漫画のタイトルでシガテラって「〜しがてら」って意味だろうって思っていた。 どうも違うらしい。シガテラ中毒って熱帯の魚を食べるとなる中毒症がある。 たぶんそっちだ。たぶんね。
でんしゃのなかでうらわかきおとめがピューと吹くジャガーを読んで笑うのを我慢して眉間に皺をよせている姿はどうかと思う。
見た目恐竜にはおおよそ興味はなさそうに見える彼女。 独りで真剣に説明ブースのモニターに耳を傾けじっと見つめる。 周りには親に連れられた夏休みの小学生。 10数年前きっと彼女もこの博物館に来ていたのだろう。 でも隣にカップルが来ても彼女は独りで恐竜に見入る。
かぐや。人工衛星のしゃれた名前。無人で月へ彼女は行く。 知らない月の姿を探り、秘密の鍵を遠い場所から送ってくれる。 アポロに驚いた日本人がやっと月を近くに感じる時がくる。 結構凄いことなはずなのに、世間は夢を打ち砕くそんな空気でいっぱいだ。
自販機 一年間、一つの自販機で飲料水を100本買い続ける人なんて珍しい。D社の自販機はカードでポイントをためてプレゼントがもらえる。でも一番欲しいキャラクターもののシャツは一年間で300ポイント貯めなければ貰えない。でポイントが貯められる自販機は近所の不便な場所に一台置かれているだけだ・・・。本当にプレゼントする気はないんじゃないか300ポイントのプレゼント。
進むべき道は一つしかないはずなのに、 いつの間にか遠回りをして、知らない内に知らない道を歩いている。 迷う訳ではなくただただ知らない道。 歩きたい訳でもなく、近道でもない。 それでも歩いて行く道。
小さい頃読んだ本。題名も、作者もわからない。 ずっと曖昧な記憶でその本を探し続けてきた。十年前は無理だったのに 案外あっさりとインターネットのおかげで見つかった。 勇んで手元に入りやっと読み返したのになんだか 寂しくって複雑な気持ちになった。 思い出はやっぱり思い出のままの方がいいのかもしれない。
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