誰にも愛された事がない

だから誰も本気で愛せない

いつだって心は夢遊病者みたいに

フラフラと漂ってさまよっている

消える魔法があったらかけて

なにもかも消して

世の中の偽善者たちを

人の不幸を笑う者を

殺したいほど憎いアイツを

そして１番醜いアタシを・・・

今夜の月　見た？？
まるでみかんのひとふさのよう

オレンジ色で
ひとりぽっちで

どうして素直に言えないの？？
どうして演じてしまえるの？？

それはアタシが好きだから
アタシが１番好きだから

誰にもアタシの中身は見せない
気持ちは誰にも教えない

泣くのは好き
涙は好き
雨のしずくに似ていて好き

三日月も大好きだから
淋しくないよ

ひとりぽっちは慣れてるから
ちょっと胸がキュンってなるだけ・・・

あなたが作った　この曲は

今の　アタシの気持ちです

あなたが　どうしても

つかまらないから

宇宙に　ＴＥＬをしました

だけど　返事は来ない

Ｓｔａｙ　ｗｉｔｈ　ｍｅ

一緒に　いたいのに

心も　痛いのに

哀しみが　欲しいよ

あなたがそばにいる　哀しみが・・・

仰向けで　手を繋いで眠りたい

２人だけで　草原で

全然　忘れてないよ

震えるほど　純粋だった

あの日の　ことを・・・

あなたのカラダを作っている

細胞の一つ一つが私は欲しい

それを全て組み立てて

一生私のモノにしたいの

あなたが欲しい

あなたが必要なの

あなた以外の人じゃダメなの

どうしたらわかってくれるんだろう

お金を出せばモノは買えるのに

どうして愛は買えないのだろう

淋しいよ

哀しいよ

お願いだからいらないって言わないで

淋しくていられなかったの
相手は誰でも良かった

私を必要としてくれる人だったら
それで良かった

生きている人と
繋がっていたかったの

嘘でも「好きだよ」って
言ってもらいたかった

ほんの一瞬の快楽に
身をまかせて
全てを忘れたかった

自分が自分である事を
確信したかった

そしてまた
私は同じ事を繰り返す

たとえ電話の相手が
あなたでないとしても・・・

あなたに引っ掻かれた爪跡が
胸に残っていつまでも赤い

もう１週間はたっているのに
まだ消えそうにない

あなたを背中から抱きしめて
頬を寄せてＫＩＳＳをした

スラッと伸びたあなたの手足
撫でるとくすぐったそうにしていたね

ずっと抱きしめていたかったよ
カラダとカラダを密着させていたかった

ぬくもりを感じたままで眠りたい
あなたの優しいぬくもりを・・・

愛している
何があっても守るからね
私のエマ・・・

優しさが空回りする
私はそんなに優しくなんてないよ

自分のことで精一杯

他人の面倒まで見られない
許容量の少ない人なんだ

思い通りにいかないと
すぐキレルし
手も出るし

想いだけが空回りする
私は人に愛される価値さえないよ

なのにこんなにも好きで
いとおしくて

ただそばにいて欲しいだけなのに
そんな気持ちが空回りする夜・・・

絶望と希望の狭間で
私はユラユラ揺れて
どっちつかずで
ナニがしたいのかも
わからない

私の存在は誰にも見えず
まるで部屋の中にキラキラ浮遊している
塵のように
誰にも気付かれない

消え去ってしまえたら
最初からいない事にしてもらえたら
どんなに楽になれるだろう

人間なんて生まれた瞬間だけ
喜ばれて
あとは蔑まれて疎まれて
邪魔になるだけ

ブルーの湯船の中に沈めた
ピンクパールのペディキュアを見ていた

海の中の貝殻みたいで綺麗

あの日砂浜に差したビーチパラソル
遠くに見える外国船

打ち上げて消えたロケット花火
漆黒の夜空に浮かぶ三日月

そして座ったままで
ＫＩＳＳしたね

シアワセはずっと続くと
信じていたね

想い出は情景をセピアに変えて
私は一人だけ取り残される

眠りの神に支配されて
私の思考は止まったまま

あなたのあなたのあなたの
顔も声も姿も
全て止まっていて

長い指に挟んだタバコからは
紫の煙が立ち昇っていて

私にもそのタバコ
吸わせてちょうだい

うつむいて考え事をしている
長い足を組んでいる
急に陽気に話し出す

あなたはあなたはあなたは
私のどこかに眠っている

いつか目覚めてくれるまで
私も眠りに支配されたまま・・