壊したくなんて無いよ
あのままプリズムみたいに
キラキラ笑っていたかった
時計の針を逆に回せたら
あの時見ないふりしていたら
そしたら輝いていられたかな
数ミリのひび割れが徐々に広がって
もうあと少しで壊れてしまう
無理だよ もう
一度壊れたグラス・・
もう どうやったって
戻せるわけないよ・・
ねぇとても疲れたよ
一緒にいられない事が 輪をかけて私を追い込む
袋小路に追い詰められて もう逃げられない
息が苦しくてもがく私を ただ黙って薄ら笑いを浮かべる
そしてゆっくり後ろを向いて 去って行ってしまう冷たい人
私の中身はどんどん 空っぽになる
最初から優しい言葉なんて 言わなきゃいいのに
綺麗な想い出だけじゃ 生きられないんだ
手を伸ばせばそこにいて
七色のライトに眩暈がする
でもこれはきっと夢
アタシの目だけに見えている幻
欲しいモノは全て手に入れた
だけどアナタだけが掴めない
声が届きますか?
愛を交換して欲しい
全部独り占めしたい
もうすぐエンドロールが流れるね
サヨナラなんて言葉は無い
どこかで固く結ばれているはず・・
スキとキライは紙一重
花びら一枚で変わってしまう
可愛さが余って
憎しみになった
わかってるよ
アナタのせいじゃない
アタシはアタシだから
思い通りになんてならないよ
ムリヤリ腕を引っ張ったら
トカゲの尻尾みたいに
腕を千切って逃げるから・・
ちょっと疲れたみたい このままカラカラの心で 歩き続けられるかな・・
もう無理かもしれないな ちょっとだけ 荷物が重いんだ
ちょっとでいいから 支えてくれないかな 後ろからそっと・・
ちょっとだけ 寒いんだ
夏だって言うのに ちょっとだけ 寒いんだ・・
ごめんね
アナタの優しい嘘が
いつもわかってしまう
そこまで気遣ってくれて
泣けるくらい嬉しいよ
どれも全部欲しいアタシと
アタシから逃げ出したい
アナタと・・
結ばれそうで結ばれない
最後の優しさが
とても切なくて苦しいよ
いつだって弱くて我が侭で泣き虫で
誰かを頼らないと生きていけない
どうしようもなく自立出来ない女
愛される価値なんて無い
好きだなんて言わないで
同情も哀れみも欲しくない
誰より負けず嫌いで
プライド高くて自分勝手で
アナタの手に負える女じゃないの
もう綺麗さっぱり忘れていいよ・・
泣きそうな空から 花びらパラパラ 星屑キラキラ アタシの上に 降りかかる
それは 悲しみだったり 幸せだったり 時には 憎しみだったり するんだけれど
愛を 愛を 愛を 下さい
胸いっぱい 満たすくらいの 倒れてもすぐに 起き上がれるくらいの 一人でも 生きていかれるくらいの
愛を浴びせて 包んで下さい・・
最初からわかってる
カラダが淋しいんじゃなくて
ココロが淋しいんだってこと
自分を壊したくて
アタシを終わらせたくて
悪魔の手招きに誘われた
わかってるよ
いけないことだよ
だけどもう止められないの
この世に永遠なんて無いのなら
最期まで地獄の底で生きてくだけ
ドキドキして眠れない 遠足の前の子供みたいに
月明かりの白い光に ちょっとだけ夢を見る
生意気で自己中で ダイキライって想いながら
ずっとホントはこうしたかった 目の前の君はなんだかシャイで
伏せ目がちの長い睫毛が 羨ましくて憎らしい
肩、腕、指・・・ どれも全部欲しいと思った
白い波の海の上で 君と泳ぐ人魚になった
ひと時の 甘い 夢・・
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