イチゴの香りの ベッド
もがく 感じる
誰にも変えられない 現実
早く 気が付いて
世界を 変えたければ
自分が 変わればいい
突き刺さる 汚れた想いを
浄化して 昇華させて
大切に 届けたい
一つしかない 真実を・・
防波堤に座って
寄せては返す波を見ていた
キラキラと光るウロコみたいな
波を見ていた
隣りにいるアナタじゃなく
胸の奥のあの人を想っていた
ごめんね ごめんね
貝殻の写真を撮った
アナタが拾ってくれた
だけど砂浜に置いて来た
ごめんね ごめんね
想い出はアナタじゃなく
届かないあの人と作りたくて・・
お願い 盗まないで
ずっと大切にして来たの
私が欲しいモノ
あなたは全部持ってる
だからいいでしょう??
これ以上 盗って行かないで
偽りを真実と思わないで
あなたにとっての偽りは
私には真実なの
もしもあなたの手の中にあるのなら
今すぐ返して下さい お願い・・
誤解されてる??
疑われてる??
冗談なのに本気だって
真面目なのに浮気モノだって
弱いのに強いって
泣き虫なのに明るいって
ホントは沢山の
私がいる
だけど
ホントの私は
ここにしかいない
何の前触れも無く
目の前に現れて
いつの間にか
心の欠片のひとつになってた
無くなったら胸が痛い
本当の姿はわからない
信じてもいいのか
好きになっていいのか
だけど言っておきたい
誰かの代わりにはしないで
たったひとつの欠片にして
水色の湯船の中で
胎児のように丸くなって
プカプカ浮かんでみた
ここから私を出さないで
下界に産み落としたりしないで
ここはとても気持ちいい
あったかくて包まれていて
いっそ殺してくれたら良かったのに
3番目の子供のように
頭の中は禁断症状
空っぽの隙間に吹く風
イライラは募るばかり
潤った泉に
波風を立てて
熱いコーヒーを
スプーンで
かき混ぜて
甘さと苦さを
融合させて
思い切り舌で味わいたい
ノドの奥で感じたい
この星に生まれ落ちてくれて
アタシと同じ時に生きてくれて
とてもとてもありがとう
永遠ってむなしいもんさと
アナタは歌うけれど
むなしささえも幸せなことに
気付かせてくれてキラキラ
いつだってどこにいたって
同じ空の下にいるって素敵
生きていけるよ
このままきっと
アタシはアナタの魔法で
いつもキラキラになったんだ
大人になるってことは
嘘をついたり傷を受けたり
汚れていくこと
生まれたままの綺麗な心じゃ
いつまでたっても成長出来ない
甘い幻想はやめよう
それを逃げ道にするのは卑怯だ
好きな事だけ出来るのは
何をしても許されるのは
自分が責任を負えなきゃいけない
お砂糖漬けの人生は
楽しいけれど
きっと溶けてナニも残らない
「いい人をやめると楽になる」って本を読んだ
いい人??
元々いい人なんかじゃなかった
だから元々楽だったんだ
何を奢り高ぶっていたのだろう
自分はいい人だとでも思っていたのか
違う・・・いい人でもあり嫌な人でもあったんだ
人間に良し悪しは付けられない
両方の部分があって初めて人間になれるのだ
変わろうとしなくていい
今のままの自分を好きになろう
時々後ろを振り向いて
時々空を見上げれば それでいい
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