北国コンピュータ学院を卒業してからというもの、日記がすっかり書けなくなったなぁ。毎日の生活に疲れちゃっているのかな。それとも歳をとったから、日記を書き続けるほどのエネルギーがなくなっちゃったのかな。いずれにしろ、本当、ものを書かなくなったなぁ。
北国コンピュータ学院にいたころは、時間も豊富にあったせいか、毎日の日記のほか、エッセーを書くこともあったし、無性に何かを書きたいってことが本当に多かった。きっと今ほど人と話をしていないからかな。今はお仕事で毎日いろいろな人と話をするけど、あのころは週末飲みにいったときくらいしか話をしないし、今ほど誰かと話をするってことはなかったもんなぁ。きっとあのころは誰か何かを伝える手段が書く以外に何もなく、それ故に、日記を書いたり、エッセーを書いたりしていたのかな。楽しいこともたくさんあったけど、つらいこともたくさんあった。だけど、つらいことをつらいって吐き出せなかったもんね。今だったら、お仕事をしていてイヤなことがあったら愚痴ってお終いって感じだけど、愚痴ることが出来ないで心の中でいろいろな思いが積み上がっていっちゃうと、変なことばかり考えちゃうもんね。
あのころ、学校を卒業したらどうなっちゃうかあまり先が見えていなかったけど、ある程度楽観視していたところがあるの。学校を卒業したらすぐにお仕事が決まって、貧乏学生の生活から抜け出せるだろうって。そうしたら、世の中そんなに甘いものじゃなくて、本当に苦労したし、つらかったなぁ。履歴書は何通出しても面接にすらこぎつけなかったし、お金はどんどんなくなっていくしね。やっとの思いでありついたお仕事も、お給料がそんなに高くなくって、毎月ちゃんと家賃が払えるかどうか心配だったし、食費は削りまくっていたから、ダイエットとか気にする必要なかったもんね。
そんなことを考えると、やっぱり今って幸せだなって思える。会社と家を往復するだけの生活だけど、お仕事があって、毎月家賃が払えるだけのお給料をもらって、ご飯も普通に食べれるからね。家に帰れば誰と話すこともないけど、会社では誰かと話をするから、北国コンピュータ学院にいたころのように、気がついたら1週間誰とも話をしなかったぁなんてことはないからね。それにムースに席まで来て、愚痴をこぼして、すっきりしてお仕事に戻る人もいるもんね。
去年の6月に部署が変わったけど、業務内容にあまり変化はなく、かなり宙ぶらりんの状態が続いていたけど、今年からは何か少しずつ変わるみたい。初めてのことばかりだから大変だろうけど、やっぱり今はお仕事があることに感謝かな。コロナ禍で去年はどこへ行くこともなく、1番の遠出が同じ市内にあるお墓参りだったくらい外出を控えたけど、コロナ禍が収まって外出できるようになったら、温泉へ行ったり、美味しいものを食べに行ったりしたいなぁ。
以前のように、いつも何かを感じて、それを文字に出来るような生活を送れる日がまた来るといいなぁ。 |