誰かに背中を 押された気がした
勇気を出して 飛んでみた
扉の向こうは 知らない景色
見た事も無い 綺麗なモノ達
素敵に楽しくて 時計も無いの
居心地よくて もう帰れない
ずっと ここにいさせて
バニラの香りの 夢の中で
花びらに埋もれて 眠り続けたい
我が侭で頑な
角張って溶けない
そんなキミだから好き
ホントのキミを知ってる
キャラメルの包み紙みたいに
きっちり包んでくれる
後ろからそっと抱いてくれる
アナタの前でだけは
強がらないでいられる
涙で溶けそうになったり
甘いキャラメルになったりする
ふっと春風が吹いた ツボミだった私の心に
だけど やっぱりまだ 固く縮こまったまま
艶やかに華やかに 花びらを咲かせたいけど
少しだけ水が足りないの 愛が足りないの 咲かせるのは怖い
きっと咲いても 見向きもされずに そのまま枯れてしまいそうで
ぎゅっと目を閉じたまま そっと息を殺している・・
しとしと降る雨は
やがて訪れる春の使者だ
苦しい時に綺麗なモノが欲しいと
アイツは言った
やり直す気なんて
全くなかったけれど
あの頃に戻りたいと
ちょっとだけ思った・・
空の綿菓子
強風に飛ばされて行く
私の中の
チリチリしたモノ
飛ばしてしまいたい
凍てついた憎しみを
少しずつ解凍して
透き通った雫になったら
きっと春になるのに
雪解けはまだ来ない・・
仲良しだったのは事実 だけどそれは恋愛じゃない 勝手な妄想しないで
そんなにアタシが羨ましい?? 嫉妬して嫌がらせして気が済む??
確かにアナタが欲しがってるモノ アタシは全部持ってる
だけど恨まれる理由なんて無い アナタの醜い感情は 醜い行動に現われてる
子供みたいなのはアナタ 大人の振りしてるだけの 未熟な少女
大人にも女にもなれない 可哀想なヒト・・
なんだかとても疲れて スカスカになって 砂漠を歩いたら サラサラ砂が舞うように 崩れてしまいそうな夜
地平線の果てまでは 歩けそうもないけど 隣りに誰かがいてくれたなら 辿り着けるかもしれない
キラキラの星屑が アタシの目に降って来て 涙みたいに煌めいた
君は「どうしたの?」と問いかける 「幸せだから泣いてるの」と アタシは苦しくなるような 嘘をついた
想いは砂粒のようにこぼれて 埋まりかけた足下に散らばっていく
風花が舞う 細切れになった 気持ちの紙吹雪
上へ下へ あちこちに 飛ばされてく
冷たいね 凍えそうだよ
ほんの一粒でも 届いたらいいのに
地面に落ちて 溶けて無くなる その前に・・
好きだよ好き 好きなんて言葉じゃ全然足りない 愛してるでもまだ足りない
なんでこんなに愛しいんだろう この気持ちを表わす言葉は 他に無いんだろうか??
あの目も指も全部丸ごと 欲しいと思った そのくらい好き
この人の死に顔を ふっと見たいと思った そのくらい好き
この人の心に ほんのちょっとだけでも 入り込みたいと思った
そんなの絶対無理だけど でもそのくらい好き
ナニが欲しいの?? 甘い言葉と裏腹に 大事なモノが見えてない
すき間風が入り込んで せっかく暖まった空気を 逃がしてしまう
アタシの中まで キリキリと凍らせて 一体ナニがしたいの??
無意味な事はヤメテ くだらない真似はヤメテ チャチな小細工もヤメテ
そんなモノに喜ぶほど アタシ子供じゃない
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