東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。

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2002年07月02日(火) 湿気

朝、駅に向かうだけで汗が出てくる。どうせなら有酸素運動で汗を流したいものだ。

午前は書類作成と他部署との連絡とエンドユーザーについての取引先との調査依頼とそれの回答で終わり、昼飯。

午後は半蔵門線に乗って永田町の取引先へ。帰りはぶらぶら歩いて麹町を通り過ぎて半蔵門駅から帰る。眠かったので一旦水天宮前まで寝て、その電車の折り返し運転で次の三越前で降りる。

社に戻り書類作成とエンドユーザー対応。18時過ぎには終了し、部全員で引退する役員の壮行会に出席。その後若手だけで二次会へ。普段会話しない他部署の女性陣と合コンな雰囲気で酒を飲む。飯はほとんど食っていないがビールだけでおなかいっぱいになる。

新宿から西武線の最終一つ前の準急に乗り、途中まで村上龍の小説を読んでいたが眠くなり、降りる一つ手前の駅で目が覚める。

コンビニで爽聞茶とKOOLマイルドを買い、湿った空気の中、家路に着く。

♪WITHOUT ME / EMINEM


2002年07月01日(月) アメリ缶

目が覚め、起き上がる前にi-mode公式サイトのTBSのニュースハイライトをチェックしてから湿ったパンを食べる。雨は午後には止むという予報を見て傘を持たずに会社へ。村上龍の小説を読みながら電車のつり革を掴めない位置でバランスを取る。

朝礼で自分の異動が発表されるかと思いきや今回も出ず。この妙な緊張感をもう3ヶ月ほど連続で味わっている。午前はメール返信と電話対応とシステム会社とのやりとり。昼飯で先輩とステーキ屋でジュージューランチを食べた後は、フリスクを口に放り込む。10分早めにオフィスに戻り、会社PCからエビスレコードにアクセスし、映画「アメリ」のDVD限定バージョンセット「アメリ缶」を予約する。80年代っぽいネーミングが○。

夕方に来客あり。広報掲載の説明。40分の商談後、オフィスへ戻り自分宛に来た郵便物を処理していく。20時半までに協議書2件と他部署への依頼書を作成して社を後にする。

西武線で座って帰り、気づいたら寝違えて頭が痛くなる。コンビニで樽生仕立と爽聞茶とKOOLマイルドを買い家に到着。セゾングループに勤めている親戚に強制的に作らされて一度も使っていないセゾンアメックスの更新カードが来ていた。分かりきっていることだが使わないカードは最初から作らないほうが良いと思った。ドイツ各誌が、オリバーカーンを非難しているというニュースが信じられない。

♪INDIA / DEEPFOREST


2002年06月30日(日) DVDプレーヤー

11時に目覚める。地元の友人からTELを貰い、車でどこか空気の良いところにでも行こうかという話しになり、murauchi.co.jpのネット販売で一躍有名になった八王子のムラウチへ行くことに。国分寺から府中に出て甲州街道へ。八王子でアキバ価格なのが、車で行動する郊外型人間にはありがたい。

17時頃到着。隣接しているドトールでお茶をした後、いろいろ見て回るが、衝動的にソニーのDVDプレーヤーをリボで購入する。18,000円。

帰り道の上り甲州街道は空いていて約1時間で地元に到着。おなかの急降下で急いで家に戻る。飯を食べ、ワールドカップの決勝戦。テレビの音を消してJ-WAVEを付けて観戦。ラジオのほうが解説が多いので、男のくせにあまり詳しくない自分には好都合。試合終了後のカーンの放心した表情が目に焼きつく。

♪KISS ONE MORE TIME / Tommy february6

♪ANNIE WAITS / BEN FOLDS


2002年06月29日(土) マーロンブランド

11時起床。悪夢に苛まれた訳でも無いのにひどい寝汗。昨日からの雨がまだ続いている。シャワーを浴びてキッチンにあった湿ったパンを食べて目を覚ます。

先週買った茶色の5分丈のダサかっこよいドイツ軍のカットソーを着て雨の中駐車場に向かう。新宿まで渋滞60分。雨の日は大抵込み合う青梅街道。迂回して五日市街道経由で新宿へ向かう。

京王百貨店のセールで靴を選んでいる彼女と落ち合う。開口一番「今時茶色はないべ。しかも髪乱れてるよ。」と言われ、思わずハンカチで汗を拭う。

気に入った靴のサイズが無いとみえ、高島屋へ行くことに。女性靴売場は、男にとって一番目のやり場に困る場所。そこらへんにボーっと突っ立っていると、何この人、所在無さげだわ、という目で見られるので、自分はHMVに行ってタヒチ80とカーティスメイフィールドの2枚組とDEEPFORESTの新作のCDをカードで買う。\8,074。しかもお店の人は誤って「カードですと分割のみになりますが」と一括と分割を間違っていたが、とりあえず何も考えずに「はい」と答えておく。

新宿アイランドタワーのカプリで茄子とほうれん草のミートソースとライスコロッケを食べる。隣りの席で一人、大盛のサラダとブレッドを食べていた、おそらく新宿ヒルトンに泊まっているであろう、しかもケミカルブラザーズのTシャツを着た中年イギリス人は少しマーロンブランドに似ていた。

その後彼女の家まで送った後、大雨の中、家路に向かう。雨の日の事故が一番多い。免許とり立ての学生時代の雨の日に家の車をガードレールにぶつけて廃車にしたことをいつも頭の片隅に置いて運転しているので、それ以来事故は一度も無い。

帰りの車中はインターFMを聴く。この車は前のオーナーが既にMDを入れていたのだが、熱を帯びて中のセンサー部分がやられ、MDを入れてもエラーで出てきてしまい、ラジオしか聴けないというオチ。

♪A Thousand Miles / Vanessa Carlton


2002年06月28日(金) ベッカムの壁紙

午前中は会議。意外に早く終了してメール返信と電話対応。先輩達と昼飯を食いに行ってから外出。

15時過ぎに戻り、今日はうちの会社の株主総会だった事を思い出す。株主総会後に異動が出るのが多いパターンの為、急に緊張するが、今日出なかったということは7月1日か。

書類作成をして、同期の送別会が18時半開始にも関わらず、同期の連中は皆まだ会社に残っていたのでエレベータ前で待ち、19時前に店へ向かう。10人で予約したが、2人来れなくなり、昨日店に電話して8人に変更したら、個室が空いているので、そこにしてくれとの事だった。男は自分とF氏の2名。辞める同期の女性に既に辞めた同期入社女性5人の計8人。

一番安いコースにも関わらず、料理は結構多く出てきた。7人揃っても、肝心の主人公が現れなかったが、ようやく20時半頃に来る。

6名の女性陣のうち、4名が携帯の壁紙をベッカムにしていることが発覚。転送転送で「私の彼氏〜」というタイトルで送られてきたものらしい。その壁紙URLを一応自分の携帯にも送ってもらい、酔った勢いで自分の携帯もベッカムにしてみる。

奥の座敷では引退する役員の送別会。手前のテーブルでは自分の所属する部署の辞める派遣女性の送別会を新人のM君が男一人で率いていた。M君はこういう誰も買って出ないようなことを自分から進んで皆の役に立とうとする姿勢が好感が持てる。そこには全く偽善はなく、嫌味も無い。素でやっているのが偉い。

21時過ぎに終了。会計時間がほぼ同じだったので、店の前でデジカメでいろいろと撮りあう。その後、JR組と地下鉄組で分かれ、自分ら4人の地下鉄組は会社近くの和風ダイニング店で別口のグループと合流、ライチグレープフルーツ別名ディタグレを飲む。終了間際に先ほどの派遣女性送別会の2次会を終えたM君が顔見せに入店。

23時半に解散し、まっすぐ家に帰る。

♪FREE / SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE


2002年06月27日(木) リノリウム床

雨の日は憂鬱だ。前にも書いたかもしれないが、雨が嫌いなんじゃなく、傘を持つのが嫌いなのだ。

午前中は稟議書作成、昼飯後、上司と赤坂の取引先へ訪問。会議室へ向かうリノリウムの床で自分のタケオキクチの靴だけ、キュッキュッ鳴ってしまい恥ずかしい。しかもよく響く。関連会社との合同の打ち合わせ。システム関連を調整後、再度契約条件を提示することに。

午後、電話対応と書類作成と来週の商談アポ取り。夕方、日本橋の個性の強い担当者のいる会社からTELあり、書類だけを持って傘をさして渡しに行く。

社に戻り、会議を終えたT君のいる会議室へ。後処理をしていたので、煙草を吸いながら手伝う。上司の都合で部屋を急遽変更されたらしく、自棄気味になっていた。オフィスに戻り、FDを会社の自分のPCのハードディスクへ移しかえる作業。社の方針でFDでの保管をなくす方向性にあるのだ。個人情報の漏洩を防ぐ為に。メール返信などをして21時には帰る。

西武線の各駅停車で村上龍の少し前の話題作、希望の国のエクソダスを読み始めるが、途中眠くなり、気づいたら降りる駅の一駅前。

コンビニでプリングルスと爽聞茶を買い、家に戻る途中に彼女と携帯で話すも押尾学のことで軽い喧嘩になり、一方的に切られる。

家で飯を食い、日経BPのWEBサイトで攻めの企画書作りの特集があったので隈なく読む。

♪MAIS QUE NADA / SERGIO MENDES AND BRASIL '66


2002年06月26日(水) 飯田橋

小雨が降ってはいたが傘を持たずに駅に向かう。満員電車で本を読むが、近くにいるカップルが人目も気にせずに朝からイチャイチャしていて、ムショウに腹が立つ。押尾学とともさかりえのようなさわやかカップルならまだしも、ホントにお前ら、一体なんなのと言ってしまいそうになるくらい、?な人たちだった。公共の場ではせめて手を繋ぐ程度にして欲しい。

午前中に稟議を書き上げ、昼飯後に上司と外出。飯田橋へ。グループ会社で打ち合わせる。当初は自分のような担当レベルな案件だったものが、次第に良い意味で事が大きくなってきたので、上司をわざと巻き込んだのだ。

もう1件取引先に寄っていくという上司と分かれ、金曜の同期の送別会の店の予約。ここ数ヶ月、こんなことばかりしている。他の同期がそういうことをやろうとしないので、渋々。こじゃれ系の店はさすがに前前日に予約は取れないので、已む無く会社近くの素材屋の予約が無事に取れ、社に戻る。

メール返信と協議書作成と電話対応に追われ、その後、唯一頭の切れるT君と22時半まで黙々と作業。何度確認しても数字が合わないので、要因を探す為に一度冷静になり、最初からチェック。それでも数が合わないので、やむを得ず裏の手を使う。そもそも監査に見つかったら一発でOUTな談合まがいな会議の準備作業だから問題は無いはず。

途中、ブラジル戦が気になり、飲み友M女史にまだ仕事ですと同情を求める携帯メール送信。5分後、0−0だよと前半の途中経過の報告あり。

中央線で村上龍の小説を読んで帰る。

♪YOU KNOW THAT I LOVE YOU / DONELL JONES


2002年06月25日(火) 納税の義務

午前から午後まで一日中パワーポイントで提案書作り。今週一週間はこの案件につきっきりだ。17時過ぎ、ようやく完成。明日の打ち合わせに備える。今日は韓国ドイツ戦がある為、やはり皆帰りが早い。

ボーナスがようやく出ましたと、昔あこがれだったY女史とi-modeでメール交換。7月以降に飯でも食いに行くことに。自動車税の39,500円も忘れないうちに払おうと思う。この税金ほど不思議な税金も無い。ガソリン代の半分は税金だってのに。毎年、自動車を保有しているというだけで搾取される税金に腹を立てながら、庶民のあまり意味の無い抵抗として、納税期限が過ぎた後の夏のボーナスで渋々払っている。2,000ccの車だからまだ安いほうだけど。ハリアーに乗っている独身貴族の先輩は泣いていた。

各駅停車で本を読みながら帰り、21時過ぎ家に着く。夕飯を食べながら後半戦から観戦。コンビニで買ったサッポロの発泡酒「樽生仕立」は今まで飲んだ発泡酒の中で一番美味いと思う。地元のスーパーの「いなげや」では117円で売っているらしい。超お買い得だ。

審判もヨーロッパ国の人になって、試合も気になるところ。だが今日の韓国ドイツ戦に限って、「今日だけはドイツを応援させてくれ」という日本人がやけに多い。

WEBブラウジングをして本読んで早めに寝るとしよう。

♪MOVE ON UP / CURTIS MAYFIELD


2002年06月24日(月) eメールの達人について

家を出る前は朝のニュースで電子投票を初めて実施した自治体の話題で持ちきり。でも「電子投票弁当」まで作らなくてもいいんじゃないのか?

午前はメール返信と書類作成。昼飯後、上司と八重洲のIT業界の大御所とも言える取引先へ訪問。エントランスが立派で先方担当者もフォーナインズのイカシタ眼鏡をかけたTommy February6の人に似ていた。

有楽町線で銀座一丁目から飯田橋へ。グループ会社で打ち合わせなのだが、時間があるので、プロントで時間を潰す。AERAなんて読んでしまう。

商談後、うちの会社が出資している会社へ打ち合わせに行き、18時過ぎに社に戻る。一心不乱にパワーポイントでプレゼン資料を作成。靴を脱いで通路に置いていたらその靴にI先輩がつまずいたのでスンマセンと謝る。終わったら22時半。

今日は確かあいのりの芳ちゃんの決戦の日だと思い出し、書類を片付け、急いで急行に乗って帰る。途中、興味本位で買ってまだ読んでなかった村上龍の「eメールの達人になる」を読んだが、よっぽど自分のほうが達人だと思った。参考にならない文例ばかり。村上龍なら許せても、普通のサラリーマンがそれを信じて実践したら何言われるかわからん。サラリーマンをなめてもらっては困る。取引先に出すeメールの文章を語らせたら自分は止まらない。

23時半からのあいのりに間に合う。発泡酒の樽生仕立を飲みながら見る。芳ちゃんがなぜ選ばれないのか不思議。あんないい男はいない。

酔い醒ましにコンビニで買ったLOVEBODYを飲んでみるが、幼少の砌に百日咳を止める為に無理矢理飲まされていたハトムギ茶の味がする。

♪OWNER OF A LONELY HEART / YES


2002年06月23日(日) 男の生き様について

12時起床。コーヒーを飲みながら昨日コンビニで買ったバナナ味の菓子パンを食べ、WEBブラウジング。地元の友人が言っていた古着屋が気になっていたので、日曜日に家に引き篭りにならないためにも電話してみる。

田無駅で待ち合わせ、小平へ。小平にそもそも古着屋というか、デッドストックなので古着とは若干趣きが違うが、そういう店があること自体驚きだ。

そこはこじゃれた美容室に隣接した4畳半ほどのスペースに、数々の商品が散りばめられていた。他に客はいなかったので、コーヒーまで出してくれて、煙草も吸いながら3人で雑談する。仕入れの話しやら、この店の客層は地元のおばちゃんと、美容室の人達が多かったりだとか。自分はドイツ軍の7分丈パンツと茶色い5分丈のスウェット素材の厚手のシャツを購入。原宿や代官山のセレクトショップでは9,800円するものが、3,800円だったり、まあとにかく質の良いものを安く買う事が出来、大満足する。外に出してある商品を覗いたり、値札を見ていくのは、確かにさっきからおばちゃんばかりだ。

その後、田無に戻り、唯一落ち着いて寛げるフジカフェで友人と雑談。上っ面の話しではなく、かなり真面目な、人生とか、結婚とか、前向きに生きることとか、男の生き様だとか、いい年した20代も後半を差しかかっている大の男二人が大真面目にそういう話しをしてしまったので、周りにいる客は恐らくねずみ講の勧誘か、新興宗教まがいかと思ったに違いない。

目前にあることだけをこなし、気づいたら全く考えることをしなくなっている自分がそこにいる。要はプラス思考で物事を考えずに、否、考えた振りをして何かに怯えながら生きている自分をまざまざと思い知る。

この友人とは学生時代の地元のファミレスのバイトで知り合い、もう6年程の長い付き合いになるが、なんでも相談できる友人も彼くらいなもんだろう。合コンを企画したり、日記を書いてみたり、HTMLのタグをいじって2時間使ってしまうのも、自分がいかに今の現実問題から逃げているかが垣間見れるというもんだ。決してそういうことが悪い訳では無いが、そこに客観視している自分がいるかどうか、そして客観視しすぎてクールになってしまうのではなく、人間らしい自分がいるかどうかという事なのだ。何かを考えるとき、自分の過去だけを考えると、視野が狭くなるので、全く異なる生き方をしている人と話してみたりすることで、新しい発見や自分にとってプラスになるものを得られるかもしれない、要約すると、死んだ魚の目をするなという事を二人で語る。

コンビニで中国緑茶凛をまとめ買いし、家に戻り、飯を食べてイーエスブックで「金持ち父さんの投資ガイド入門編」を注文し、明日からの仕事の為に腹筋を鍛える。

♪HALFCRAZY / MUSIQ


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