誰もいない公園のベンチに 1人座る ナニも無い
空虚な風に包まれて 心地よい虚無感に浸る
だんだん透明になる サラサラと砂場の 砂が舞う
サワサワと木々が 泣いている 胸の奥のどこかで
ノスタルジーと息苦しさと 確かに・・・ ・・2人だった・・
お願いだから 早くいなくなって
邪魔なの 醜いモノは見たくない
近づかないで 宝石の輝きが消える
汚れた心で 真っ黒な心で
台無しにしないで 大切なの
どこかに消えて 死んで・・くれない??
2004年02月15日(日) |
コンクリートの屋上で・・ |
太陽にあったまった コンクリートの屋上で 寝っ転がって空を見る
アナタがフワフワ降りて来て 細長い腕を差し出した
アタシはその手を掴んで 一緒に空に連れて行かれた
鳥になったアタシは とても気持ちが良くて そのまま飛んでいたかった
だけど一番綺麗な雲の隙間で アナタは急に手を離すんだ
真っさかさまに堕ちてくアタシは 最高の気分でこの世からバイバイ出来るんだ
2004年02月14日(土) |
St. Valentine's Day |
バレンタインデーだって
そんなの興味ない
本命チョコもあげられない
そんなアタシには関係ない
『愛してる』って
言いたいよ
『愛してる』って
言われたいよ
どこにも解放されない言葉は
行き場を失って
ただ2人の間に溶けて消えてく
季節が 移り変わっていくように 人の心だって 変わっていく
ちっぽけな シアワセを おっきなシアワセだと 感じられる今 それまで見えなかった 光が見えた
針で突ついたような 痛みに 神経を 集中すると それは重症な 痛みに変わる
そっと 握り返してくれる 手のぬくもりを 感じた時 心がほっと 安らぐのを感じた
こんなにも 力があるんだよ アナタの言葉って・・・ あったかい言葉って・・・
欲しい物は何でも手に入ると思ってた
だけど諦めるのも早かった
求めてばかりでごめんね
アナタの都合も考えず
淋しい・不安だ・怖い・・・
甘えてばかりだね
自分の事しか考えてない
アタシはアタシを抹殺したい
もういいよ
ほっておいて
きっと水蒸気みたいに
アタシはすぐに消えて無くなる・・
こんなはずじゃなかったのに
いつしか融合している
もっと甘えていいよ
もっと頼って欲しい
そんな言葉が
とても新鮮で
アタシはバカみたいに泣いた
細胞の一つ一つに
沁み込んで来た
思ってたよりずっと
アタシって脆弱だったんだ
寒い季節も終わりに近づき 薄桃色の花びらのように
ひらひら舞い落ちて来た 淡い心の欠片
真っ白な雪みたいに 冷たくもなく痛くもなく
だけど素直になれない私がいる 正直なのは長所じゃないよ
嘘をつかなきゃならない 優しさに気付いて
もう少しだけ暖かくなったら きっと芽が出て蕾になるね
花が咲く頃翼が生えて 空を自由に飛べたらいいね
アタシはまたベッドの中で泣く
意地悪なアタシに意地悪するなんて
100万年早いんだよ
カレが言ったとおり
アタシもアノコがキライ
アノコよりも
アタシの方がシアワセなんだから
誰にも愛されないアノコなんか
とっても目障りだし可愛くないし
いてもいなくても同じなんだから
どうでもいいコなんだから
消えちゃえばいいのに・・・
笑顔が好き
目尻のシワも
可愛い八重歯も
全部目に焼き付けた
写真に撮っておきたい
って思った
でもそれは一瞬の輝きだから
ホントの笑顔は
私の目の中だけで
現像して保存しておく
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