Leonna's Anahori Journal
DiaryINDEXpastwill


2005年04月20日(水) 出張

ちょっと韓国いってきます。

週末にはもどります。(眠い)
 
 
 


2005年04月12日(火) ヘッドコンシャス花見(1)

一昨日の日曜日。欧州から帰国中の友人と、東京駅で待ち合わせて花見。

--

彼女、先月の20日に帰国したというのに、ずっと汽車で地方を旅行していてなかなか会えず、今日はどこまで行ったやらという心境で連絡を待っていたわたくし。だいぶ首が伸びたところでやっと再会成った。

東京駅からお堀端へ。そこから橋を渡って皇居の中へ。こんなに奥まで入れるとは知らなかった。ずいぶん歩き回って、千鳥が淵で満開の桜を観る。いつもは九段下の駅から武道館の方へ坂を上りながら、左手のお堀の土手の上、水辺へかぶさるように咲いているのを眺めるのだが、一昨日は逆。土手の上から、桜の根元に立って、水辺を見下ろす形ですっぽりと桜の花の下へ入ってしまった。壮観なり。

満開のなか、時折強い風が吹いて、まさに桜吹雪。♪トゥルリラ、トゥルリラ、のケツメイシなのだ。友だちが「さすがにこれだけ桜がさいてると、桜餅の匂いがするね」という。ん、たしかにこれは桜餅の匂い。
♪トゥルリラ、トゥルリラ、トゥルリラ、トゥルリラ〜

--

このあとは、例の源氏物語ごっこのできる個室の居酒屋へ移動してヘッドコンシャスな夜を過ごしたのだけれど、それについては(2)で。トゥビーコンテニュー…

  
 
 
 

 


2005年04月09日(土) トライセラ@ヨコハマブリッツ


トライセラトップス、アット、横浜ブリッツ。

--

ツアー初日(川崎クラブチッタ)とは、良い意味でまるで違っていました。すっごくよかったわよー、イェー。久しぶりにタテノリで汗かいちゃった。
あー、楽しかった! 和田唱、可愛いかった!

やっぱりあれかしら、今回は穿き慣れたジーンズでやった、チャックも壊れなかった、ってことかしらね。(ちがーう!)
 
 
 


2005年04月03日(日) バンジージャンプする


今日もクリニックへ行く。手術翌日の検診。

--

帰り道、早く帰って休めばいいのに、ふらふらと銀座へ出てふらふらと映画館へ入ってしまう。銀座テアトルシネマ、『バンジージャンプする』。

今より少しだけ若いイ・ビョンホンと2月に亡くなったイ・ウンジェが主演した映画。監督はキム・デスン。

ほぼ最後列の席だったけれど、裸眼で字幕、ちゃん読めました。
 
 
 


2005年04月02日(土) 裸顔+裸眼

今朝、十時半頃、都内山手線の某駅ホームで養老猛先生にそっくりの初老の男性を発見。さりげなく後ろを通り過ぎながら窺いみたところ、ムムム、どうやら本物、ご本人らしいぞ。
電車の中ではちょうど私の斜め前方に座っていらしたけれども、上機嫌で同年輩の男性と談笑する、その声、その笑顔は、まぎれもなく養老センセイ、そのひとでありました。

ところで。早起きが大の苦手のチマリスが、どうして土曜日の朝に山手線になんか乗っていたのかといいますと。

実は私、本日、RAINの鼻の手術に先がけまして、視力矯正のため眼の手術を受けることになっておりました。で、そのクリニックへ向かう途中で養老センセイに接近遭遇したという訳なのです。(RAINかんけーないだろが!という大合唱が聞こえる)

--

私には低眼圧性の緑内障があるので、手術を受けるためには詳しい検査とインフォームドコンセントが必要でした。それでこの十日間ほどは、何度も都内の専門眼科へ足を運び、今まで受けたことのない検査や計測を行ってきました。でも、手術を受けようと決めた段階で、私には「手術できる」という根拠のない確信めいたものがありましたし、実際にその通りになりました。
眼の手術自体は両眼で二十分程度で済み、慣れないサングラスをかけて目を細めながら(風が目にしみる)帰ってきました。

明日の朝には、かなりクリアな視界が得られるようになるハズなのですが、今後一週間、通勤時も会社でもサングラスを着用しなければならないのが、エライ恥ずかしいです。
しかーし。それ以上に恥ずかしかったのは、今朝、スッピンで家からクリニックまで電車に乗って行ったこと。

視力が出れば、私はほぼ三十年ぶりに完全な裸眼で自分の顔を見られるようになるのですが、この前、まったくのスッピンで大東京を歩いたのもかなーり昔のことに違いありません。ひゃあ〜

(でも、視力が戻るならニンゲン出来ないことなんて何にもない、スッピンにだってなっちゃうんですねぇ。世間の皆さんゴメンナサーイ)
 
 
 
  


2005年03月30日(水) ザンディーのママ

あ、そうそう、イラン戦といえば。

--

イランにはザンディという、まるでグラムロックのプリンスみたいな派手な顔したMFの選手がいる。日本のマスコミがこぞって“イランのイケメン”(ほかにボキャブラリないのか)と書きたてた彼の、お父さんはイラン人、お母さんはドイツ人、だそうだ。

そのザンディのお母さんがドイツからイランへ帰国したところを日本のTV局が空港で取材。ドイツ代表とイラン代表が戦うことになったら、どちらを応援するのですかと訊いたところ、即座に、「あたし、いまのドイツ代表が嫌いなのよ」。(うわはははははははは)

ちょっと悪戯っぽく、少ーしシニカルな表情で答えたザンディのママ。その気持ちワカルワ〜とチマリス、思わずTVの前で大笑いしてしまった。サッカーには一家言ありそうな、なかなか面白い、素敵なお母さんでした。
 
 
 
 
 


2005年03月29日(火) ヒデ

うどんだのキムチだのの話をしている場合ではなかったかもしれない。
サッカーW杯アジア最終予選、対イラン戦についてひとつも触れていなかった。

--

現日本代表チームに対して私が抱き続けている、言うに言われぬ複雑な思いは、これまでも繰り返しここに書いてきた通り。どうしても単純に「何が何でも勝ってくれ!」という心境になれない。何か、応援に専心できない、燃えにくい心の状態というものがあるのだ。

しかし。今回のイラク戦にはこれまでの代表試合とは違うファクターがあった。それは中田英寿の出場。私、彼がフル出場する試合をもうずいぶん長いこと観ていない。飢えているのだ、ナカタのプレイに。(あ、でもこのあいだのヴィオラ×インテル、ナカタの鋭いボールを止める術なくインテルがオウンゴールした試合はなかなか良かったですけれどね)

--

で、やっぱりすごかったな、ナカタは。身体から一番遠いところ、伸ばしきった足先でかろうじてトラップしているにも関わらず、誰も彼のボールを奪うことができない。まさにアンタッチャブル。

サッカーはスポーツだから、効率的なボールタッチを追求すれば、それは即ち息を呑むような華麗なプレイ、ファンタジスタという言葉に直結する。このスピード感(実際のプレイのスピードと、眼前で理想を実現してみせるスピードの両方)、このシャープさがナカタのサッカーの醍醐味なのだ。

私はこれまで中田選手を「ヒデ」と言ったり書いたりしたことは(多分)なかった、と思う。なんだか気安すぎる気がするし、まるで最古参の訳知り顔のファンを気取ってるみたいで恥ずかしいのだ。だからこのジャーナルでも「中田ヒデ」とか「ナカータ」とか、気安い呼び捨てを周到に避ける形で書いてきたつもり。

(ちなみにこれはRAINに対しても同じで、どうしても彼のことを「ジフニ」と呼んだり書いたりすることが出来ない。はずかしいんだよん)

ところが今度のイラン戦で集中して彼のプレイを見るうちに、その防護壁的なものがガラガラと崩れて、私、心中で「ヒデーッ!」と絶叫してしまった。ヒデの力を頼りたかった、彼に何とかしてほしかった。
そうして、一度「ヒデーッ!」っとなってしまうと、もうなんのわだかまりもなく、へっちゃらで「ヒデ!」になってしまった。

--

現サッカー日本代表がどうこうは別として、とにかく日本代表にはドイツへ行っていただかなくてはならない。
ナカタにとっては最後のW杯になるかもしれないし、仮に彼があと何回かW杯に出られるとしても、彼のような選手が(どこのいつの大会であろうと)W杯のピッチ上に立てないなどということがあってはイケナイと思う。そんなこと、絶対に私はがまんできない。想像するのも嫌なことである。

イランに負けた。でもナカタの、あのプレーをみることが出来た。そうして、試合後のあの触れたら切れそうなナカタの顔を見たのだ。チマリス、もうごちゃごちゃ言わない。とにかくドイツ行かなくちゃだめなんだよ。ということで今後は、日本代表、勝てるように念を(倒れるくらい)送ります。アジャアジャ、ファイティン!
 
 
 


2005年03月28日(月) ロースください!

カルグクス(韓国うどん)の画像をさがしているときにみつけたキムチの画像もアップしちゃおう。
 
 











--

写真の説明:
カルグクス屋さんに上がってうどんを待っている間に出されたキムチを、なぜかチマリス、パクパクパクパク。特別うま〜い!というのでも、おなかペコペコというのでもなかったのですが、ノッチ部長、チエちゃんとおしゃべりしながら、あっという間にたいらげてしまいました。

すると、そこへ音もなくあらわれたカルグクス屋のおかみさん、右手に空いた器を持ち、左手で持参のキムチ(山盛り)を置いて風のように去って行った。「おかわりですよ、おかわり」とノッチ部長。「食べてクダサイ。それも全部食べてクダサイ!」と笑いながらチエちゃん。もしや私の食べっぷり、お店に対する挑戦と映ったのか?

という訳で、写真のキムチは“二膳目”のキムチなのですが。当然のことながらこれを平らげるのは、ちと無理でした。(もともと私、挑戦なんかしてませんし)
 

--

ほかにもソウルで美味しかったもの。


・参鶏湯(サムゲタン): 千葉県某所の安食堂で食べたゲテモノとは大違いの上品な味。そうよ、これよ、これで気が済んだわ(笑)


・スィートポテトのピザ: ピザハットで食べたスィートポテトのピザ。「オイシイです。」とのチエちゃんの言葉に、だまされたと思って食べてみたところが、すっごく美味しかった。食べるとハッピーになる味。これ、日本のピザハットにもあるの?もし無いなら作るべき!


・MIGOのクッキー: パンとケーキとサンドイッチの店、MIGO。ソウルに何店かあるらしいけれど、私が朝御飯を食べに通ったのは江南(カンナム)、リッツ・カールトンの前の坂を下った交差点のところにある店。毎朝、生ハムやチーズ、レタスやトマトをギッシリ詰めた馬鹿でかいバゲットサンドをふたつに切ってもらってチエちゃんと分け合って食べてました。
ここのはパンもケーキも、見た目も味もベリグーなのだけれど、お値段は東京のデパ地下と同じくらいする。それでも真ん中にアーモンドの入ったクッキー(たしかひとつ40円くらい)が好きで好きで、朝食後お勘定払うついでに「2個ください」とか「5個ください」とか言って、毎日買い食いしてました。


・ロース肉: ソウルで焼肉といえば、カルビをさします。日本の焼肉屋みたいに、ロース、カルビ、タン、ハツ、ミノ、みたいなカラフルな選択肢はありません。カルビ焼いて塩、カルビ焼いて塩、間にチゲ鍋、サラダ代わりに生の獅子唐、カルビ焼いて塩、カルビ焼いて塩…と、この繰り返しなのであります。しかし私はニッポン人、焼肉とゆーたらやっぱりロースだ。ロースが食べたい。それで、帰国二日前くらいだったか、カンナムの観光客向け焼肉レストランへ飛び込みまして「二人前は切れない、三人前から」とか何とかごちゃごちゃぬかすオバちゃんを一喝、逆上気味にロースを注文(笑)。さすがに日本式のタレではなく塩でしたが、ううう、旨かった。やっぱり焼肉はロースだよ…!と、しばし夢見心地で肉噛みしめました。
ちなみに日本の焼肉屋の定番メニュー「わかめスープ」。これ私の大好物なのですが、しかしこれは韓国には存在しません。ロースまではなんとかたどり着きましたが、わかめスープにはついに会えず。残念なことです。

--


あと韓国で美味しかったものといえば、チエちゃんのお家に滞在中、朝晩チエちゃんのお母さんが作ってくれた家庭料理。でもこれは説明が難しいので割愛。ミアネー。今度お邪魔するときには作り方を教えてもらうつもりでおりますので、そしたらまた詳しく書きたいと思います
 
 
 





2005年03月27日(日) カルグクス先生

 
午後、日本橋の語学学校。英会話のレベルチェックを受けに行く。
レベルも何も、もともと無いも同然の語学力であるから、気が重いような、はたまた軽いような、変な気分である。

担当してくださったのはボストン出身の男の先生で、この道24年のベテラン。インテリながら柔らかい雰囲気をまとって、初心者を緊張させないようにという心遣いが感じられる。どこに住んでいますか。仕事は何を?会社の場所は?家族は?と質問が進んでいって、趣味は何ですか?と訊かれる。そこでチマリス少しもあわてず「テニスをします。あとフットボールを観ます」。

すると先生「フットボール?それってサッカーのこと?」「イエス。サッカーです」「ふーん、僕はガンバ大阪、好きなんだけどアナタはどこのチームが好きですか?」「フフフ、実はあたくし、ACミランの大ファンなんですのよ」「ウウウー、ミラン!実は僕はマンチェスターユナイテッドの大ファンなんだ。こないだのCLはミランにまんまとやられたよ!」
…なんと、ボストン出身のこの先生、結構なサッカーファンだった。

そこですかさず「私、プレミアも好きですよ。なかでもやはりユナイテッドは気になるチームですね。ライアン・ギグスがいるし」。そしたら先生、「ああ、ライアン・ギグス。素晴らしいね。僕のお気に入りはニステルローイなんだ」。ウワァーオゥオゥオゥオゥー、大盛り上がり大会(笑)


面接&レベルチェックが終ったあと、入れ替わりに入ってきた日本人スタッフの女性がこう言った。「サッカーのお話で大変盛り上がったそうですね。先生、彼女はサッカーのこととなるとちゃんと話せるんだヨと仰ってましたよ」。
サッカーのこととなると、ってことは…(笑)。ま、自己診断レベルと同じ結果だったわけで。この際ですから基礎からみっちりと勉強させていただきます、がんばりまっす。

--


さて、このアメリカ人の先生(しかしサッカー好きのアメリカ人なんてめずらしいわね。私は初めて)が、なぜ“カルグクス先生”なのかといいますと。

面接中に「出張はどこの国へ行きますか」と訊かれたので、「韓国です」と答えたところ、「私は二度韓国へ行ったことがあります、ロッテホテルに泊まってロッテ免税店でいくつか買い物しました。あとは梨泰院(イテウォン)にも行った」。すかさず、自分の着てきた革ジャンを指して「イテウォン!」と叫ぶわたくし(イテウォンはオーダーメイドのレザーウェアで有名な場所)。

さらに先生「韓国ではコリアンバーベキューとキムチとカルグクスが美味しかったです」。カルグクス…、えーとえーと、カルグクスって何だったっけ、「ワッツかるぐくす?」。「韓国のうどんです。あさりが入っていて…、」「あっワカッタ。こーんな(と言いつつ腕で輪を作る)洗面器みたいに大きな鍋に入って出てくるヌードルだ」。

思い出しました。私はこの前の出張で二回カルグクスを食べている。たしかに美味い。麺好きの私の好物です。
で、焼肉とキムチはともかく、スラスラと“カルグクス”なんて言葉が口から出てくる素敵な先生だから“カルグクス先生”、というわけなのです。もちろん私の心の中の命名ですので、ご本人は自分が“カルグクス先生”であるなどとは夢にもご存知ないわけですが。

--


下の写真は韓国で初めて食べたカルグクス。これで二人前です。鍋の底にはアサリがザックザク。薄味ながら良いおダシが出てました。あー、食べたくなってきたわー。

















2005年03月26日(土) オオカミの誘惑


みなさん、韓国映画「オオカミの誘惑」はもうご覧になりましたか。わたくしは今日観て参りました。
よかったですよー、観るべし、観るべし、です。特に妄想脳には最高のご馳走かもわかりません(笑)

最後の20分くらいは、がまんできずに泣きました。右隣の子も、そのまた右隣の子も泣いてました。前の席の子も泣いてたし、あと、帰るとき見たら、後ろの方の席にいた男の子にも泣いたとおぼしき形跡がありましたね。

カン・ドンウォンのことは覚悟してました。ココロを盗まれちゃうかもって。でも、チョ・ハンソンが、これがまたねヨカッタのよ。とにもかくにも、韓国映画の完成度の高さには本当に感激してしまいます。涙ふきふき、OSTも買って参りました。(いま、聴きながら書いています)

--

「オオカミの誘惑」に関してはまた後日書くかもしれません。今日のところは久々、そっくりさんでしめたいと思います。
 
 
 ◎本日の韓流そっくりさん: チョ・ハンソン → 安住紳一郎アナ


(これ、日本人なら誰もがなっとくのソックリさんだと思うのですが。いかが)
 
 
 
 


レオナ |MAILHomePage