じゆうなまいにち

2005年07月21日(木) 公衆電話

携帯があれば公衆電話はいらないかというとそうでもない。

耳の遠いおじいちゃんがグレー電話で

受話器の向こうの友人に地下鉄に乗り間違えた事を

かなりでかい声で必死に伝えようとしていた。

相手にはちゃんと待っていて欲しいらしい。

ただ相手もやっぱり耳が遠いらしくて、

コントのボケ状態的会話が目撃出来たので

公衆電話はあったほうがいいんじゃなかろうか。



2005年06月19日(日) シンクロナイズドスイミング

驚いた。オリンピックで実施されてから各競技で
メダルを全部取ってるのは日本だけ。
ということは一度も三位以内から落ちたことがないので、
メダルの数だけで言えば一番多い。
日本女子シンクロ侮りがたし。



2005年04月23日(土) パンダ

着ぐるみのパンダがパチンコ屋の呼び込みをしていた。

間違いなく運ぶときに頭をつぶしてしまい

左半分が曲がった感じでかわいくないのだった、

さらにだらしない事にハッピを着ているのだけれども

明らかにサイズが小さい物なのだった。

手を振るストロークが小さくていやいやを

している頭の不細工なパンダなのだった。

子供は遠巻きにおかあさんに

しがみつきながらそのパンダを見るだけなのだった。



2005年04月18日(月) 是塞翁が馬

突然漠とした不安におそわれる、
春の空はしっかり全天を空色で抜き
大気もそれに合わせて肌に心地よい程度に温み、
穏やかさは時を止められるかもと思うほどだ。
覚醒した意識は死をますます近いものと感じさせ、
七十年後をそう遠い時代ではないと感じた瞬間、
訪れるであろう時がはっきりと意識に刻まれるのだった。
命は永遠ではないと理解しつつ、
本当に人は受け入れらはしないまま
死を迎えるのだろうと
不安を抱え明日を迎えるのだろう。



2005年04月16日(土) 遺志

すぐ近くにあるにちがいない。

そのときあわててもきっとおそいに

ちがいない。

それでもきっとそのときがこないと

遺志など持てないのが人間だ。



2005年04月15日(金) 思いこみ

いい意味で思いこみに人は左右されている。

勘違いというものだろう。

しないとかするとかであるとかいうのは

思いこんでいるだけで実は言葉だけの事

なんじゃなかろうかと、

現実が示している。



2005年04月12日(火) ゆらぎ

気持ちのゆらぎは表層で深淵なる部分では

硬く少しも変わる事のない気持ちが

埋め込まれている。

生まれてから意識がある間個々が持ち、

分かち合う事無く地上から姿を消す瞬間まで持ち続ける、

終わりの時まで揺らぎ続ける。


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kokopelli [MAIL]

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