2004年03月30日(火)
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◆ 彷徨い父ちゃん ◆ |
夕方、母から電話が入る。
「おじいさんそっち行ってへんやんなぁ?」
うん…来てへんョ。
「自転車で出たっきり帰ってこーへん」
と。。
毎度のことであ〜る。 つぃ先日、いつものようにフラフラと自転車でどこかを走り回ってその途中で可愛い巾着を拾ってきた。 その巾着は…お手製の巾着で名前が刺繍してある。 中身を見てみると…小学校の給食エプロンと帽子。 そのどちらにも色を変えて可愛く名前が刺繍してあった。 この巾着の持ち主(多分女の子)は…お母さんに叱られてるかも…泣いてるかも…と思うとどうしても持ち主を見つけてあげたい気持ち山盛りなワタシ。 とにかく何か道に落ちてると絶対といっていいほど拾って持ち帰ってくる父。 最近は≪忘れんぼサン≫になっちゃったからすんごく性質が悪いのであ〜る。
ドコで拾ってきたか憶えてない。 ドコを走り回ってたのか憶えてない。
なので…この巾着の持ち主を探してちゃんと届けてやりたいんやけど…てゅか、≪こうぜんじ≫辺りを走ってた…という父本人の言葉を信じ、その辺りの小学校五校にすぐさま電話を入れたが該当者は見つからず仕舞いである。 最近になってよく父が≪まきの≫近辺をよく走ってるような言動が父から聞き出せた。 てコトは、こないだの巾着を拾ったのも≪まきの≫あたりかも? 新学期始まったら≪まきの≫近辺の小学校に電話を入れてみよ〜☆
…なんて思てた。
で、本日の父ちゃんの行方である。 とにかく、本人が帰ってこない限りどうしようもない事なので、もぅしばらく待ってみることにした。
夜、10時頃母から電話が入る。
『警察から電話があって…自転車で転んで救急車で運ばれたらしい。これから市民病院いってくる』とのコト。
どこウロウロしてたん?
『まきの』
≪まきの≫…
ほんま、好きやな…≪まきの≫行くのが。 自転車で転んで救急車で運ばれたんは今回で二回目。 4針縫ったとか。
それで済んで良かったヮい。 で無事母と次男と帰宅した父。
もぅ自分が怪我して救急車で運ばれたコト…オボエテマセン。
難儀な父であ〜る。
父ちゃん頼むで、ホンマ。。 五時間も≪まきの≫徘徊すなぁ〜〜っ!
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