琥珀色の液体を マドラーでクルクルかき回して 溶けてく塊りを見ている
細く長く繋がった糸を 断ち切ろうともがいている
無駄な出逢いなんて無いって あの人は言った
何の接点も無くなったって 意味のある関係だった
別れてもこれからも たとえ忘れても きっといつか想い出す
過去を一気に飲み干す 新しく出逢う為に・・
青白く揺れる光の羅列 魂を込めて気持ちを送る ・・・届かない
古い映画を見てるようだ ノスタルジックに胸が痛い ・・・戻れない
哀しみは笑顔の仮面の裏に 隠れても消えはしない
陽気な歌の溢れるさ中で 人込みの波に飲まれ それでも独り
その曲はどうぞ流さないで あの頃に戻ってしまいそう
二度と戻れないのは わかっているけど・・
ずっとOFFだったから 気付かなかった プライベートメッセージ
ただの勘違いと擦れ違い ちゃんと理由があったんだね
謝ってくれて有り難う 気付かずにいてごめんね
「お前早とちりだよ」って きっと強気で言うんだよね
そしてまたいつも通りの アタシ達になるんだね
逢えるのは一年に一度だけ
だから・・・
だから・・逢いに来てくれた
TELもしてくれた
そう思っても・・いいかな・・・
懐かしい人を見かけた 私にはすぐにわかるよ ずっとアナタを見てたから
声はかけないよ そっと見守ることにしたから
何度TELをしようかと 思ったことか・・・
だけど 繋がらないのが怖くて ずっとかけられなかった
必要とされないのなら もういいんだ 私の中の想い出に そっとすり替えるから・・・
こんなに心が 尖ってしまって
棘で自分を刺してしまって こんなに哀しみを感じている
きっと罰だね 憎しみは罪 愛しさも罪
罪作りな人間ばかりで この星は溢れかえる
天使の仮面を被った 未熟な悪魔ばかりさ
そして生き残るのも 醜い悪魔なんだろう
破滅へと・・向かう星
いつも先回りして待ち伏せしてる そこはアンタの縄張りですか??
人の揚げ足ばかり取って 偽善者ぶるのは楽しいですか??
甘ったれた言葉でベタベタ 仲良しごっこですか??
もううんざりだ 吐き気がする
群れていなきゃいられない 自立も出来ないガキのくせに
自慢だけはいっちょ前にする 馬鹿にされてるのも知らないで
同情されて気の毒がられて 弱さを売り物にするなんて
プライドの欠片もない 人間とも呼べない最低のクズだよ
笑顔で手を振って見送った それから急いでWitchになる
何の不自由もない 辛さも哀しみもナニもない
手招きに答えて アタシは箒にのる 断る理由もない
愛は掴めないから 愛の真似事をするの
トキメキを忘れないうちに 綺麗だよって言われるうちに
アタシは輝き続けたい 磨き込まれた偽物の宝石だけど 世界で一番光っているはず
水晶玉を覗くみたいに 手に取るように 全てわかってしまう
入れ違った心とカラダと 繋ぎ合った手と手を ほんのちょっと離してみただけ
それでいいの このままでいい
優しい言葉と笑顔と 穏やかな日々と
崖の上で時折り ふらつく私を
引っ張り寄せて 捕まえてくれたら それだけでいい
図太い神経で 笑顔のまま泥を塗るヤツ
切っ先を向けるなら 鋭い牙を剥くよ
逃げてもどこまでも 追い詰めて噛み付いて
完全に仕留めるまで 尖った罠は外さない
息の根を止めるまで 復讐は終わらない
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