にむこ祝いは、きっとこれまでで一番祝ったもらった気がする。
今年の内にも縁が切れているであろう人でも、その一つのメールは有り難いと思う。
でもそんなのよりも彼女に祝ってもらった、それだけでいい。
ヒトデナシだってロクデナシだってそう思うんだからどうしようもない。

彼はまだまだやっぱり他人なのだと気付かされる。
だけど、それとは正反対の寂寥と、どうでもよさとが同じフィールドに存在しているから、分裂しそうだ。


クリスマスも、来年の彼女の誕生日も、側で祝うことが出来ますように。
再来年もその先も、どうかずっと、ずっと祝うことが出来ますように。

カナデ ｜MAIL

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