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2006年05月20日(土) ■ |
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長谷川日記・酒宴の帰り |
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海老銃以外の人間と飲む機会があった。 僕は普段酒を飲まず、酒の席でもできるだけ口にしないようにしている。 まあ、弱いというのが第一なのだが、他にも人の醜態を見ているのが好きだからというのもある。
それで、その一人の家で二次会をして、僕を含めて六人くらいの人間が飲んでいた。 簡潔に言えば、貴重な時間だった。 みんなが普段どんなことを考え、何に矜持を置いているのかを熱く語っているのを聞いていて、己の哲学のなさを恥じ入るばかりだ。 彼らはこういう風に人と繋がってきていて、けれど僕はその輪に今日、初めて触れることができた。
それで自分が駄目だとは思わない。僕は僕の理想とする生き方をしているわけで。けれどまあ、何か引きずるのですよ、はい。
さあ、今日は新歓迎コンパだ。
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2006年05月13日(土) ■ |
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物部日記・記憶の扉 偶然という鍵 |
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寝ていた。
何故か大人になった夢を見ていて、自営業をしている友人の確定申告の書類を手伝っていた。 「これさあ、違法じゃないの?」 「大丈夫だって、みんなやってるから」 なんだか汚れてしまった気分。
目が覚めて、思い出す。
やっべ、年金の書類出してねえ!
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2006年05月12日(金) ■ |
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シュリンプ・イン・ザ・カレッジ『水守紀林』 |
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水守紀林
海老銃諸先輩方のペンネーム。一番最初に覚えたのがこの人のだった。 なんでかは忘れてしまった。
おそらくは強烈だったからだと思う。
文章にはその人の思いがにじみ出ることがある。お話や筋書きも大事だけれど、そういうのはやっぱり著者の思いを表現するための手段で言いたいことを相手に伝えたい。 多分、海老銃にとっての文芸にはそういうものが含まれているのではないかとこの三年で思う。
水守先輩の作品を読んでいたときに、それが伝わる。 何と言うのか、ひどく私は烈を感じた。日本語になっていないが私が抱いた感想は烈だ。私は思いを他人に表現する力がまだまだないために、ただ一文字で表現するしかないけれど。
言いたいことが上手く言えなくて、感想、批評をする時も結構困っている。 文章でならなんとか書けそうだが、喋れない。 水守先輩が自分の意見を口から言葉として出すことができるのを見て、羨ましいといつも思う。
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