夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。
極力近づきすぎないほうがいい。 けれど、遠ざけてる印象を与えないように。
ドットの文字には温度がないのでちょうどいい。 せめて、スピードで謝意をあらわそう。
囚人だって、本くらい読めるのだろうに、 それすらできないほど不自由な時があった。
本の死は、自分の死だった。 私は本をゴミ箱に捨てた。
寺山修司の詩集。 殺していたのは私。
*** スケジュール帳にパーセンテージが書き込まれている。 その日を有意義に過ごせる割合らしい。 今日の日付のところには1%と書いてあった。 ***
*** 留年の人ばかりが集まったクラスに異動になった。 友達はほとんど皆そのクラスだった。 一人だけ進級した友達がいた。 ***
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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
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