Leonna's Anahori Journal
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2006年10月29日(日) オイスターバー

 
きのう。

生ガキが食べたい、生ガキが食べたい、あー生ガキが食べたいー、と、ずっと言い続けていた友人と一緒に都内某所のオイスターバーへ行く。

世界各地の生ガキが食べられるということで、ブロン(フランス種。でも産地はアメリカだった)だの、タスマニアのブラック・パールだの、あれこれ食べてみた。
 
 
 

 
 
 
外国の牡蠣はトロッと濃厚な味で、木苺のソースなんかかけて食べると旨い。
でもやっぱりこの季節、美味しいのは日本の牡蠣だねえ。三陸とか、北海道のやつ。外国の牡蠣は、その土地へ行って食べるのが当然のことながら一番美味しいのではないだろうか…

てなことを思いつつ、話しつつ、少し食べ過ぎてしまったようなのだ。牡蠣を。で、お勘定、二人で1万2千円も払ったん(泣)。
その土地へ行って食べれば、美味しいだけじゃなくてリーズナブルだったよねぇ、きっと…

ちょっとやりすぎちゃったね、と反省はしたが、それでもまだ小腹が空いているのが嘆かわしい(だってカキなんて、いっくら食べても満腹感には至らないじゃない?)。結局、帰ってから、うどん作って食べました(大泣)。
 
 
 




↑つわももどもが夢のあと、ですか…。ま、いっか、一回くらいならこういうのも。

 
 
 
 


2006年10月10日(火) 二台持ち

会社内の人間5人の共有メールがジャンジャンドカドカとわが携帯アドレスへ入ってくる。これではたまーに入ってくる友人の、たまゆえに大切なメールが埋もれてしまう。参ったなとおもっているところへボスからとどめの一言、「あっそうだ、こんどからお前さんの名刺にも携帯番号載せといてよ」、だそうだ。ビャー。

それが一週間ほど前のことで、気の小さい私は悩みに悩んだ。そしてその数日後、やっとの思いでボスのところへ行って切り出した。「あ、あのあのあのあのーーー、仕事用にもう一台別の携帯持つっていうのはダメですか」。

するとマイボス応えて曰く「あっ、その方がいい?…ん、だよな!なら、そうして。すぐ行っておいでよ、ドコモ」、ですと。なんだよなんだよなんなんだよー、悶々と過ごしたあの数日間は一体何だったの。
 
 
そんなわけで、ケータイという文明の利器を手にしてからやっと一年半、いまだにこの“新世紀の飛び道具”にうまくなじむことの出来ない私ですが、なじめないままに二台目を購入、二台持ちのオンナとなったのであります。
 
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ところが。携帯電話屋さんというのが、これまた馴染めない場所なんだな、私にとっては。挙動不審の借り猫状態になってしまう。
それで、もう一台持つなら今度は黒っぽいのがいいなとか、軽くて小さくて使い易いのがいいなとか漠然と思ってはいたのだけれど、気がつくとただ黒っぽいだけでどうしてソレにしたのか本人にもよくわからない、地味で無骨なケータイを持ち帰ってしまっていたのです。

しかも、ボタンを押すとワンタッチでパカッと開くんだよコレが。でもって手が小さいから、開いた瞬間、慣れなくて取り落とす(!)
おいおい大丈夫なのかよ。仕事用のケータイ、開けただけで落っことすって…
 
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気をとりなおして、地味なケータイを少しは愛せるようにお色直してあげることにしました。おきている問題に対してとっている行動が違っているような気もするけど、ま、いいじゃん。気にしない、気にしない。アタシはいつだってカタチから入るの。

かなり以前、姪っ子の携帯電話が光る石でビッカビカにデコレーションしてあるのをみて内心、興味津々だった私。真似事でもいいから何かちょっと貼り付けてみたい…そんな思いを抱きつつ、昼休み、K子嬢のデスクへ行って「携帯電話に貼るきれいなシールを入手するにはどこへ行けばよかとですか?」と訊いてみた。

すると。「あー、シール?あるよー。よかったら使うー?これとこれと、これもいいわ、使っても」って、出てくるわ出てくるわ、机の引き出しからピカピカ光る小さなシールの束。一体どうなってるんだろう、きょうびの勤め人(女子)の机の中は…

もちろん姪がつけてたようなゴリゴリした四角いダイヤモンドみたいなのは無かったけれど、「素晴らしすぎますよ、充分です」とお礼を言い、はやる心を抑えつつ、マイケータイを初デコレーションしてみた。その結果がコレ。↓
 
 
 
 

 
 
 
 
…じきに飽きて、もう全部剥がしちゃいましたけど。でも、ちょっと可愛いかったな、水玉携帯。

いまは革製銀色のロングストラップだけです。パカッと開けても一応落とさなくなりましたし。ええ、勿論、毎日まじめに仕事してます。






2006年09月30日(土) 山中湖

 
腰が痛い。
むきになってテニスしたからだ。先に「もう疲れちゃった、休もうよ」と言うのが嫌で、出来る限りポーカーフェイスを装っていたのだ。山中湖で。

まるでTVの食わず嫌い対決で、嫌いな食べものを「実食」してて、もう当てられちゃってるんだから頑張っても無駄なのに、なかなか「参りました」って言わないひとみたいだなと思った、自分でも。
 
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山中湖へは高速バスで行った。健保組合の提携先の宿泊施設は恐らくバブルのころに建てられたもので、部屋の造りは少し古めかしいけれど、テニスコートは整備されていたし、レストランは驚くくらい本格的だった。

以前何度か行ったことのある日帰り温泉はなんだか普通のお湯になっていて、こりゃ効能切れか?という感じ。同じく以前行ったことのある「ほうとう」の店は明らかに手を抜いていて、まずくなってた。これなら自分で作った方が美味しいや。
せっかくだからと三島由紀夫文学館にも寄って、肉筆原稿なんか眺める。いかにも三島らしい達筆ぶりだった。

富士山の麓はもっと秋らしく冷え込んでいるかと思ったらそうでもなくて、東京とたいして変わらなかったが、この小旅行をもって自分の中の夏は終わった。
 
 
 
 

 
 
 
↑山中湖のバスターミナルに飾ってあったCobra。すごくきれいで、ぐるぐる周りを回っては、ためつすがめつしました。
 
 
 
 


2006年09月11日(月) 『虫虫大行進』

 
大昔、毎朝小学校へ行く前にそんなタイトルのTV番組をみていたような記憶があるのだが…。それはそれとして、わが住まいとその周辺、虫やらなにやら、小さな生き物がやたらと多いのである。
 
 
 




これはシジミ蝶(の死骸)。蜂や蝶の顔はリスに似て、ちょっとかわいいと思ってしまうのは私だけだろうか。

このほかにも、鉢植えのスミレの花を喰いつくしてくれたナメクジ、庭木で大増殖した毛虫、掃き出し窓の掃除をしようとしたら隙間から落ちてきたヤモリ、夜帰宅したらドアのまん前の暗がりにじっと座っていて危うく踏まれそうになった小さなヒキガエルなどなど、いろんな奴らが入れ替わり立ち代り出没しては楽しませてくれる。

ヒキガエルといえばその後夜の庭で、玄関先にいたのと同じくらいの大きさの奴に出会ったので、驚かすつもりで背後からドーンと片足踏みおろしたら、ビョ〜ンと物凄いジャンプで逃げたのでこちらが腰を抜かしそうになった。ヒキガエルはノソノソ歩くばかりであまり跳んだりしないものだと思い込んでいたので、必要以上に驚いてしまった。
 
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しかし。この春夏を通して、もっとも驚かせてくれたのは、コイツだ。
ある日、二階のベランダへ出ようとしてコイツを発見したときは、驚愕のあまり、死んだ父親が姿を変えて私に会いに来たのかと、錯乱気味に一瞬そう考えたくらいだ。とにかく、見てくだされ、この姿を。
 
 
 




ちなみにこの蜘蛛が肢をかけている白いコンクリート部分の高さは12センチほど。いかに巨大な蜘蛛かがお分かりいただけるかと思う。肢なんぞも2、3ミリの太さがありびっしりと毛がはえていて、まるで毛ガニみたい。
私がベランダへ出ようとした足を引っ込め、ガラス戸をピタリと閉ざして奴の動きを窺ったのは言うまでもない。

ところが15分ほどたってから恐々のぞきに行っても、右の後肢が若干うごいたかなという程度。相変わらず同じ場所にいる。30分たっても、状況は同じ。さらに1時間、2時間…。
そして3時間が経ったときに、やっと私は理解したのだった。
 
 
 
 こいつ、絶命してる。
 こいつ、お父さんじゃあない(あたりまえだろ!)
 
  
 
この巨大蜘蛛がどこからやって来て、どうしてうちのベランダで息絶えたのか、その詳しい理由はわからない。しかし、とにかくこちらを襲ってくる危険はないのだと知った私は、大蜘蛛をそのままにしておいた。

そしてその後一週間くらいの間にわが家を訪れた友人数人に「すごいもん見せてあげる」と言って二階へ連れて行き、まるで自らの創造物ででもあるかのように見せびらかした。そしてそののち、シャベル状にした包装紙で大蜘蛛の体を壁から引き離すと、二階から庭へ向かって抛り投げて、土へ還してやったのだった。
 
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しかしな。久々更新されたかと思ったら虫の死骸画像が二枚もアップされてるウェブ日記て。
すみません、あきらめてください。穴掘りジャーナルってこういう場所なんです。(またそのうち、めずらしい生き物の画像をアップするよ!)
 
 







2006年09月01日(金) 夏休み(2)みなとみらい

 
葉山から横浜、みなとみらいへ。
ネットで調べてみたところ、グランドインターコンチネンタルに冗談みたいな金額で泊まれることを知り、即、予約しておいたのです。

この界隈にはほかにも良いホテルがあるけれど、インターコンチは一番海に近い。部屋からの眺めだって、この通り。自然に囲まれた海岸のあとは、都会の海。一日に両方味わうなんて、贅沢なり。

 




長く住んでいた横浜だけれど、新しく出来たみなとみらい地区はまるでわからない。ガイドブックを頼りに歩く。
この数年来、毎週末、父の家を訪れるとき電車の窓から見続けた観覧車にも初めて乗った。
 
 
  

 
 
結果、どうやら自分は高所恐怖症であるらしいという、新しい発見があった。
なにしろ、あの高さで、あのキャビンというかカゴが揺れるんだなぁ。この足の下にはな〜んにもないのだと思ったら・・・にわかに恐慌をきたしました。(ああ、こわかった!)
 
 
恐慌のあとは、赤レンガ倉庫のレストランで食事。味も雰囲気もサービスも、とっても良くて、お料理がのどもとを過ぎる頃にはすっかり恐さを忘れてました。


 
 
 
 


2006年08月31日(木) 夏休み(1)葉山

 
やっと夏休みをとったのはいいけれど、もう8月も終わりじゃあないか。とはいえ、今日は良い天気、真夏のごとき日射しである。よしよし、それでは予定通り海へ出かけるとするか。ちょっと奮発して、グリーン車に乗って行く。
 
 
夏の終わりの平日の海は、すいてて静かで、いい感じ。問題は、水が冷たくて泳ぐのには適さなかったってことくらいか。
 
 
 




それでも潮だまりで遊んで、海の家で着替えて、久々に葉山の海を満喫。この海の家へ来たのも数年ぶりだったけれど、今年は今日で店じまい、「明日はもう壊すんですよ」とのことだった。ギリギリセーフ、間に合ってよかったなぁ。
 
 
 






2006年07月30日(日) おさえられない性格

 
いつもご飯を食べにくる猫。臆病なくせして好奇心の強い性格らしく、庭に面した窓を開けておくとすぐに入って来ようとする。

一度、玄関側(庭は南側、玄関は北側)の外に置いた植木鉢に水遣りしてから中へ戻ったら、入ってすぐの階段を此奴がダダダダダッと駆け降りてきたので、腰を抜かしそうになったことがある。

いつものように開いている掃き出し窓から中を窺ってみたら誰もいないので、そーっと部屋へ上がってそのまま廊下を直進、玄関脇の階段を二階へ上がっている途中で住人(私です)が帰ってきたので血相を変えて降りて来た、らしい。

部屋まで駆け戻ったけれどカーテンが窓を塞いでいて出口が見つからず、軽いパニック状態に。急いでカーテンを開けてやったら、脱兎のごとく走り去って行った。
 
 
その後数日は姿を見せなかったのだが、ふらっと餌をもらいに戻ってきて、最近ではまた、この有り様。
 
 
 
 


 
 
 


2006年07月15日(土) 自給自足

 
と、いうほどのものではございませんが。ワイルドストロベリーの収穫時期を迎えております。


まず、摘み取ってきたイチゴを水洗いしてお皿に盛ります。
 





 
次に、手作りヨーグルトと泡立てた生クリームをドシャッとかけます。
 





そして、それらをガーッとかき混ぜてから、スプーンですくって食べます。シリアルに入れたりしても美味しいです。
 
 






2006年06月09日(金) 陽気なギャングが…

 
有楽町で映画「陽気なギャングが地球を回す」を観る。オシャレな映像で、肩の凝らない楽しい映画だった。

出演者の中では雪子役の鈴木京香が出色。若くてキレイなのは当たり前で、別になんとも思わないけれど、年増の域に入っても若い頃よりなおキレイという人にはぐっときてしまう今日この頃なのだ。

それから、大沢たかおって思っていたより上背があって、洋服が似合う。かっこいい。彼は去年、チョ・ソンモの「Mr.Flower」という曲の長編PV(韓国でよくある映画仕立て)でソ・ジソプと共演。その、なにやら鬱蒼とした感じの色気に、お?と思ってはいたのだけど。ジソプがデカイからか、そのときはあまり大きさが目立たず、むしろ華奢な印象だった。

ちなみにそのPVで大沢たかおは、おおよそ陽気という言葉とは縁遠いかんじのギャングのボス、ジソプはその手下(ボディガード?)。で、ボスの愛人とジソプは密かに愛し合っていたのだけれど、やがてそれがボスの知るところとなり・・・というストーリー。すごくよく出来たPVで面白かった。


同行のゲンコツ山と、松田翔太は龍平兄ちゃんよりお父さん(松田優作)に似ているとか、松尾スズキには笑わされたとか、あれこれ話しながら帰ってきた。が、ゲンコツ山は本当は松田優作のことなんかほとんど知らなくて、一生懸命はなしを合わせてくれてる感じがありあり、なのだった。ま、いーや。


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そして、ワールドカップデイズへと突入したのだが、そのことは、またいずれ。
 
 
 
 


2006年06月07日(水) あんた、だれ?!

 
あいかわらず、猫が食事をねだりにやってくる。
このあいだは、うっかり古くなった食器(ココナツの実を削って作ったお皿)を踏み割ってしまったので、100均で新しいお皿を買ってきたのだった。
 
 





 
ところが。ある日いつものように餌をやって、暫くしてから何気なく外をみてみると…
 





・・・・だれ? あんた、だれ?!

初顔の、その顔をみて、即座に“はいり”と命名。
しかし、じっとひとの顔を見つめたのちすたすたと立ち去った“はいり”は、その後一度も姿をみせていない。風貌といい、立ち居振る舞いといい、どことなく謎めいた雰囲気の猫だった。
 
 


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