何かが おかしい
回線が 壊れているのだ
理性と本能が 制御出来ない
邪悪なモノが 迫って来る
この場所から 逃げられない
息が出来ないくらい 鬱陶しい
いい加減に 鎖を外して
全てのモノを 敵に回そうと
別の意志に 支配されてるようだ
多分アタシは
アナタを壊してしまうから
少しずつでいい
離れた方がいいよ
このままじゃ
アナタはアナタでいられなくなる
アタシの我が侭な病は加速して
どうにも手に負えなくなって
その時にアタシを嫌いになっても
もう手遅れだから・・
積み重ねたアルバムを
綺麗に並べて眺めたあと
バラバラにするのが快感
苦しみながら自分を壊す
心配しないで
意地悪言っても
困らせるのが好きなだけ
嫌いなわけじゃない
誰も好きになったりしない
だけど一番好きでいて
血の涙を流しながら
心の奥で嘲笑する・・
春の空気に包まれて
一瞬ふわっと宙に浮いた
周りの景色は霞んでいて
リアルに感じない
何となく ぼんやりと
何となく ときめいて
これは春のせいなのか
媚薬を目に挿したら
日差しに目が眩む
このまま 恋でもしましょうか
気分の赴くままに
ただ 何となく・・
我が侭なアタシに
アナタは似合わない
欲張りなアタシは
何時だって満たされなくて
獲物を弄ぶように
少しだけ好きな振りをして
上辺だけの愛を快しむ
重い愛は要らない
口先だけの愛も・・
愛と憎しみは紙一重だから
刹那の歓びに身を任せたいだけ
いつしか愛する事が怖くなって そんな感情は要らなくなった
いつだって心は空っぽで ひとつところに留まらず
ゆらゆら浮き草みたいに 揺れ惑っていて
アナタを想って泣いた夜 あの涙は嘘じゃなかった
だけど 今はもうアルバムをめくるように 懐かしく切なくて
アタシの存在は幻のように ただ人の中をすり抜けて行く
透明で気付かれることなく・・ 想い出に残ることなく・・
こんなコトってあるのかと
内心笑ってしまった
久々にTELしようかと
アドレス帳を眺めていたら
着信メロディー
人とは違うその曲に
ビクッとして可笑しかった
好きとか嫌いとか
関係無しで必要として
束縛も嫉妬も何も無い
素敵な関係はこのままで
パス付きのフォルダの中に・・
しとしと降る春雨で わだかまった水たまり
じわじわと広がって それはレモンジュースのようだ
ゼリーみたいに固めて ストローで吸ってみる
どんな哀しみも切なさも 飲み込んで吸収する
頭の奥を刺激しながら 私の中にinputされる
言えずにいる言葉も 叶えたい未来も・・
心臓が痛いんだ
頭も痛いんだ
息がしにくいよ
自分の感情が わからない
君のせいじゃない 違うんだ
責めてばかりで ごめん
我が侭ばかりで ごめん
いつだって悪いのは アタシ
わかってる わかってるけど
素直に言えないんだ
感情が まるでスクランブル
ぐるぐる混ざって 手に負えない
アナタはとても透明で
関わりを拒絶するような
孤独感をアタシに与える
手を差し出したら
すり抜けてしまう鏡のよう
多分違う次元に存在するのだ
心を読み取ろうと
目を凝らし 耳を澄ませ
近くに行こうとするほどに
遠く離れて行く 夢か幻
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