平の上で

脈打ってるのがわかるでしょう

赤い血を滴らせながらも

ドクドクと聴こえるでしょう

やり切れない哀しみと

苛立ちと・・憎しみと・・・


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麗奈