イタリア旅行6日目。
今日はベネツィアを発ち、ミラノへ向かうの。ミラノへ行く途中、ベローナに寄って、ベローナの街も見学する予定になっているんだ。
いつものように朝は早く、今日も7時半には出発。昨日は比較的早い時間にホテルについたせいか、部屋が決まるや否や、近所のスーパーへ行ってお土産の買出し。このツアーに参加した人のほとんどがスーパーへ行ったみたい。何せ、このツアーはかなりの強行軍なので、毎日朝早く、夜遅い到着が普通となっているの。スーパーへ行ってみたいって人が多い中、スーパーがやっている時間にホテルに着くってことなんてありえない感じ。そんなことで、ムースも他の人同様、スーパーへ行ってきたんだ。これといっていいものはなかったけど、まぁ、許容できる範囲ってものを買ってきたかな。
ベローナの街は思っていたよりも寒く、ローマにいるときに夏のような格好をしていたのが信じられないくらい。今じゃ、すっかり晩秋から冬って格好。ハンドクリームを塗っていないと手が切れそうなくらい気温が落ちて、空気に触れているところの血行が悪くなっているんだ。
ベローナは結構小さな街だけど、そこそこ見るものがあったかな。人が多く歩く通りを散歩するかのように歩いたんだけど、それはムースがスペインにいたころのような懐かしい感じがしたかな。イタリアにいたけど、慣れ親しんだ懐かしい感じだった。
ベローナ観光はあっという間に終わり、お昼前にはバスに戻って、ミラノを目指して出発。
今日、ミラノで見る予定になっているものはドゥオーモやガレリアと呼ばれるアーケード、スカラ座など。食事もミラノに合わせるかのように、ミラノ風カツレツやリゾットといい感じなの。ただ実際にレストランで食べたとき、実際はそんないいものじゃないって感じだったかな。
ミラノについてすぐ、お昼ご飯を食べにレストランへ行ったんだけど、行ったお店がPizzaria。ローマで食べたピザが今1つだっただけに、何でピザ屋さんでピザを食べないんだろうとふとした疑問がわいちゃった。それに従業員すべてが中華系の人なので店の中の雰囲気はまさに中華料理屋さん。その上、お客さんも中国から?って思えるような人ばかりだったの。まるで中華料理を食べにきたかのよう。中国人のツアー客に見えた人たちは、実は日本人だったんだけど、どうしても中華料理屋さんって意識が離れなかったかな。リゾットやミラノ風カツレツが出てきても、中国で食べる中華のように汚いお皿の上に出てくるし、どう考えても中華に見えて仕方がなかったかな。
ご飯を食べたあとはミラノのガイドさんと一緒に見学。この人、ミラノではちょっとした有名人みたい。ネットで「ミラノ 山田」で検索するとすぐに引っかかるっていっていたから。彼のガイドはとても面白く、いい感じだった。ムースの中では今回のイタリア旅行中、フィレンツェの美術館のガイドさんとこのガイドさんがよく、興味を持って見学できたかな。
今日は今回の旅行の最終日でもあるので、写真を撮る人もほとんどいなかったの。そのせいか、淡々と見て回って感じ。ガイドさんも誰1人写真を取らないせいで、どんどん先に進まなければならず、すごいスピードで見た感じがする。ガイドさん自身、早いなぁって感じていたみたい。
ドゥオーモまでさらっと見たんだけど、そのあとは自由行動になったの。いつものように予告なしの自由行動でガイドブックを持たずに歩いている人も多かったみたい。ムースはガイドブックを持っていたものの、大失敗をしたの。それは何かというと、最後の晩餐の見学について。ガイドブックによると最後の晩餐は予約制で予約していない人は見れないって感じの書き方なの。だから予約などしていないムースはムリだって最初からあきらめてしまったんだ。だけどガイドブックをよくよく読むと、教会まで行ってトライする価値があったみたいなことが書いてあるの。なのに気がついたのが遅く、そのあとも何もしなかったので、ミラノのマックでただただ時間をつぶしただけ。せっかくのミラノなのにもったいなかったなぁ。
イタリア観光は今日で終わり、明日いよいよ帰国するだけになりました。いろいろとあったけど、あっという間の1週間だったかな。 |