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2006年12月31日(日) 大晦日

早いもので、今年も今日で終わり。

嫌われ松子の一生の映画版をDVDで観た。
映像美と音、中谷美紀の渾身の演技に見入ってこんな時間になってしまった。
ミュージカルが入ってきたり、明るいタッチで暗くならないようにしてるが
・・・救えない。だめだ、泣いて泣いて泣きまくってしまった。

ゴミ屋敷の住人やガキに殺されるホームレス。
こういう人たちも転落するまでは普通の人だったんだろう。
何かの弾みで道を踏み外し・・・ありえない、とは言い切れない。

また、ドラマでは会社の人にすすめられて観始めた
のだめカンタービレに思いのほかはまって、いや玉木宏にはまった。
シュテキシュテキ千秋様〜♪だ。
終わってしまってすごく悲しい。

それはそうと、来年の豊富。
来年は無理をしない年にしたい。

年を重ねるごとに真実を知り臆病になっていった。
人が怖い。

そんなことではダメだ、
本来の自分を取り戻そうと明るく振る舞うほど苦しかった。
社交的な人を見ると落ち込んで、こんなんじゃダメだと落ち込んで・・・

でも、もう分かったんだ。苦手なことは避ければいい。
わざわざ近づいて胸をえぐる輩がいても傷つくのはバカらしい。
哀れんでおけばいいさ。

来年は無理をしない。
まぁ、このところを割と安定した日々を送っている。
ここの更新が激減してるのがその証拠だ。

もちろん小さな傷はある。
傷つきやすくてどうにもならない。
些細なことで傷つく。

例えば、社交的でくるりのコンプレックスの原因となってるKさんは
完璧主義で、他人にも完璧を求める。その彼女と一緒に役員をやっている。

交代で朝の当番があり、寒くなったせいかつい寝坊して
彼女が当番の日、送り出しに遅れてインターホンを押されてしまうことがあった。
ちなみに今年初めてのことだった。

後でごめんメールを送ったら、寒くなってきたから
みんな遅れないようにって回覧まわさない?と返ってきた。
かなり憂鬱になった。

回覧で思い出したが、回覧はKさんから始まりくるりが最終。
毎回、回ってきた?とメールが来る。どこかで止まってたら
別の班にもまわさなきゃいけないのに・・・と彼女は焦りだす。
そして、どこで止まってるか一軒一軒探す羽目になる。
すぐまわすお宅に伺った時は気のせいかもしれないけど
不思議そうな態度をされてかなり憂鬱になった。
好きで探してるんじゃないのに・・・。

会社でもそうだ、新しい人。どんどん近づいてくる人は怖い。
近づいてこなくても新しい人はやっぱり怖い。
古株ばっかなら気を使わなくていいのに。

無理をしない。作り笑いで他人行儀。それでいいじゃないか。
どうせ今までいい人ぶった偽善者だったんだ。自分は。
いい人の振りは廃業だ。


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