駄目な日は存在する。
本人がそう感じる日だ。
客観的にみたならばいつもとさして変わらないはずなのに、
何かがほんのちょっと違う。
そのほんのちょっとが一日を決めてしまう。
合えば当たり前なきがして、
合わないとツイテナイなあと感じている。
ずっとバッチリ合い続けるとたまに合わないその時に
新鮮だったりするんだろうか。
車内アナウンスが女性の声なのが
めずらしい限り、
聞けた日はなんかついているとかあると
素直な聞き心地がもっとふえたらいい。
恋人かなと思っていたらマネージャーとタレントの卵。
可愛い彼女はハリーポッターを読んで
テイクアウトのハンバーガーを待っていて、
彼は何故か寒空の外でじっと待っていた。
初めて二人の関係がはっきりわかった感じがした。
乗換えはレースだ。
各駅から急行へ。
席はわずかだ。
走りたくはないけれ約四十分たたねばならない日々ならば
駆けるホームはトラックレーンでも仕方ない。
ケチャップまみれのハンバーグの匂い、
帰り道のコンビニで。
店内には元になるものはみあたらない。
朝の車内、携帯ごしに泣くおんな。
あいてはだれか。
暖冬だったはずなのに。
どういうわけかものすごい寒さ。
気絶するほど寒いのは予報なんかと
関係ないが、それでも寒いのが
嫌いなのには変わりない。
がんばれ太平洋高気圧。
|