甘い雨は心の中だけに降る
しっとり優しく春のように
カラだ中に沁み込んで
それは静脈を駆け巡って
心臓にゆっくり戻って行く
アタシソノモノが甘い飴になる
「キミの香りは媚薬だね」って
くすぐったい事を平気で言う
アナタの目を覗いたら
キラキラしたハチミツ色の
雨が降っていた
アナタもきっと甘い飴になる
そして溶け合ってひとつになる・・
この頃のアタシは正直だ
素直に嫉妬していると言った
悔しかったって言った
だってホントだもん
だけどみんな好き
みんなと仲良くしたい
喧嘩はキライ
平和がスキ
優しいアナタがダイスキ
これも全部正直なキモチ・・
自傷を夢見た
カラダには傷つけない
心にナイフをめちゃくちゃ刺した
ドクドクと溢れる赤い毒
からっぽになった心
捩れて壊れた魂の欠片
孤独と絶望の闇に浸る
光なんて必要ない
ちっぽけになった自分を確認して
また再び強く透明に蘇る
ちょっとだけ甘えてみた
我侭言った
困らせてみた
大声で笑った
ちょっとだけ泣いた
一緒に泣いてくれた
抱きしめてくれた
言葉で言えないけど
心はわかっている
ちょっとだけ哀しくて
ちょっとだけ好きだってこと
今想うこと
ただ歩いていくこと
ただシアワセを感じること
ただ有り難味を味わうこと
1人じゃないって実感すること
笑うこと
泣くこと
怒ること
全て愛だと信じること
愛するモノたちを想うこと
真冬なのに ぽかぽかあったかい
風邪引いてるのに 忙しいのに
心がこんなに元気
どうしてかわかる??
そこに誰かさんが いるからだよ・・・
喜怒哀楽
人間だもん 感情がある
全て持ち合わせてる
大切なモノは無くしたくない
うっかり無くしちゃうとこだった
ありがとう 大好きだよ
ありふれた言葉しか出ないけど
アタシはアタシのままでいる
被害妄想で パラノイア
だけど ほんのちょっとだけ
強く大地に 立てた気がする
釣り針みたいな三日月が
心の奥を突き刺す
殺してくれていいよ
負けそうになる気持ち
消えたくなる気持ち
燃え上がる恋の炎が
世界を不幸にするのであれば
一瞬にして消して
もう見たくない
汚れた欲望も
哀しげな瞳も
愛しい人の涙も・・
クリスマスイヴの夜
世間は踊らされている
ナニがクリスマスだ
何の関係も無い人のバースデー
なんでお祭り騒ぎをしなきゃ
いけないんだ
くだらない くだらない
ただ綺麗なイルミネーションを見て
恋人達がうっとりしてればいい
雪も降らない生ぬるい夜
ケーキをつつきながら 不貞腐れている夜
アタシは負けない
邪悪なモノに
最低なモノに
嘘を信じる気の毒なモノ達に
ナニを言われても
心を粉々にされても
たとえ不本意な涙が流れようとも
守ってくれる人達がいるから
耐えられる力を身に着けよう
倒れてもまた立ち上がればいい
愛を知っている分
アタシは強いはずだから・・
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