首に繋いだ鎖を
解き放ってくれて
有り難う

まるでバラバラにちぎれた
ビーズの腕輪みたいに
綺麗な放射線状に
飛び散って離れてく

さりげなく切り捨てて
なにげなく振り切って
気持ちだけ浮かんでて
逝き場所を探してる

ありったけの愛で
抱き締めたかったけど
もう遅いよね
スタートを切るよ

世間では“桜”って歌が
流行っている
まだ桜なんて咲いてないのに

春めいて浮き足だって
何をそんなに生き急いでるの

ゲームのコマを少しずつ
進めるように

脳を回転させながら
意地悪なエッセンスを
甘酒にちょっと混ぜて

お雛祭りをしようよ
酔っ払って含み笑いで
指を絡ませ合って
桃の木の下で

リセットボタンはまだ早い
突き放して
最後に逃げ切るのは
この私だから・・

こんなにも想いが空回り

信じれば信じるほど

裏切られ傷つき涙する

愛なんて最初から無いよ

そんなものは幻想だ

目に見えないまやかしだ

自分だけ信じて

自分だけ愛して

自分だけで死んでいく

飛んで行け

何もかも

憂鬱な邪魔者は消えてくれ

春になる

嬉しくて哀しい

出逢いと別れを

繰り返し

こんな日々を繰り返し

過ぎて行く

大人になる

桜咲く道

歩いて行く

少しだけ大人になった

あなたとわたしで・・

４年に１度

特別な日

大切な日

イトオシイ日

アタシは特別？？

アタシは大切？？

アタシはイトオシイ？？

それとも・・・？？

透明な海の　煌めきの反射

白く果てなく　続く砂浜

手を繋いだまま　寝転ぶ２人

青い青い空を　見上げる

色とりどりに　咲き乱れる花の中

そっと隠れて　キスをしよう

そんな南国の　甘い夢

かなえられない　私の夢

巡りめぐっている
毒薬・悪意・嫉妬心

動脈に入り込んで
カラダを一周して
もう天使にはなれない

アタシを変えようとしないで
このままのアタシが好きなの

口から出る綺麗な言葉
全て偽りだって知ってる

騙されたふりして
優しく騙してあげる

だけど大切なモノは
絶対に譲れない
・・譲らない

こんな世界で
まだ生きている

泣いても怒っても
作り笑いをする君は
キライ

君はいつだって
君のままで
それが自由
それが好き

もっと堂々としてなよ
おどおどした君を見るのは
ツライ

ちょっと止まって
癒し合おうよ

必要なんだ
君が欲しい

倒れ込んだ君を
受け止める場所は

いつだって
どこだって
ここにある

凝り固まったわだかまりが
すーっと溶けていった

アタシの中に瘤（こぶ）のように
張り付いていた憂鬱なモノ・・

無理矢理口を開いて
吐き出した言葉たち

受け止めて包んでくれた
広い広いその胸で・・

アナタを選んで良かった
思えばいつも満たされていた

勘違いしていたアタシを
何事もなかったかのように・・

届かなくても繋がっている
全てはいつも満たされている・・

『サミシイ？？』って訊かれて
『全然っ！！』って答えた

嘘ばっかり・・

死にたいほどサミシイくせに
強がってばかり

１人が好きなのに
なんでサミシイって感情が沸くの？？

大勢でいてもサミシイのはなぜ？？

きっとぎゅって抱き締められたいから
安らげる腕が欲しいから

あったかい子宮の中に戻りたいって
帰巣本能があるのかもね