寒いのより、窓の外に雪の積もっていくのを見続けて、明日の朝雪の中を歩くのを楽しみにしていたはずなのに、いつの間にか交通機関の心配をするだけの大人になって、楽しみをまた一つ減らす。
2011年01月09日(日) |
くちにできないことば |
かぜをきっているといろんなことをわすれているのにとまったとたんたちどころにいろんなことにおしつぶされていやなきぶんになっていく。
2010年11月01日(月) |
変わればそれはそれで |
変わらないのはなにも自分だけのせいではないのだから気に病む必要もないと日々を過ごしている内にもはやそんなことを言っている場合ではない事態になってしまいただ黄昏時を眺めるだけの自分がいて変われば変わったでまた面倒な感じもするのだ。
2010年08月25日(水) |
猛暑日の猛は獰猛の猛 |
暑いといっている自分たちの温度が本当はちっとも暑くないという事実を知った瞬間涼しくなったりはちっともなくて体温と同じくらいの気温が続けば暑苦しいと思わないほうがどうかしてる。
朝になれば忘れてしまう、昨日の夜もその前も、ずっと忘れていたことを、ふと思い出しても、それは昨日の夜に浮かんだ記憶。
アスファルトの乾いた匂いを意識が遠退くなかでかんじ、気が付くと午後の斜光に照らされた廃ビルの一室にいる、古びた布製のソファーに長い黒髪の女子高生が一人座ってこちらをじっと見ている、女子高生と認識したのは制服を着ているからで本当にそうなのかを知るすべは今はない上にそれ以前に解決しなければいけない幾つかの事柄もあり、この状況において自分自身の身の安全は果たしてあるのかさえ分かってはいないのだから。 ミネラルウォーターのボトルを手渡され、相当喉は渇いていてそれが安全かどうかなどと考える余裕なんて少しもないまま、一気に飲み干して落ち着くと黙ったまま彼女はじっと空いたボトルを見つめているのにちょっと怖くなり、当然潤った喉以外には変化はとくになく、単に無言でいるのは辛いというだけなのだと、理解するくらいは余裕も出来、彼女は美形だというのを確実に網膜に焼き付けたのも水のおかげだった。
八年前の自分へ、つらいことはたくさんあっても少しはいいこともたのしいこともあるので、ずっと八年間は生きていけます、でも八年経つと思います、生きるために生まれるのではなく死ぬために日々生きていくことを。
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