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■ onlooker
睦月の風を 全身に受けながら コートの襟を立てて 歩いていく人々の 歩んでゆく速度に 追いつけない
ワタシは 都会の 透明箱の外側から ただ ぼおっと 眺めているだけの 滑稽な 「傍観者」
頬を突き刺す風に 呆然と 立ち尽くす
いつも繰り返されてく日常に疲れた姿の中にも 夢に向かい 夢を紡ぎ 夢へと歩んでゆく人々の どこか輝いたFace
ワタシは“みそっかす”にされた時の子供のように 羨ましげに 眺めてるだけの 可哀想な 「傍観者」
体をすり抜けてゆく風に 心見透かされているよう
ホントは 解ってる 誰もが等しく 夢を持ち ソレに向かって 進み ソレを掴むことが できるってこと そして ソレは 容易じゃなかったりするコトも・・・・・ そうして 私も その“誰もの中の一人だ”ってコトも。
病を 盾にして, 夢を 見ようともせず, 実現への 努力もせず, 叶わない原因(ワケ)は 自分自身のせいだって..........
自身の両手で 目を覆い 見ない振りしてるだけ “みそっかす”の子供だって いつかは “みそっかす”じゃなくなるって言うのは 解ってる
ワタシは“みそっかす”のフリをした 「可哀想な傍観者」なんかじゃなくって
“卑怯者な 「傍観者」” だってことも、ね。。。
2003年01月14日(火)
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