青春の思ひで。
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今日の午後にはもう東京に帰る。 役者のひとり「おにいさん」役の後輩くんと一緒に一足お先に。 今日の午後の撮影は本来ならないはず。 だけど、昨日の撮影が響いて結構なハードスケジュールだった。
今日は暑い。 今年の合宿は例年になく涼しく、海で遊ぶのを躊躇ってしまうような気温で、「合宿らしくない」とみんな不満がっていたが、今までがどれだけ快適だったか思い知らされた。 立っているだけで汗が出てくる。 昨日の夜に引き続き、みんなの余裕がなくなってくる。
3時前に遅い昼御飯を食べて、あたしは帰る支度を始めた。 あまりの疲れで、起きたままの恰好、スッピン、眼鏡で撮影をしていた。 あたしの眼鏡姿を見れるのなんて、家族とおにいちゃんくらいなものなのに。 サークル仲間にはもう女として見られてないから、女として手を抜いてしまいがちになる。
最寄り駅からは1時間に1本しか電車が出てなくて、あたしも後輩くんもせめて5時台の電車には乗りたいので、後輩くんの出演シーンだけ急いで撮ってもらう。 時間ぎりぎりに別荘を出発しようとして、車で送ってもらおうとしたとき、なかなか車が動かなくて乗り遅れるかと非常に焦った。
東京まで3時間弱。 今までほとんど喋ったことのなかった後輩くんと喋りながらの電車旅。 と、いうかあたしが一方的に喋り続けてただけかもしれない。お喋りだからなぁ。 疲れてるから、静かに休みたいと思っていたかも、後輩くんは。 後輩くんと話していたことは、 「映画を撮りたいねー」ということ。 やっぱりこういう活動に参加すれば刺激される。創作意欲を。
あたしには、もう時間がないけれど。
東京駅で後輩くんと別れて、あたしは新宿へ。 松山からオープンキャンパスに出てきたましゅうちゃんをうちにお泊めする予定。 ついでに、ましゅうちゃんやあたしと同じ高校のお友達で、東京にいるmakoちゃんも。 新宿でましゅうちゃんとmakoちゃんと合流し、あたしの部屋の最寄り駅へ。 ましゅう姫がお腹が空いた、と申すので、さっそく御飯を食べに行き。 あたしの好きな居酒屋に行ったのだけれど、前よりメニューが減っていてちょっと悲しかった。
家に帰って、いろいろ話をしたり。 積もる話ってほんとうにあるよね、女同士は。
ましゅうちゃんにしろ、makoちゃんにしろ、他のお友達にしてもそうだけど。 何でも言って欲しいな、と思う。 特にネガティブな話は。 言いたくないことは聞かないけど、遠慮はしないで欲しい。 あたしは知らなかったけど、苦しんでいた時期があるということを後から知るのはつらいです。 まぁ、あたしのエゴなんだけど。
ましゅうちゃんにmakoちゃん。 泊めてあげるとか豪語しといて、お布団がなくてごめんよ。 今度はエアベッドを購入して待ってるんで、また来てね。ね。
朝5時半起床。 ねむい。 サークル所有のワゴンに役者3人・スタッフ4人で海まで移動。 ワゴンの定員は5人だけどね。
2日目に行った海と違って遊泳している人は全くいない。 波乗りしてる人たちは多かったけれど。 でも、少し離れたらほんとうに誰もいない海で、すんなり撮影ができた。 砂浜に落書きしたりしてちょっと遊んだ。
9時過ぎに別荘に帰った後、すごく気分が悪くなって、朝御飯のホットケーキを食べずに眠る。 辛い。 2時間ほど休んで、次の撮影。 とにかく調子が悪い。
お昼御飯はそうめん。 久し振りに食べるそうめん。 うさぎ先輩が「最近そうめんのゆで加減に凝っている」というので、うさぎ先輩にそうめんゆでをまかせる。 あたしは万能ねぎを切ったり。錦糸玉子を作ってみたり。 まき先輩がめんつゆに胡麻油とみりんをたらすとおいしいと教えてくれた。 ほんとうにおいしかった。 錦糸玉子は初挑戦であまりきれいとは言い難かったけれど、好評だったので嬉しかった。
ちょっと調子がよくなって午後撮影。 ここでハプニング。 すいかを蹴飛ばすシーンだったのだけど、勢いがつきすぎてすいかがベランダから地面に落ちて割れてしまった。 この後、すいかを真っ二つに切るシーンがあったりして、どうしようかと悩んで。 割れてしまった設定にして話を進めることも考えたけど、やっぱり強引過ぎるだろうというので、すいかを買い直し。
夜撮影。 今までの撮影の中で一番の難関だった。 照明が決まらない。 窓を開けて、晧々と照明を焚いているのだから、虫が寄って来る。寄って来る。 精神的につらい。 30分経っても照明は決まらなくて、みんなに焦りが見え始める。 空気に余裕がなくなってくるのがわかる。 照明を設定するだけで1時間。 気が付けば、11時を過ぎていた。 しほちゃんに、とりあえず休憩しよう、と言ってみる。 このまま続けるのはしんどすぎる、と。 カメラ位置が大幅に変更するため、一旦休憩。 その間にあたしは役者さんたちと御飯の支度。 しほちゃんや他のスタッフはみんなカメラ位置と照明を決めてるのだけれど。 あたしは何にもわからなくて、役に立てそうになくて御飯の支度に逃げた。 いつもうちで作っているオニオンスープを作ろうとした。 材料も少なく、シンプルな調理でとてもおいしいのだけれど、根気が必要な料理。 オニオンスライスがきつね色になるまで、炒めなければならない。 時間をけちって、まだきつね色にはならないところで仕上げにかかってしまったら、いつもよりおいしくなくてちょっとショックだった。 料理しか役に立てないなら、せめておいしいものを作ってあげたかった。
0時過ぎに御飯を食べて、再び撮影開始。 早朝撮影が予定外に加わった所為とすいかのトラブルと照明が決まらなかった所為で、予定より大幅に遅れて、撮影終了は午前2時過ぎ。 今までがうまく行き過ぎたんだ、そう思って気を取り直そうとした。
みんなに余裕がなくてピリピリしてた。会話のない食卓なんて初めてだった。
でも、撮影が終わると空気が和らいだ。 遊びに来てるわけじゃない。 みんな、真剣なんだって証拠。
昨晩、眠くなってお布団にころんしたら、そのまま寝ていて、着替えもせず、顔も洗わず、コンタクトも嵌めたままという非常に見苦しい状態でした。
朝、9時過ぎに起床。 本日の撮影は9時半からの予定。 でも、起きてるひとは役者の「おにいさん」役の後輩くんだけ。 そして、監督のしほちゃんがいない。 ……車はあるのにっ!
慌ててしほちゃんに電話。 「しほちゃん?今何処?」 「ごめん。朝市に行ってた。もうすぐ帰る」
どうやらOB鹿山氏(しほちゃん彼氏)個人所有の軽トラで朝市に行っていた模様。 しほちゃんが帰ってくるまで、庭に穴を掘って生ゴミを埋め立てたりしていた。 別荘使用の決まりごとでゴミは可燃ゴミしか集積場へ出してはいけないことになっている。 生ゴミも自分で処理するべし、と。 そんなわけで毎年先輩たちが庭に穴堀りしてたのを見習って、穴掘り。
しほちゃんが帰ってきて、朝ご飯を食べて、予定より少し遅れて撮影開始。
お昼からは本日初出演となるカブトムシ(♂)の出番。 このカブトムシ(♂)、しほちゃんが合宿前に買ってきたものらしいけど、ずっと元気がない。 エサも食べてるんだか食べてないんだかわかんないし、ピクリとも動かない。 今朝、OB鹿山氏が庭でカブトムシのメスを発見して、同じ籠に入れていた。 「メスとまぐあわせて元気出してもらおうと思って」 ……鹿山氏はほんとうにこう言いました。 ま、まぐあわせるって。。。
それでも元気のないカブトムシ(♂)。 出番なので、歩いてもらわないといけないのだけど、籠から出してもちっとも歩こうとしない。 ちびちびと歩いたかただ動いただけかわからないようなカブトムシ(♂)を撮影してとりあえずOKカットにする。
そして、カブトムシ(♂)を籠に戻して次の撮影の段取りを決めていたら。 誰かが叫んで。 「こいつ、すごい元気になってるよ!」
え!?
見ると、カブトムシ(♂)はカブトムシ(♀)と交尾してました。。。 こ、昆虫の交尾なんて初めて見たなぁ。。。 なんか動きが激しくて生々しい感じがしました。 いや、大爆笑だったんだけど。
「プルプルしてるよ!」 「ピクリともしてなかったのにねー」 「ねぇ、メスなんか嫌がってない?」 「嫌がってるように見えるよねー。必死で逃げたいみたい」
などと撮影そっちのけでみんなして観察に夢中。
交尾が終わったあとにカブトムシ(♂)もカブトムシ(♀)もグッタリしてたのが妙に生々しかったです。 うーん。
あたしたちの中では、カブトムシ(♂)はカブトムシ(♀)をレイプしたと認定。 カブトムシ(♂)に変態とレイプ魔の代名詞である「マサオ」(うちのサークルの前作の主役の名前でレイプ犯の変態)という命名をしました。
下品な話でごめんなさい。
夕食は焼きそば。 夕食シーンに使うことを忘れて、食事の準備をせずに撮影の準備だけ進めていて、途中で気付く。 慌てて、役者3人分の焼きそばを調理。 去年までだったら絶対ありえないことなんだけど、料理を作る段階になると割とあたしが仕切ってるような……。 あ、あたしポスト山田先輩(小姑のように料理にうるさかった男の先輩)になるのかしら。 や、やだなぁ、それわ。
予定通りに夜撮影もおわらせることができ、御飯とOBの方々が残していってくれたお酒で酒盛り。 OBの方々は、今日の午前中に最後まで残ってくれていた鹿山氏が帰ったので、誰もいなく、現役生だけの撮影の日々が始まる。 モニターで今まで撮っていたものをチェックしながらみんなで宴。 昨日の海のシーン。 撮っている最中は気にならなかったけど、海の家の前でおじさんが仁王立ちで煙草を吸っているのが画面の真ん中に入ってきててちょっとどうだろうと思ったり。 しほちゃんもちょっと気になってる様子。 誰もいない静かな海、の設定だけど。 遠目には人影が少し見えたりするし。
そうこうモニターチェックしてるうちに明日の撮影で使う素材のことが話題になった。 明日の撮影シーンで主役の「いもうと」役のコがテレビを見てるシーンがあって、そのテレビに写っている番組をどうしようかという問題。 この別荘にテレビはあるものの(モニターとして使ってるけど)、アンテナがない所為でテレビ番組を受信できない状態で。 しほちゃんはビデオ(ドラえもんのびたの日本誕生)を持ってきてたけど、ビデオデッキも見当たらず。 そうすると、あらかじめカメラで映像を撮っておき、予備のカメラとモニターを繋いで映像を流すしか方法がないということ。
その映像はどうしよう、という話になったところでしほちゃんが。 「瞳冴は、役者デビューしてなかったよね、まだ」 ぎくり。 それを聞いた他の面々も。 「じゃ、これは瞳冴主演でテレビ番組を制作しよう」 こうしてあたしを除く他全員で、どんな内容の映像かを話し合い……。 結局、あたしはひとり舞台をやるはめになったのでした。
しかも、これからすぐ撮影。 もう夜中なのにっ。 このあたり、漁師さんが多くて夜も朝も早いから、夜間は静かにしなきゃダメなのにっ。
助監のマ○が嬉々として、庭に椅子や照明やカメラをセッティングし始め、やたら乗り気なうさぎ先輩があたしに読ませる文章を探し出し、おまけにお洋服まで貸してくれて。 目が痛かったのですでにコンタクトを外して眼鏡になってたあたしもせめて眼鏡では写りたくないと、片目だけコンタクトを入れ。 窮屈なくらい細身のうさぎ先輩のワンピースを無理やり着込んで。 と、思ったらマ○が演出をつけに戻ってきて。
やだよぅ、マ○演出。 アバンギャルドなんだもん。
あたしは。 真っ暗な庭で、白い椅子に脚を組んで腰掛け、青白い照明を浴びて。 「黒ヒゲ危機一髪」の説明書きを真面目な顔をして朗読し、時折カメラ目線でキメルというわけのわからないことをやりました。 しかもそれに音楽科で作曲専攻のうさぎ先輩が即興でピアノ弾いて音楽をつけて。
何度もリテイクし、ようやくOKが取れた。 何度もリテイクしたのは朗読してる最中に自分が吹き出しちゃったから。
マ○が終わったあとに、「よかったよ」と声をかけてくれました。 嬉しいような……複雑。
モニターでチェックしてまたみんなで爆笑。 マ○は、「これはこれでちゃんと編集をかけて作品にして差し上げます」とか言い出す始末。 あ、あんたに編集されたら変態度が増すだろっ。
そんな間にお風呂に入ってたしほちゃんが出てきて。 「みんな、ほんとに申し訳ないんだけど……」 なんとなく何を言い出すかわかったけど。 「海のシーン、明日撮り直していい?」
やっぱり余計な人影がどうしても気になるのと、今日朝市に行く途中でこの前撮影した海よりも人が少ない(ほぼいない)海を見つけたらしい。
みんな、しほちゃんの納得のいくまで撮ればいいと言うものの。
「ごめん。だから明日も5時半に起きて!」と。
そっか。そうだよね。 それくらいに起きないとやばいよね。 もう寝るよ。 マ○リクエストの林檎ちゃんの「本能」をアラームにセットして就寝。 もう3時が近かったような。
朝。 しほちゃんにほんとに5時に起こされた。 睡眠時間は3時間強、かな? 顔を洗って、せめて日焼け止めと薄化粧(あたしの場合ファンデと眉毛)くらいはしたいと、急いで顔に色々塗りこむ。 役者さんたちはパジャマのシーンなので、衣装のパジャマに着替えて出発。
早朝の無人駅で、ホームのシーンと電車内のシーン、そしてそのまま海のシーンを撮影。 早朝といえど、都心に出勤するためのサラリーマンっぽいおじさんがいて、画面にちらちら映るのが鬱陶しかった。 「撮影してるので、申し訳ないんですが、少しの間位置をずれていただけませんか」とお願いしても、撮影がものめずらしいのかちらちらちらちら入ってくる。 ああっ、もうっ。
ホームでのシーンを撮り終えた後、電車に乗り込み車内のシーンを撮影。 ささっと手早く撮らねばならない。あまり遠くには行きたくないから。 窓が汚れていたり、窓にスタッフの影が映っていたりと少々トラブルはあったものの時間的には割とスムーズに撮れた。
別荘最寄り駅の次の駅である海が近い駅で降りるも、みんな財布を持っていなかった。 駅員さんがいる駅だったけれど、何故か素通りできてしまった。 今日も無賃乗車。しかも集団で。 犯罪者でごめんなさい。
海に来るのはどれだけ久し振りだろう。 2年前にここの海に来て以来かな? 少しはしゃぎたい気分にもなるけれど、それはさておき撮影手伝い。 2日目以降のあたしの役割は「記録」さん。 シーンとカットとテイク数とF値(しぼりの値でこれによって明るさが随分変わってくる)を記録してOKカットかNGカットかはたまたキープくんかを記録して、備考などちょこちょこメモしておく役目。 はっきり言って誰にでもできます。 だけど、あたしにはこれしかできないの。 カメラのことも照明のことも撮影手順のこともよくわかってないから、これ以外だと何の役にも立てないの。
海のシーンを撮り終えて、別荘に帰ったら8時過ぎ。 いつもならまだ眠っていたいところです。
先輩が朝市に行かないか?と誘うので、朝市に行ってみたりした。 路上におじちゃんおばちゃんたちがずらずらとお店を出して、自分で育てたり捕ったりした野菜や魚をメインに打っていた。 梨を試食させてもらったけど、おいしかった。 後輩変質者マサオが鰹を買って、刺身のように生で食べたけど、もうここ数年食べたことないくらいおいしかった。 最初、鰹を鮪だと思って食べて、おいしいなと思ったくらいに(味覚障害?)。
朝撮影後はしばらく休憩。
午後撮影は主人公(兄)とその友人マサオのシーン。 マサオはうちのサークルの前作の主演。 マサオ、というのはそのときの役名。 変態的な役柄を体当たりで(ほんとうにな)演じた彼の評価はサークル内で非常に高く今回も友情出演することになった。 マサオ登場シーンだけ、今回は助監督で前作の監督であるマ○(放送禁止用語につき自主規制)氏が張り切って演出。 何度も何度もリテイクをし、マサオも納得のいくまで演らせてくれ、と。 しほちゃんのフィルムが無駄にマサオとマ○の趣味に使われてしまいました。
夜も21時まで撮影をこなしつつ、今夜はキムチ鍋。 あたしが作ったよ。 辛いの食べれないくせに、辛いキムチ鍋を作ってしまいました。 そして酒盛り。
朝が早くて、疲れていたのかお酒を呑んだ後にいつのまにか眠ってしまっていました。
今回の監督しほちゃんに「夕方には到着するよー」と伝えていたのに、到着したらしっかり夜。 ごめん。ごめんなさい。 いつもこんなのばっかりで。
片道3時間。 約2400円かかる僻地。 でも、ごめんなさい。 目的地は無人駅なので初乗り分の130円しか払ってません。 犯罪者でごめんなさい。
駅までOBの方に車で迎えに来てもらって、別荘に着いたらもう撮影開始していて。 夜も撮影するのかと、びっくり。
前日までこの別荘(OB氏が持ち主)にてOB会をやっていたそうで、OBの方がわらわらわらわらと。 OBの方だから、撮影なんか久し振り、でも昔撮った(敢えてこの字で)杵柄。知識は豊富で。 いろいろとアドバイスをしてくださっている。
……仕事がない。居場所がない。
切なくなりながら、これまたOBで料理マニアの山田さんが作ってくれたすばらしいくらいに美味なカレーをこそこそこそこそ食べてました。
撮影1日目。 あたしのした仕事。なし。 切ない。
撮影終了後は呑み会。 OBの方がお金をじゃんじゃん出してくださるので、お酒がじゃんじゃんある。 最近、呑んでばっかりなあたし。 でも、お酒好き。
明日は5時起き。5時半撮影開始だって。 も、もう眠っていいですか?
松山、快晴。 今日も陽射しに危険を覚えたり。
朝、お父さんとお母さんが空港まで送ってくれた。 ふたりは用事があるから、とあたしを空港に早めに送って、早めに帰ってしまわれた。 なんだか切ないですね。
そんなわけで随分早くから空港にいるのだけれど、荷物が重すぎて動きたくない。 おうち用にいよかんドレッシングなるものをお土産として購入して、搭乗口前の椅子に座って、しばらくぼーっとテレビを見る。
タイムリーに甲子園。 今治西 対 倉敷工業 しげしげと見てしまったのは何でだろう。 野球なんてルールわかんないのに。 母校でもないし、郷土愛もないのに。 でも、あたしは倉工よりも今西に勝って欲しいと、思っていた。 愛媛(育った土地)より岡山(生まれた土地)が好きとかいつも言ってるけど。 一等、東京が好き、とかいつも言ってるけれど。 でも、東京の高校が出てる甲子園なんて見向きもしないと思う(地元の高校が出てる甲子園も自発的に見たりはしないのだけれど)。 母校でもなく、知り合いが通ってたわけでなく、何の縁もゆかりもない今西に、勝って欲しいと思ったのは。 郷土愛、なのかな。 あまり認めたくないんだけれど。
でも、もうあたしのおうちは東京にあるの。 東京、雨。 寒い。 大雨の影響でJRが遅れているって。
羽田まで迎えに来てくれるはずのおにいちゃんが、あたしの飛行機の到着時間に間に合わなくて。 品川で待ってる、と言い出した。 品川で改札を出ずにすんだら、電車賃が一駅分しかかからないからですって。 せ こ す ぎ 。 おにいちゃんにこのめちゃんこ重い荷物を持ってもらえると期待してたあたしはもう地獄に突き落とされた気分。 無理。 この荷物自分ひとりじゃ運べないよぅ。
必死の形相で品川まで到着して。 品川で乗り換えのために切符を精算しようとしたその時。
パソコンを落としました。
思わず絶叫してしまいました。
だって、デリケートな(小憎たらしいまでに)ぱそぱそを地上1mから落としてしまったの。 うわあああああああ。
これもそれも迎えに来てくれないおにいちゃんが悪いんだ!
……と逆恨みもいいところな不機嫌度マックスのあたしとおにいちゃんが再会したのはそれから10分後。
感動の再会にはとてもじゃないけどなりませんでした。
夜。 近所の大好きな居酒屋に一緒に行った。 明日から、またしばらく家を空けるから、食材とか買えないので今日は外食。 創作居酒屋って大好き。 徒歩2分の場所にあるそこは1度しか行ったことがなかったけれど、それ以来ずっと行きたいと思っていた場所。 最近、お友達がそこでバイトを始めた。 まかないがおいしいって。うらやましいなぁ。
料理もお酒もすごくおいしくて。 でも、厨房経験者のあたしたちは、何の材料を使ってるとか、味付けがどうだとか、果ては、こうしたら家でも作れるとか余計なことばかり考えてしまったり。 でも、おいしかったよ。すごく。すごく。
もっと頻繁に行きたいな。
さて、明日からはサークルの撮影合宿です。 何のサークルかって、映画研究会です。 映画を撮りに、行くのです。 今まであんまり真面目に参加してなかったのだけれど、今回はお友達が監督をするので。 お手伝いとして雑用をしに行ってきます。 携帯の電波も届かないような千葉のど田舎に。 JR東京近郊路線図にも乗ってないようなど田舎に。 行って参ります。5日間。
2003年08月15日(金) |
快晴だけど涼しかったり。 |
ようやく実習校の担当の先生から連絡が来た。 ご自身のからだのこととかパソ環境とか大変のご様子ですが、それでも何かひとこともっとはやく欲しかったです。 あたしたちは右も左もわかんなくて、先生だけが頼りなんだから。
そして、教科書、参考資料を探さなければ。
でもね、明日東京帰るんだけどね、明後日から千葉に行くの。 サークルの合宿で。 しかも電波の届かないような田舎。 一昨年は狸を見たわ(遠い目)。
と、いうわけでいつになったら教科書ゲットできるのかしら。 そして、学習指導案は1週間で仕上げなければならないのね。 地獄。
東京に送る荷物を作ったら、結構な量になった。 来たときに送った荷物の倍以上。 今回は就活関係の服とか靴とか増えているし、ひとり暮らし(事実上ふたり暮らしか…)をするようになって、ちゃんと料理をするようになった所為でいろんなものを買ってもらったりして。 ゆずぽん(土佐ものよ)とかお酒(これはあたしの趣味だ)とかゆずみそ田楽みそとかとかとか。 最近、ほんとにお料理するの好きなの。 以前ならもらっても使わなくてダメにしちゃってたから、色々買ってくれるのが心苦しかったんだけど。
もう、明日帰るけど。 今回は目的をだいたい果たせて帰れます。 岡山で旧友にも会い、松山でもたくさんのひとと会い。 会えなかったお友達もいるんだけど。 今日会えないか、って言われて断っちゃったりしたけど。 帰る前の日は家族と過ごすって決めてるの。
会ってくれたひとたち、ありがとう。 大学にもバイト先(……元、ね)にもお友達はいるけど、やっぱり会えない分とこれまでの付き合いの分、別格のような気がします。
あと半日もしたら、おにいちゃんに会える。
結構な雨が、朝から降っていた。 どしゃぶりな感じ。犬も猫もさ。
昨日も結局デュルケムには触らず。 前のサイトの頃からリンクを張ってくれているひとのサイトを訪ねてみたら、最近もちゃんと見ていてくれてることがわかって、びっくり。 そして、嬉しかったり。
今度こそ真面目に電脳世界に生きよう(と決意するのもどうだろう)。 現実世界も大変だけどさ。
夕方から、お友達に会う約束。 雨はその直前に上がっていた。
あたしが去年の秋から冬。 ほぼ完全にネット断ちをしていた時期を終わらせてくれたお友達。 彼女の夢の話を聞いて、あたしは自分の将来とか夢とかについて久々に悩み、そしてまたここに戻ってきた。
地元在住のお友達と会うときは、エスコートを完全に任せてしまう。 だって、地味で真面目な女子高生だったから(?)、オトナの遊ぶ場所なんて知らないんだもん(笑)。 離れている3年でずいぶん様変わりもしてるしね。
地元でいろんなひとと呑んで思ったけれど、あたしまたお酒に強くなったかな。 一時、少し弱くなったんだけどね。 それとも、安心して呑んでないのかな。 もう、ここはあたしの土地じゃないし。
相棒の話とか、岡山の彼女の話とか、相方の話とか。 あたしと彼女達の関係を良く把握しているお友達だったので、ついつい色々喋りこんでしまった。
なんだかね。 「高校卒業」っていう事実はそれ以上のものをあたしたちに突きつけたんだね。 なんだか世界が変わってしまった感じ。 世界が変わったのか、自分が変わったのか。それとも、周囲が変わったのか。
来年、東京で一緒に新宿とか原宿とか渋谷とか代官山とか下北沢とか吉祥寺とか(略)をぶらぶらできることを夢見てますよ。 だから、中央線沿線に住んでね(オイ)♪
みんな口を揃えて言うのが「深入りしない方がいい」 いや、確かに。 あたしも頭じゃそれはわかります。 でもね、人間は頭だけでは生きていけませんね。 困った。困った。 ばれるの覚悟でおにいちゃんに、ここ数日疑問に思っていたことを聞いたけど、まだ気付いてない模様。 あたしには、もったいないくらいのひとだけど。 どうしてこれほどまでに鈍感というか何というか。 そして、こんなことをほんの少し不満に思うあたしも謎。 ばらしたいのか。ばらしたくないのか。
大捜査線を見に行きました。 レディースディだしね。
見る前は、物凄く馬鹿にしてたんですけど。
…………面白かったです、はい。
面白かったけれど、自分がまだ腐っているということを自覚してしまいました(謎)。 終わったあとに父に「何ふてくされたような顔してんの?」って言われたんですけど。 しかめっ面してないと始終にやにやしちゃいそうだったんだよ!
いや、純粋に面白かったです。ハイ。ほんとごめんなさい。
おにいちゃんに「面白かったよ」って教えたら、「俺も見に行こうかな」と言っていたので、付いて行こうと思います。レディースディに。 久々に映画デェトね♪
そう言えば最近、おにいちゃんの影響で結構ビデオで映画を見ていたり。
「ロック・ユー」 「ノッキン オン ヘヴンズドア」 「ガタカ」 「バッファロー'66」 「アメリカン・ヒストリー・X」
洋画ばっかりだねぇ。 全部おにいちゃんが借りてきたからおにいちゃんの趣味なんだけどね。 実はあたしは邦画の方が好きなのだ。 「ノッキン〜」と「ガタカ」はおにいちゃんのベスト3に入る映画らしいです。 あたしは「アメリカン〜」の方が好きかな。 「ノッキン〜」も「ガタカ」もよかったけど。 「ガタカ」の最後はちょっと泣いてしまったけど。
「ガタカ」を見た後におにいちゃんが「もうおまえとは映画見ない」と言い出して。 あたしが、見てる最中に。 「ねぇ、今のどういうこと?」って聞きまくるのと。 「今のありえないじゃん」と突っ込みまくるのが嫌らしいです。
ごめんなさい。極力やめます。 もちろん映画館じゃ致しません。
映画館と言えば、今日行った映画館は郊外に新しくできた映画館だったけど、きれいで設備が整ってて感心した。 南大沢のヴァージンシネマくらいはいい感じです。
だけど、何気に単館上映の小さな映画館が好きなのよね。 シネマ下北沢(場所がわっかりづらいけど。下北沢自体はあまり好きになれなかったけど)とか。 渋谷のシネクイントだったっけ。 大きな映画館ってひとがたくさんいて嫌なの。
晩御飯を食べてから、レイトショーで見に行ったけれど、今日はそれまで何もしていません。
ずっと寝てた。
相変わらず実習先の担当の先生とは連絡が取れなくて参る。 大学側の実習担当の先生に相談してみようかと思ったけれど、うちの大学のHPには教官のメールアドレスが載っていないことを知ってしまった。 今時、あり得ないよ。 今、あたしの家にいるおにいちゃんに大学の教官案内の冊子を調べてもらったけど、それにも電話番号(しかも大学の研究室の)しか載ってなかった。 この辺、うちの大学ってダメダメなんだよね。 Webシラバスも去年までは学内でしか見られなかったし。 意味ないんだよね、やってることが。
それで、ちょっとだれてしまって、ずっとお昼寝。
今日は酔ってないから、これから少しデュルケム読みたいと思います。
昨日会ったお友達に言われるがままにMSNメッセを入れてみたけど、なんだかめちゃくちゃ重くなったような気がします。 さっきも、2回もフリーズした。 入れてみたはいいけど、使えないかもしれないなぁ。。。 うちの環境じゃ耐えられないのかしら。
2003年08月12日(火) |
相方に連絡してみた。 |
昨日のデュルケム。 32ページから43ページまで。 偏執狂のことが書かれてあったり。 自殺者=狂人では必ずしもないということ。 今日は、もうおにいちゃんと電話して寝たいから、読みません。
中学高校が一緒のお友達2人と会ったりした。
地元のお友達の中じゃ、一番あたしの近況に詳しいふたりかな。 お互いネットの中の日記で、近況を確認しあうなんてことをしている。
連れて行ってもらってランチを食べたダイニングキッチンがすごく素敵で感激した。 アジアンブームは好きではないのだけれど、その「和」の雰囲気漂うお店はすごく気に入った。 「アジアン」よりは「和」が好きなのよね。 だけれど、西洋骨董趣味なので自分の部屋のインテリアに「和」テイストを取り入れるつもりはない。でも、和食器は大好き。 「和」テイスト溢れるお店でパスタランチを食すというのも乙で良かった。 パンまで美味しいのにびっくりした。 仕事柄(もう退職したけど)、お店の雰囲気と値段でどんなものが出てくるか想像つくようになってしまったのだけれど、いい意味で裏切られた。 うちの店(もうないけど)も昔は素材にこだわってほんとうに美味しいものを作っていたらしいけれど、あたしが働き出した時にはもうすでに結構他人様には言えないような状態だったのよね。 今日行ったお店を見て、あの値段であそこまでのクオリティができるなら、どうしてうちの店でもそれができなかったのかな、と思ってしまった。 店員さんの接客が、こちらが恐縮するほどの丁寧接客で。 また行きたいな、と心の底から思わせてくれるお店でした。 昨日会ったお友達が連れて行ってくれたお店もよかって、今回はたくさんの収穫がありました。
その後はカラオケに行ってだらだら。 コンビニでお酒買ってだらだら。
1年半音信不通にしてしまっていた相方に連絡をしなければ、という話をふたりにして。 人間づきあいは難しいな、と思いました。 と、いうかあたしの血の気が多いだけ。 機嫌悪いと暴言吐きまくってしまうだけ。 相方に連絡しても、冷たくあしらわれるだろうとは露ほども思ってないけれど、不義理が重なりすぎると今更どんな顔して連絡すればいいのかわからなくなる。 そんなのばっかりやん、あたし。
実家に帰ってから、ちょっと勇気を出して連絡してみた。
何も変わらないような声で出てくれたのが嬉しかった。
そういえば揉めてしまったときは電話じゃなく、掲示板とかメールとか全部文字のみのやりとりだった。 あのときは、文字を使わないと冷静になれそうになくて怖かったのよね。
軽く近況を語り合って。
あのときのことを水に流し合って。
お互いに、小さなトラウマだったものを(苦笑)、消すことができた。
年齢も重ねたし、それぞれの交友範囲も変わってきたし。 100%の昔には戻れないけれど。 それはそれで仕方ないし、当たり前だし、悪いことじゃないし。 それでも、これからも友人として繋がっていけることを嬉しく思う。
ありがとう。
波乱万丈ってこういうことを言うんだなぁ、と思った一日。
高校時代のお友達と会って、食べて、呑んで来た。 服装の趣味が変わっていてちょっとびっくりした。
「波乱万丈だったのよ〜」と言うので聞いてみれば。 ほんとうに波乱万丈だった。
ここには書かないけど。
あたしは平凡で、幸せだなぁ、と。
次に会うときは是非幸せな話を聞きたいですよ。
で、帰ってきて酔っ払いでこれを書いているのですけど。 デュルケム読まないとなぁ、と思うけど。 頭がまわりませぬ。
あ。 昨日、惚気話は極力しないとか書いておきながら今日、思いっきりしてたかも。 いや、惚気のつもりはないんだけど。 他人から見たら恋人の話なんて全部惚気よね。 ほんとに気を付けます。
教育実習に行くのに実習先の担当の先生と連絡が取れなくて困っています。 メールを送っても返事が返ってこない。 メールで連絡しあう約束なのに。 できたら、お電話とかはしたくないのだけどなぁ。 でも、明日も何も連絡がなければ、しないといけないかなぁ。
まみこに「やめとけ」と言われた。 前と言ってることが違うじゃん! 前は「気持ちの赴くままにすれば?結婚してるわけじゃないんだし」って言ってたじゃん! 「ほっとけない気持ちが、ほっとかれたくない気持ちになるんじゃない?」と言われた。 まったくそのとおりかもね。 そうなったら笑えませんね。 恋愛感情なんて少しもないというのに。 庇護欲と独占欲だけはあるなんて、最低だ。
やめとく、べきなのよね。 まあ、まだ何も始まってないけれど。
昼から、母上と一緒にお買い物に行って、実習や就活で必要なスーツや靴を買ってもらいました。 もうすでに持ってるんだけどね。 9月になったら毎日着るから、替えをね。 セールってすごいね。 スカート1000円、ジャケット5000円で買っちゃったよ。
今日も『自殺論』は読んでません。 ダメだ。 明日からは必ず読む時間を作らなきゃ。
相棒からメールが来た。 実はずっとメールの返事を返してない。 正直、今のあのコと付き合いたいとは思えない。 あたしは彼女の恋人が嫌いだ。 だって、どう考えても常識がなさすぎる。 彼女から恋人の話を聞くと、「それは間違ってる」としか思えないような言動ばかり。 だけど、恋は盲目。 彼女はあたしの言うことには耳を貸さない。 ひたすら恋人を庇う。 それで、常に惚気る。
あたしも、惚気るけどさ。 そんな話ばっかりはしたくない。 あたしがメールしても、返事は絶対恋人のことを書いてくるし。 ごめん。 それって、あたしにはつらい。
あのコのすべてが恋人を中心に回っていて、今やあたしは「恋人のことだけ」をぶつける相手ですか。
いくら、身近に話せるひとがいないからって。
2回に1回の割合でメールに恋人の写真を添付されてもどうすればいいと言うの、あたしは。 外見だって、あたしの好みじゃないんだもん。 褒めて欲しいの? 無理です。
少しずつ、君が信じられなくなってるよ。 あたしがどんなに悩んでても「浮気かっこわるいよ」の一言で片付けるし。 (したくて浮気(?)してるわけじゃないのよ) 何の話題を送っても、「ところで恋人と…」って必ず恋人の話題にすり返られるし。 常識的に間違っていることを非難しても、恋人を正すつもりはないらしいし。
決定打は「現役の友達」発言だけれど。
ごめん。 もう疲れた。
まだしばらく返事は送れない。
すみません。 愚痴でした。 あたしも、お友達に同じ気持ちを抱かせたことがあるかもしれない。 これから、おにいちゃんの話を(メールとか電話とか会ってるときとかに)するのは極力控えます。 日記にはたらたら書きます。
松山には。 長時間のバスってしんどい。 からだいたい。 ずっと寝てたけどさ。
寝すぎ。
帰ってきて、ネットして日記更新して。
あ。 『自殺論』を読んでない。 300ページ以上あるのに、まだ30ページちょっとしか読めてない。 道は長いな。
最近、何か食べた後に調子が悪くなる。 お腹を壊す、っていうのとは少し違うけど。 別に吐きたいわけじゃないけど、気持ち悪いというか。 変なものを食べてるわけじゃないし。 食べ過ぎてるわけでもないんだけど。 ひょっとしたら3食きっちり食べるリズムにからだがついていけてないのかなぁ。 だいたいうちだと2食だし。 夜御飯も食べる時間も物凄く遅いし。 日付超えちゃうことも結構ザラだし。
健全なリズムに慣らして、健全な生活がしたいです。
お酒呑みたいなぁ。
本日、岡山より松山へ帰郷予定だったけれど、台風の影響で高速バスが運休して帰れません。 正直、岡山にいても特にすることがないので帰りたいのだけれど。 もう従弟(高1と中1。共に男)も相手にしてくれないしね。 乗車予定の1本前のバスは運行したから、帰れるものだと安心していたのに。 直前に電話確認してみたら「運休です」とばっさり。
高校生の従弟も、青春18切符を使って神戸までオープンキャンパスに行く予定だったけど(まだ1年なのにね。学校からの宿題なんだって)、列車が動いてないから断念。 でも、台風のさなか、テニス部の練習はぎりぎりまである予定だったらしいけど。 集合時間の30分前にようやく中止の連絡がきたらしいけど。 すごいね。スポ根だね。 従弟はテニス焼けで真っ黒でした。 それにしても、テニス馬鹿なのに頭のいいコね。 おねえさん、ちょっと悔しいわ。
エミール・デュルケムの『自殺論』を読み始めました。 ゼミの宿題で「社会学の古典を読んでレポート」というのがあって。 社会病理学を研究したいので、『自殺論』をセレクトしてみました。
古典でしかも翻訳ものってやーね。 文章の作り方が難解なんですもの。
『自殺論』松山で見つからなかったので、岡山で昨日探そうと思ったけど、オープンキャンパスで疲れたので、自分で本屋さんに行く気力が沸かず、従弟にパシらせてしまいました。鬼。
「帰れない」というのは松山にもそうだけど、あたしは今日「帰れない」行為をしてしまったのかもしれない。 何が変わるわけでもないのだけれど。 あたしは自分の弱い部分を見せてしまったし。 あたしたちが何処に行こうとしているのか、わからない。 夢、か。 あたしも夢なんだね。 でも、夢だと言われれば、あたしも夢を見ているのかもしれない。 何もできないくせに。
2003年08月07日(木) |
受験生のふりしてオープンキャンパスに潜入。 |
午前中。 弟にひっついて、オープンキャンパスに潜入してきました。 保護者・付添待合室というのがあったんだけど、2時間も3時間もそんなところにおば様方にかこまれているのも嫌なので、さも受験生かのように堂々と説明会場に入っていきました。 20歳ですが。 れっきとした大学3年生ですが。
しかし、経済学部。 あたしにはなんのことやらわかりません(一応、経済学の単位は持ってるんだけどなぁ。Cだけどさ)。
堂々と爆睡。 堂々と読書(『社 会 学 が 面 白 い ほ ど わ か る 本』を。経済学部の説明会にいながら……)。
最低、ですか?
オープンキャンパスから帰ったあとは、疲れちゃったので(おまえ何もしてないだろ、というツッコミはご遠慮いただきたく・略)、ずっと昼寝をしてました。
夕方頃、おにいちゃんにメール送りっぱなしだったことを思い出し、携帯をマナーモードにしていたので、気付かぬうちに返事が来てるかも、と思い、携帯チェック。 ……しようと思ったら、携帯が緑色に光ってる。 着信!?
素晴らしいタイミングで着信に気付き、電話をとる。 相手はサークルの後輩。
ここからサークル内のごたごたを知り、あたし自身もそこに飛び込んでいくことになるのだけれど、それはまた今度。
ネットできなかったあいだにいろいろありすぎて、書いてないことが絡んでくるので。
おにいちゃんを裏切るつもりはないんだけど。
今日は広島の原爆祈念日ですね(この言い方であってるのかしら)。 日本人として見ておくべき場所だとあたしが思うのは、広島と長崎と沖縄です。 どこぞの大馬鹿野郎な大学生が千羽鶴に放火したらしいけれど、大学側がお詫びに送る千羽鶴を募ったら結構な数が届いたということに、まだ日本は大丈夫かな、なんて思ったり。
あたしもこんなことするより鶴折れよ、って感じですね。
そういえば昔折った鶴は何処へ行ったんだろう?
今日から2泊3日で岡山のおじいちゃんおばあちゃんの家に行ってきます。 弟とふたりで。 お父さんとお母さんはまだ仕事中なんで。
弟はオープンキャンパスに行くための岡山行きです。
あたしは、岡山にいるお友達には会えることは期待していなかったけれど、今日なら会えるというので、到着早々に会ってきました。
一番付き合いの長いお友達、かな? 自分の意志で付き合ったお友達の中じゃ。
2年ぶりに話をした。
お互いの2年間を全部喋り合った。
淋しくなった。
変わった、と言ったら彼女は傷つくだろうか。
見た目はお互いに随分と変わってしまった。
彼女が、あたしの回りにはあまりいないタイプの外見になっていたので、ほんの少し淋しかった。
もうあたしには知ることのできない世界で生きていて、あたしの知らないひとと一緒に生きていることに淋しくなった。
ひとは変わっていくもの。
それはわかっている。
変わらなかったお友達なんて誰ひとりいないじゃん。
だけど、どうして彼女だとこんなに淋しいのだろう。
もう忘れてるだろうけど。 一緒に生きていく約束をしたこと。
あたしだって、彼女の知らない土地で、彼女の知らないひとと生きていると言うのに。
高校が別で、大学に入ってからもゆっくり会ったのは一度だけ。 きっと彼女は高校や大学で、あたしの知らないひとたちと繋がり、そしてゆるやかに変わっていっただろうけど、あたしはその変化をいきなり見てしまった所為かな。
もう、昔のような付き合いはできないのかな、って思ってそして淋しくなったのかな。
まあ今回はあまり時間がなかったし。 彼女は忙しかったし。 だから仕方なかったんだって思うことにしよう。
大好きだよ。 いつまでも。 会えてうれしかったよ。 もっとゆっくり話がしたかったよ。 もっとちゃんと遊びに行こうね。 東京なんかには行くことがないだろう、なんて言わずにたまには遊びにきてね。 ねぇ。 すごく離れてしまったかもしれないけれど。 あたしは忘れてないし。 忘れたくないよ。 ずっと。 お友達でいてね。
2003年08月05日(火) |
超萌え萌えめろりんきゅぅ。 |
↑と、言うたびにおにいちゃんに、 「もうわかったから。よくわかんないけど、もういい」と言われてしまいます。
これはあたしの言語で「可愛い」の最上級なんですね。
で、本日久々に超萌え萌えめろりんきゅぅなものを発見致しました。 完璧・直撃・ストレートにやられました。
これ。 にゃんにゃんにゃんこ。
うわーんっ。きたー。久々にきたーっ。
何で今まで知らなかったんだろう。 それにしても、恐るべしサンエックス。 高校時代にあたしはたれぱんだにはまったさ。 その後ポスペのモモちゃんにはまったけど、それ以降キャラクターものは嫌いになっていたのに。 確かに最近、みかん坊やのトイレットペーパーを買ってみたりしてたけど、これはおにいちゃんに対する愛情であって。
にゃんこ。 にゃんこ。 にゃんこ。
か・わ・い・す・ぎ。
思わず使うあてもないのに、中表紙が絵葉書になるメモ帳と、ノートを買ってしまいました。 この絵葉書で東京のおにいちゃんに暑中見舞いを送るのだ。 さすがに実家に送って、お母さんに見られるとかわいそうだから、あたしの住所に送るのだ。 絶対、おにいちゃんも超萌え(以下略)と言ってくれるはずだわ。
ああ。 にゃんこ。 にゃんこ。 にゃんこ。
2003年08月04日(月) |
おにいちゃんのこと。 |
あたしは、恋人のことを電脳世界の中で「おにいちゃん」と呼んでたりするけれど、もちろん恋人は兄ではないし、血の繋がりもまったくない。
年は2つ上だけど、年上には見えないくらいおばかちゃんでかわいい。
バイト先の先輩だったから、付き合い始めた当初は「先輩」という意識はあったけれど、あんまりおばかちゃんなので、段々その意識も揺らいでいき、今では年上だという意識はあまりない。
あたしが彼を「おにいちゃん」と呼ぶようになったのは、実にすごくくだらない理由があるんだけれど。 それはさておき。
実は電脳世界だけでなく、現実にお友達に彼のことを言うときも「おにいちゃん」と言っていたりする。
過日。サークルの先輩に。 「自分の男のことを『おにいちゃん』とか言うのはやめなさい」と言われた。 「うちのダーリンが、とかよりマシじゃありません?」と言い返したところ。 「まだそっちの方がマシだ」と言われてしまった。
曰く、「彼氏」「恋人」「ダーリン」という呼び方なら、その記号通りの関係をスムーズに連想できるが、「おにいちゃん」と言われるとあたしと彼との関係を表す記号として不適切な気がして、気持ちが悪い、とのこと。
……そっかぁ。
パートナーのことを呼ぶ呼称っていろいろのものがあると思うけど。
「彼」「彼氏」「恋人」「ダーリン」「相方」「相棒」「連れ」
どれもしっくりこないんだよね、あたしには。 彼のことを冗談で「おにいちゃん」と呼んでいたら、それが一番しっくりくるようになったの。あたしの中では。
さすがに「おにいちゃん」とか言ったらひいてしまうだろう相手の前では「連れ」って言う。 それはものすごい照れ隠しなんだよね。 「彼」とか「恋人」っていう記号が気恥ずかしくて。 「相方」とか「相棒」っていうのはあたしにとっては全然別の関係を表す記号だし。
たぶん、これからもあたしはおにいちゃんのことを「おにいちゃん」って呼ぶし、それを気持ち悪いと思うひともいるだろうけど、これがあたしの彼に対する愛情表現の現れだと思って目を瞑っていただきたいです。
暑すぎて、ひきこもってました。 夕方まで動きたくなかった。
ずっと、お昼寝したりネットしたりを繰り返してました。
不健康で非生産的です。 あ。でも少しは生産しましたよ。 10ヶ月も放置していた自分のホームページ。 ひとさまにお見せできるようにいじってます。 表面上はたいして何も変化ないけど、ぼちぼちできています。
夕方からおじいちゃんおばあちゃんの家に行って来ました。 実家から10分ほど。
おじいちゃんは元気なんだけど、おばあちゃんの方がなんだか弱ってきてる感じがして少し切なかった。
叔父が「うちの娘(6歳)の結婚式は無理でも、瞳冴ちゃんの結婚式の時までは元気でいないと」とおばあちゃんに言ったそうで。
今のところ、あたしはおにいちゃんと結婚するつもりでいる。 もちろんこの先どうなるかなんてわからないけれど、今のまま付き合っていけて、お互いが経済的に安定したら。 とりあえずふたりが一緒に生活していくうえでの致命的な障害はないと確認できたので。
おにいちゃんとは結婚したいけど、あたしには結婚願望はないし、結婚は自分と相手のためにするものだと思っていたけれど。 ひょっとして、何年か先にはおばあちゃんのこととか考えないといけなくなるのかな。
誰かのために早く結婚しないと、子どもを産まないと、なんてことは考えたくないけれど。 おばあちゃんがそれを望んでいるのなら、そうすることも孝行なのかな、って思った。
2003年08月02日(土) |
こけしになりました。 |
予定通り髪を切りに行きました。 予定通りじゃなかったのは、東京から送った荷物(お洋服とか本とか)が午前中には届くはずだったのに、届かなくて、昨日も着たお洋服を着て外出したことです。
玄関のドアを開けてびっくり。 快晴。 陽射しが怖い!
長い梅雨の所為で、しばらくこんなにさんさんと降り注ぐ紫外線を浴びたことなかったので。 東京ももう梅雨明けしましたね。 これからはしばらくこんなに陽射しが怖い日々が続くのでしょうか。 雨の日が続けばそれはそれで、思いっきり晴れたらそれはそれで、憂鬱ですね。
急いでいたけれど、日傘を差さずにはいられませんでした。
4ヶ月ぶりにはさみを入れる我が髪は、伸び放題。 前髪命なのに、前髪が長すぎて前髪が作れず、サイドに流れていて。 ゆるやかにかけたパーマも伸びて、とれかけ。 量も増えて、もさっとした感じ。
担当の美容師さんに「また伸びたねー」と言われて。
まずストパーかけて、黒く染めて、それからカット。
前髪カットする際に、眉の上のあたりでぱっつんにしてください、とオーダーして、そのようにしてもらったところ。
なんか変。
美容師さんもそう思ったらしく、「少しザクザクにしていい?」と。
少しザクザクな感じにしてもらうと、やっと自分らしくなれた気がした。 前髪が作れない時期は鏡を見るのが嫌なのよね。 自分じゃない自分が写っているから。
「ほんとのぱっつんよりはこっちの方がいいよ」と美容師さんに言われました。
憧れなのに。 ぱっつん。 似合わないのか……。 鬱。
「またお正月に来てね」と言われ、美容室を後にしました。 でも、今度帰るより先に、教育実習終わったら東京で茶色くくるくるにしようと思ってたんだけど。 髪が痛むかな。
おにいちゃんに、メールで写真を送ったら。 「こけし復活」と返されました。
松山に帰ってきました。
おにいちゃんに羽田まで見送りに来てもらったものの搭乗まで時間がなくて、すごく慌しく別れてしまった。 羽田まで往復2000円近くもかけて来てもらっておいて、なんだか申し訳ないです。 「もう来ないよ」と言われてしまったし(涙)。 でもね、あなたが髪のセットに時間かかって家を出る時間が予定より遅れたのがいけないのよ(ぼそっ)。
さて、地元松山。 帰る前の日に地元のお友達と、東京から松山に帰省しているお友達にメールで「松山、暑い?」と聞いてみたところ。
地元在住のお友達は、「涼しいよ」と。 東京から帰省したお友達は、「暑いよ」と。
どっちやねん、と思いながら帰省してみてなんとなく納得。
涼しいけど、暑いわ。
例年よりも随分涼しいのだろうけど、東京に比べるとかなり暑いね。
蝉が鳴いてるなぁ、としみじみ思ったり。 今年、東京では蝉を見てないですね。 あたしの大学は自然豊かなので(つまり田舎さ)、蝉もいるはずなんですけどね。
今回は2週間の帰省予定。 勉強しないとなぁ、と思って本とか持って帰ってきました。 ノートパソコンもね。モデムカードもね。
おにいちゃんがいないから、更新がはかどります。
明日は、帰省したとき恒例の髪切りに行ってきます。 もうここのところ毎回、帰ってきた次の日に行きつけの美容室に行くのが定番と化してます。 やっと、目が隠れる長さまで伸びてしまった鬱陶しい前髪とおさらばできる。
教育実習のために、またもや黒髪ストレートにしようと思います。
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