Leonna's Anahori Journal
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一泊で箱根へ行ってきた。 友人(パラグライダーで空を飛んでいる友人)の勤め先が小湧谷にリゾートマンションを買ったのでミーティングしましょう、と誘われていたのだ。5月の連休に行くつもりだったのが仕事で行かれなくなってしまった。でも連休外して平日に休みとって行った方がかえってのんびりできていいかも、と。で、ロマンスカーに乗って新緑の箱根へ出かけてきました。
今回の箱根で素敵だったのは、ラリック美術館。 建物も展示も庭(モネの庭を模した池と橋があった)もとてもきれいだった。あと、空気も。 ラリックに室内装飾(壁面とか照明などの大きな作品)をいくつもオーダーしたフランス人の名前が何度も出て来るので、どんな大金持ちだろうと思って学芸員さんに訊ねたら、女性デザイナーとのことだった。ふううーん、アールドヴィーヴルって訳かー。私は成金路線とばかり思ってた。
あと、絶対にもう一回行きたいのは元箱根のアクアパッツァテラス。あんなに美味しいピザ、初めて食べたわー。芦ノ湖に向かって開かれた広くて明るい建物も気持ちがいいし。この次は日参してもっといろいろなピザを試したいな。
↑カフェの窓から富士屋ホテルが小さく見える。行ってみたら、すべてクラシック、全部アンティークだった。めずらしいパターンの寄せ木の床が素敵だった(歩くと微かに沈むかんじ)。
泊めてもらったマンションのお部屋は一枚ガラスの向こうに新緑の山景色がドーンとひろがる「眺めのいい部屋」。しかも静か(←結構重要)でとてもよいところだった。帰り際に天山へ寄って、最後に一風呂浴びて帰ってきました。
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あ、ミーティング。それは、少し前から一緒にローマへ行こうよという話をしていて、その相談。 今年の夏か初秋には行こうよ!って彼女とメールでずっと相談していたのだ。 二人してガイドブック持参で最後の詰め。で、ホテルもエアも決めました。ふたり揃うと「ねぇ私たち、楽しんだっていいよね、がんばってここまで来たんだもんね」っていつも言いあってたんだけどね。ローマへ向かって一歩前進。
さあ、たくさん働いて、たくさん遊ぶぞー
「物流」が何かもわからぬまま、この数ヶ月走り続けて参りました。 この季節、特に一月、二月、倉庫の中は寒かった。着いてすぐはそうでもないんです。しばらくすると、足の裏から冷えてくる。居れば居るほど冷える。 午前から午後になって、午後三時頃になるとガクッと、また一段階、気温が下がる。東京より3度は低い。倉庫用に中綿入りのジャケットとワークブーツを置いておかなければ務まりません。
↓こんな感じ。冷暖房なし。夏なお涼しい、きっと。
で、倉庫で三月といえば何でしょう? そうです、期末棚卸しです。三月は棚卸し三回やりましたよ。グループ企業の倉庫順繰りにまわって。でもって昨日(最後の棚卸しにして自社在庫)は、帰る頃になって監査法人の先生が来襲(到着と書け、到着と)。あれやこれやで8時過ぎまで帰れず、もう泊まりかと思いましたさ。 これまでのデスクワークはそのままで、倉庫も任せていただけるって、考えようによってはありがたいこと、只で勉強させてもらってると思ってはいるのですが・・・、・・・。 ↓夏は夏でそれなりに大変そうな、倉庫内部。
通勤電車で。 中吊り広告、貴乃花の理事当選について書かれた雑誌見出しに、『死んだふり作戦』とあり、思わず吹き出しそうになる。
貴乃花が、いつものあの落ち着き払った様子で、若手親方仲間と 「それじゃ『死んだふり作戦』というのはどうでしょうか」なんて相談してるところを想像したら、おかしいのなんのって。 最近の週刊誌の見出しの中では文句無しのヒット。
アンリ・トロワイヤ、アーヴィングと移民(故国喪失)ものが続いて、そんなつもりではなかったのに次に手にしたクンデラ「緩やかさ」にも国を失うひとが出てくる。しかし、作者が(チェコを追放された)クンデラなのだから、これは予想できた成り行きか。
-- 相変わらず迷走を続ける英国の某チーム。ラファさんのクビ、二月までもたない(一月最終週でオジ・エンド)に10万点。
-- 仕事ばかりしているうちに1月も終わりそうです。本当に仕事、忙しすぎる。めずらしい。 だいたいですね、物流ってなんですか。今さら私に何をしろと。 このままの流れだと、埼玉の工場へ日参することになりそうです。こうなりゃ高崎線で読書三昧してやるぞ。睡眠時間だけは確保しているからか風邪ひとつひきませんが、心が冷えるよね、こういう生活していると。週末は友だちに会ってしゃべり倒したいけど、結局引きこもっちゃうかもー
近くの公園まで散歩。 鳥たちにエサやり禁止の看板を無視してパンの耳を投げてやる。
何羽か、ひどく鈍臭くて餌をもらい損なってばかりいるのに、たっぷりと肥えている奴がいて、どういうこっちゃ、と思う。池に向かって緩やかな傾斜を下りて行くとき、自分のからだの重さで、前へおとととっとつんのめる。 ゲンコツ山は、そんな太った鳥の一羽に「丸鶏くん」というあだ名をつけていた。 少し前に、スーパーマーケットの精肉売り場でみたローストチキン用の丸鶏にそっくりだからだそうだ。そりゃそうだろう、もともと本当に鳥だったのだからね。
暖かい日だったけれど、三時を回ると風が冷たくなった。そそくさと家へ帰ってお茶をすする。 公園へは5分の距離なのに年に何度も行かない。四十肩になってフリスビーもできなくなってからはなおさら行かない。次は、桜の季節に花見かな。
これはきのうの夜、年賀状を投函しに出たときにみた満月。 異様に大きな丸い月が低い低い東の空に浮かんでいた。たまたま表へ出て、大きな月に驚いた近所の人が、今出たドアを入って家族を呼んでいた。出てきた家族(娘?)も驚いて、携帯電話のカメラを空へ向けていた。私もこんなに大きな月をみたのは初めてだ。 今年も、誰とも会わぬ話さぬ三が日になりそうなところ、昨日は思い立って友人に電話をした。 イ・ズーと話すのは数年ぶり?今度久しぶりに訪ねて、新しい飼い猫たちに会わせてもらおう。
今日は、夕方から東京へでかけて、新丸ビルで買い物をして帰ってきた。 明日から仕事。行くべき場所、するべき仕事が待っていてくれることがありがたい。
2010年01月01日(金) |
絵に描いたような寝正月、の予定 |
皆様、謹賀新年、でございます。
年末、九州に住む叔母と電話で話していて、「去年今年(こぞことし)」で一句、という宿題をもらっておりました。こういう題詠みたいなのは結構好き。生まれついての一発屋、とでももうしましょうか、一句(一首)だけという気安さでパッと作ってしまいます。というわけで、ここで一句。 コンビニの下ろさぬシャッター去年今年 …昭和は遠くなりにけり、という感じですか。 少し仕事人間になりかかっていたのか、休みに入ったとたんに気が抜けて、三が日は絵に描いたような寝正月、の予定です。 おせちも、今年はお重にさえ詰めず、必要なだけ冷蔵庫から出してつまむのです。こどもの時分にはわからなかったこういう食べ物の味がわかるようになってきました。決して美味ではないけれど、好きです。日本酒でも赤ワインでもいけます。 それではこのへんで、皆様にお年玉を。はい、どうぞ!
本年も”たゆたえども沈まず”的更新になりそうですが、よろしくお願いいたします。
2009年12月31日(木) |
もうひとつねると、おしょうがつ |
魔裟斗の引退試合。 「強くいられる間にやめたい」のだそうだ。さびしくなりますね。 --
最大晦日なので、最後に今年の読書を振り返ってみたいと思います。 印象に残っている、5冊。
・「朗読者」ベルンハルト・シュリンク: へヴィな内容ながら小説を読む楽しみを堪能させてくれる。映画を観た人は、原作もぜひ。作品そのものの力で後世に残る傑作です。
・「嵐が丘」エミリー・ブロンテ: 作家の注ぎ込んだ情熱の質量が凄い。濃過ぎて疲れたが、読後には清涼感が待っていた。さすが世界十大小説に数えられるだけのことはあります。
・「偶然のチカラ」植島啓司: 知識のためではなく、生きるために読む実用書。ガツガツしない、慌てて選択しない、流れを読む、なるようになる。たまに読み返して自分をリセット。
・「夕顔」白洲正子: 花瓶ひとつを語るのに式子内親王の和歌を引いてくる。しかもその歌の読み解きの新しさと説得力。ライフスタイルに憧れる人も多いようだが、教養人としての白洲正子ってすごい。ため息とともに、思わず襟を正しました。
・「サトラップの息子」アンリ・トロワイヤ: 少年期の真剣(亡命者ゆえ)で、でもちょっとマヌケな思い出の数々…ばかりと思いきや、最後に胸の詰まる展開。しかもノンフィクションだと思わせておいて…(以下、自主規制)。またひとり素敵な作家と出会えました。 -- 今年は仕事に慣れ、会社になじむとともに気分的にも明るくなったように思います。 とにかく夜は寝ることにして(自分的にはかなり)朝型になったのが良かった。年齢とともに健康志向が強まっております。もう若い頃のような無理がきかないので、自分をいたわるようになったんだね。 来年は仕事が面白くなりそうな気配がちらほら。三歩下がって薄目で流れを見渡しつつ(人相悪し)やっていきます。仕事でも、プライベートでも、面白い、楽しいと感じられることが大事ですもんね。
それでは皆様、良いお年を。来年もよろしくね! アディオース!!
2009年12月29日(火) |
行ったきりなら幸せになるがいい |
今年のサッカー。 08ー09シーズンを2位で終えた某チーム。 09ー10シーズンこそ優勝を狙え!と、そういう意気込みでおったのですが・・・・ (この間、大胆に省略) ・・・某チームは、一週間に二度負ける馬鹿ちんぶりを遺憾なく発揮。毎週末の心痛耐え難く、リーグ戦見続けてこそサッカーファンという持論を曲げ、ついに「CL大好き」の美味しいとこだけつまみ食いする、お気楽サッカー傍観者に成り下がりました。 だってー、あたしだってもう昔みたいなわけには行かないのよ、気力も体力も。 なかでも、このチームのきらびやかさは特別。 このキャプテンのいる場所がレアルマドリー、イェー
控えのベンチがこんなんですから。どんだけリッチなのさ、デフレ関係無しの金満軍団め。 それにしてもグティ、まるで少年のような若々しさです。
しかし、某チームからこちらへ来られたこの方ときたら! 「ユースのころからここにいます、これからも僕がこのチームを支えて行きます」、 みたいな顔してるのが憎たらしい。 アンタが出て行ったおかげで某チームは、某チームは…(慟哭)
とはいえ、シャビ・アロンソにはこのチームで長く活躍してほしいと思っています。 彼、スペイン人ですもの。自国の(というより世界的な)ビッグクラブへの移籍は「故郷に錦」でしょう。 他国の選手ならいざ知らず、アロンソにはマドリッドで長く幸せにと願わずにいられません。
新しいデジカメを買ったもののあれこれ撮ってみる時間がまるでありません。 本日、ダバ・インディアにて今年最後のインドカレー。 カメラをバッグに入れて出かけました。 これは豆とタマネギのサラダ。カイエンヌペッパー、少なめ? 夏食べたときの方がうんと辛かったような気がする。
これはマトンのカレー。 ここの羊肉はよそのと違うの、特別美味しいの! これ以外にもマトンビリアニ(炊き込みご飯)をオーダーして羊食べまくり。 がるる、がるるるる〜
(撮影はリコーCX2、新しいわが愛機であります)
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