泡のように消えていく
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1回くらい あなたを彼氏だと言いたかった
離れていかないで と心の中でくり返すけど 初めからあなたはあたしの隣になんていなかった だから今 距離を感じているとすれば 離れていってるのは あなたではなくてあたし
好きか嫌いか悩んでるうちに 違うことで頭がいっぱいになって 気付いたらあなたのことを忘れてる
そうやって過ごしていって あなたのことなんて思い出さなくなるのかな
うれしいのか かなしいのか 今はまだ はっきりとはしないけれど
心配だと言うのなら 今すぐここに来てくれればいいでしょう?
海に行こうと言うのなら 今すぐ電車に乗ればいいでしょう?
あなたは得意げに下手な嘘を言うね それでも大好きだったけど
さよならと何度言っても わかれられないあたしたち
さよならを言えないまま もう会うこともないあの人
会わないでいると会いたくなるし 会っていると淋しくなるし あたしの中は矛盾だらけだ
だけどその中にもひとつだけ真実があって それは最早誰にも変えられないのです
あなたが好きで ただそれだけが あたしの中の真実なのです
あの日の 終わりの見えないいらつきと でどころのわからない悲しさは 今はもう とっくに色褪せてしまった
好きだと言わなかったきみの 最後の「じゃぁね」が 悲しすぎて 今もあたしをひとりにする
終わりの見えない淋しさが 今もあたしを ひとりにする
あなたを支えると言ったけど あたしにそんなことができるのかしら
好きっていう気持ちだけで あたしはそんなに大きくなれるのかしら
あなたがいるだけで どうしてあたしはしあわせになれるのかしら
好きだから好きだから 理由はいつだってそれだけなのです
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