街に盆踊りの曲が流れ、出店の色々の匂いが道沿いに漂っている。
町内会が決めたのが夏休み最初の日。
三つの公園からそれぞれに音楽が聞こえてくる。
一番大きな神社の祭りはそれなりに人もでていて、テキヤの屋台が
四、五軒あり、小さな公園の祭りには子供会や婦人会が作った
おでん屋や、綿菓子、焼き鳥屋。
子供も大人もたくさん浴衣で集まってくる。
ハレの日,今日は大きな音でみんなが踊ってもいい日。
鳴く鳴く蛙。
夢の中で小さな蛙がたくさん出てきた。
蛙は小さな花瓶の雑草にたくさん止まって
鳴いている。
小指の先ほどの蛙たちは水を求めて
鳴いている。
夏の高校野球が始まった。
勝ったチームの校歌斉唱。
帽子を取ったその頭、坊主じゃ無い。
自然なはずなのに変な感じ。
カラーな髪の毛はさすがに無いけど。
女子マネがベンチにいるのも
普通になったし。
なかった時代は気温の変化に人間は強かったに違いない。
三、四十年まえのはなし。
路地を通り過ぎていく風も
今よりちょっとは、涼しかっただろう。
建物、乗りもの、温度上げたり下げたりし過ぎ。
知らないそれも小学生に自分のなまえを呼ばれるのは
変なきぶんだ。
自分じゃないのになんかむずがゆい。
あんな風に呼び捨てにされてたっけ、
呼んでたあいつは今どうしているのだろう。
呼ばれたあの少年はどんな大人になるのだろう。
信号機、あお、きい、あかのランプ。
球が切れているものを見たことが無い。
ましてや交通量の多い信号でいきなり消えたっていう
話も聞いたことが無い。
球を切れる前に替えているに違いないのだが
あれだけの数の信号いつ変えているのだろう。
それとも切れたりしない・・なわけはない。
世界で一番物価の高いくに。
そうでもない。
まとめ買いはしないし
あんなにたくさんの量はいらない
単品で買えばあんまり変わらない。
だまされるな世界は狭くなりつつある。
服だって電化製品だって
ましてや100円しょっぷは現にある。
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