極タマ語
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6/9だからロックの日。 会社訪問して家に着いたら布団と合体さぁ。
出発時間と時間配分は正しいが、地下鉄駅から出て地上の方角で迷い立ちつくすこと5分。 走り出したが最後、逆方向。 主婦に訪ねた道順も、実は誤りの始まりで、 道路工事のオイちゃんに笑顔で「違うよぉー」といわれた時には眩暈で暗闇。 きっと初夏の紫外線のせい。
あわてて駆け出し、道路横断してTAXIをゲット。 聞き慣れぬ所在地に運転手が首を傾げたのも悪のフォースのせいでしょう。 息を切らせ会議室に飛び込んだは良いが、受付けには誰も居なかった。 はやる気持ちを押さえ、運動不足で弾けそうな心臓を押さえ、 勇気を振り絞ってのOPEN THE DOOR. 静かに、しかし、ノックも忘れずに。 そこに広がりしは、視線は机に、走るペン先で空間を埋めていく受験者達。
汗だくで火照る身体、しかし体温は急降下。 きっと血が凍る様な思いってのはこんなんだ。
それでもアタイ、やったよ。 「時間無いので出切る所迄で良いですからね」 温かいお言葉に頭痛をこらえ、やったんだ。 計算問題なんて途中見直し無し。そんなもんしなかったよ。 本能のおもむくまま、直感が唸らせるまま空欄を埋めていったんだ。 盗んだバイクで走り出したかったさ。(15の夜〜)
いやぁ・・・・・ロックだねぇ・・・・。
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